BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

ホットドック早食い大会

2006-07-06 06:15:00 | のほほん日記
コニーアイランドといえば有名なホットドック屋「Nathan’s」が毎年7月4日の独立記念日に開催する『ホットドック早食いコンテスト』を今年は観戦することができた。
実は去年もかなり騒がれていて、それというのも2001年から連続優勝してるのが日本人だからだ。去年はまだ来て慣れてなかったので、わざわざ見に行こうとは思わなかったが、今年はもうNY生活もあとわずかということもあり、悔いのないようにということで行って見ました。
この大会12分でいかにたくさんのホットドックを食べるかを競い合うものであり、去年は優勝者の小林タケルの49個であったのだが、この春にあるアメリカ人によって53個に塗り替えられた。大会新と連続優勝をかけて、今年も小林タケルがやってくる!ということで、会場はものすごい人で大賑わい。タケルさんの顔写真を使ったプレートなどを持ち込んだ観客もいる。やはり同じ日本人の姿も目立つ。海外で活躍してる日本人というのは同じく海外でがんばってる日本人にとっては励みになり興味をそそられるものである。
駅前のNathan’s前には特設ステージが作られていて、その正面にたくさんの報道カメラマン用のスタンドが。そして脇を取り囲むように観客がいる。私達はステージの左側で見たのだが余りにすごい人のため、なかなか近くには行けない。おまけにこっちの人は背が高いのでうちらにはよく見えない。しかも待ってる間、周りの人と肌が触れたりしてべたべた汗で気持ちが悪いうえに、人が多くて熱いのでサウナのように汗が噴出してくる。
待つこと1時間やっと出場者が揃った、やっぱりタケルさんと記録を更新したアメリカンガイが目だって登場。上下にあがるゴンドラのようなお立ち台に載って登場その瞬間会場は大いに盛り上がった。他にもいかにもなふとっちょなアメリカ人やおじいちゃん、若い女性の出場者までいる!!
緊張が始まる中いよいよレースが始まった。会場は「タケル!」の声や「USA」や対抗馬のアメリカ人の名前を呼ぶ人の声でいっぱい。司会者が実況中継をする中、見守る私達。もちろん私は日本人の小林さんに勝ってほしいけれど、ステージがなかなか見えないのでかなりジレンマ。しかし私の隣にいたアメリカ人のおじさんが親切にも色々教えてくれた。序盤はアメリカ人の彼のほうが2個ほどリードを守っていた。けっこう12分って長いんだなーこれが。ドキドキしつつ日本語が少しわかるそのおじさんは「ダイジョーブネ」といったり「勝てる勝てる」といいつつ、時にタケルコールをあげながら応援してくれるので心強い。後半からタケルさんがスピードアップしてトップに躍り出た。できれば記録更新してほしいが、さすがに後半戦は誰もがきつい。結果として53.75と一応大会新。
私達もおじさんもやったーと喜んだ。しかし53個もホットドック食べてから、優勝インタビューに普通に答えられるのってすごい。腹が苦しくて動けなくとかならないのだろうか。。。と私と友達はそのままホットドックを買いに行きました。久々に食べるNathan’sのホットドックはうまい。フィッシュ&チップスもうまかった。
その後家に直帰して昼寝をし、夜はMacy’sの独立記念日花火を浴衣で見に行きました。ジウンに好評で喜んでくれて、うれしかったです。もちろん花火もすごかった。久々打ちっぱなしの迫力アメリカン花火を見て去年を思い出し懐かしくなった。
http://www.nathansfamous.com/(Nathan’sのHP)

BBQパーティ

2006-07-05 23:34:00 | のほほん日記
スージーの家のBBQパーティにお呼ばれしました
先週学校は終わってしまったのですが、終その前にちょうど誕生日の日にスージーに学校で会った時、私が誕生日だと伝えるととっても喜んでくれて、あまつさえ私を抱きかかえ、持ち上げグルグル回ってくれました。スージー、すごい力持ちと思いつつお父さん以外にそういうことをされたのは初めてだったのでとってもうれしかったです。大好きスージー
そしてその時にスージーが日曜日、つまり7月2日にBBQパーティをアパートでやる予定なので、私の誕生日も祝いたいし、ぜひ遊びに来てと招待してくれました。アメリカでは7月4日の独立記念日はBBQをするのが、伝統的なんです。私にとっては始めてのアメリカBBQ。なんてやさしい!スージーのおかげでどんなに私の学校生活は華やかになったものか。彼女と接するとあまりにフレンドリーで自然体なために、時に彼女が先生だということを忘れてしまいそうになる。私達が同い年というせいもあるのだろうけど。
この日招待されたのは私の他に高級マンションのSちゃんとディズニーに一緒にいったJチン。何か差し入れのつもりで、私は近所のスーパーで巨大なスイカ(アメリカのスイカは楕円形で巨大)にパパイヤにメロンと奮発して買った。しかしあまりに重く運ぶのに苦労したために、おまけにスージーの住むハーレムへは3回も乗換えをしなければならず、スージーの家の近所で買うべきだったと己の馬鹿さ加減にちょっと後悔。
今回はスージーにちょっとしたプレゼントをした。実は私、ふとあるとき急にNYの風景を絵にしてみたくなって衝動的にある高級画材店でスケッチブックと24色の色鉛筆を購入したのだが、とうとうまともに使わず終いになっていた。実は一度だけ秋のセントラルパークの絵を描きに行きましたが、あまりにひどく止めました。3日坊主ならず一日坊主です。ほんと全く余計な無駄使いである。このまんま日本へもって帰っても自分が絵をかくかどうかは怪しいし、荷物にもなる。だからスージーにプレゼントした。彼女は実は絵が大変上手でアート系のスクールを出てるくらいである。そんな彼女だからきっと役に立つに違いないと思った。ついでに日本から持ち込んでついに一度も使わなかった日本の伝統千代紙の折り紙もあげた。喜んでくれた。「あなたの誕生祝いなのにすごいわ!」と言ってました。
私が家に着いたころ、同じく先生のアダムとジャックが準備をしてました。スージーの家の台所で黙々とサラダを作り、アスパラにベーコンを巻いてました。アダムは私がマンハッタンランゲージに転校した時の始めの先生で、とっても個性的で面白い先生です。ハロウィーンの時に変装してきたフランケンシュタインがあまりに似合っててビビリました。たぶん顔の形が四角だからマッチしてるのだよなぁ。そんなアダムは最近クラスを受け持たず、オフィスの仕事をしててほんとは私が最後の登校日に挨拶しようと思ってたのだが、あまりのオフィスが込んでて諦めちゃったために今日会えてものすごくうれしい。
ジャックは3月にニュージーランドから来た新人の先生。私は習ったことがありません。
後から招待客がゾクゾクと着ました。面白いことにオーストラリア人3人にオーストリア人1人です。スージーの親友のノルウェー人のアニータの友人らしいです。
アニータは私もあったことがあるのですが、コロンビア大学で医者のコースを今取りながらスージーと一緒に生活してます。しかしノルウェーではかなり有名なDJらしく、今回来たオーストラリア人の一人ともDJの仕事で出会ってます。一番驚いたのがあの世界の坂本龍一とも交流があるとか。(NY在住)まったくすごいよ。
なためスージーの家ではレコードがたーくさんあるんです。みんなが持ち込んだたくさんのソーセージやらアスパラベーコン巻きやらチキンを屋上で焼きます。屋上からはハドソン川の夕焼けが見れてとってもきれいでした。
大体の肉が焼き終わると居間でパーティが始まりました。2種類のサラダにスパイスを降りかけた香ばしいチキンに、ターキーソーセージにポーランドのビックソーセージ、ベーコン巻き、パンにピスタチオ。ミントとライムとラム酒で作ったスージー特性のカクテルで乾杯。ミントの香りがとっても素敵なのです。うれしいことにみんなで私の誕生日をお祝いしてくれました。英語、ドイツ語(オーストリア人)、韓国語(ジャックは韓国に住んでた)でバースディソングを歌ってもらえて、今年の誕生日はほんとに素敵だ。
素敵な音楽とおしゃべり、おいしい料理。酔ってくるにつれてスージーが桂を持ち出して変装大会が始まり受けました。音楽に合わせて踊りだしたりと、、、これぞアメリカのパーティ(飲み会)ぽくて、ほんとに楽しかったです。

エクササイズ教室

2006-07-04 13:24:00 | のほほん日記
クラスメイトのSちゃんがアッパーイーストの高級マンションに住んでる。
足が悪くて銀行やスーパーに一人で行けないお金持ちのユダヤ人のおばあちゃんのお世話をする代わりに、家賃免除という条件付のルームシェアだ。
この高級マンションにはペイントハウスが入っており、入り口にはドアマン、地下にはジムにプールつきととってもゴージャス。そのジムで週に3日ほどヨガやエクササイズも教室があり、住民はもちろん無料で楽しめる。
と、Sちゃんから一緒にエクササイズ教室に参加しようと誘いがあったので、この高級住宅見たさに思わず早起きにもかかわらず、二つ返事を即行した。なんといってもNYのアッパークラスの家なんて私にはそうそう拝める機会がない。
教えられた住所にいそいそと出かけた。場所は83stのヨークAVE。ドイツ人街である。なるほど教えられた住所にいくと黒い曇りガラスの高いビルがで、でーんとそびえ立つ。ガラス越しにドアマンとセキュリティ担当者が見える。いかにも・・・な雰囲気だ。電話でSちゃんを呼び出し9Fにある彼女のお宅訪問をした。
中に入るとすぐ広いリビングルームが目に入った。何畳あるのだろう?20畳ぐらいはあるだろうが、奥には大きな窓がありその向こうに見えるアッパーイーストの背の高いビル群。なんてすごい景色だろう。これこそNYライフ!
しかも家具がすごい。見るからに高級そう。アンテークっぽいテーブルやキャビネット、たくさんのソファ(まるでお茶会が始まりそう)にピアノ。
ついで彼女の部屋に案内されたが、8畳ぐらいのきれいな部屋で悪くない。高層だからか外は暑いのに窓からはとても心地よい風が入ってきて、とっても気持ちよい。
びっくりしたのがお風呂兼バスルームだよ。総大理石!大きな一枚鏡!なんてゴージャス。まるでホテルみたいだよ。
と感心してる間にエクササイズの時間が。急いで地下のジムに降りた。ジムはこじんまりとした小さなスペースながらも一通りの機械が揃っており、ガラス越しに更に低いとこにあるプールが見える。小さいながらも立派なプールでもちろんちゃんとシャワーもサウナもある。そして一番奥まったところにフローリングの小さな部屋があり大きな鏡がついてる。ここでエクササイズがあるのだ。すでに5人ほどおばあちゃん達が集まっており、Sちゃん曰く彼女達は常連なのだそう。見た目は小柄で頼りなさそうなおばあちゃん達、、、しかしなめてはいかん。いくら年寄りとはいえ、エクササイズ暦は断然私より長く、この後始まるエクササイズのクラスではピンシャンしてて、ぜいぜいばててる私のほうがよっぽど情けない。さて先生が来て、早速始まった。最初は音楽に合わせて足を上げたりステップを踏んだり、ジャンプしたり、腕を上げたり。軽いエアロビクスである。軽いエアロビクスながらも、私にとってはすっごくハード。あっという間に腕が上がらなくなり苦しんだ。次にダンベルを用いて踏み台を使い色々なポーズを用いたりしながらの運動。これもしんどい。最後はヨガマットを用いて柔軟やヨガやピラテスを用いた運動。苦しいが始めの運動に比べるとかなり楽。しかし段々疲労が増してきてお腹が筋肉痛になりそうな気配。
終わる頃にはじわりと汗をかいていた。実はこのエクササイズルームおよびジム、強烈なエアコンがかかってるおかげで汗がかきそうで引けていく。もしエアコンなしの部屋で同じ運動をしたら私は汗かきなのでだらだらだったろう。。。
終わったあと、Sちゃんのお宅でシャワーを浴び、おいしいフルーツ(オレンジとぶどう)を頂いたがこれまたさわやかで素敵。さらに屋上のルーフガーデンに案内してくれた。ルーフガーデンからは広くイーストリバーが見渡せてとっても気持ちいい。TEN-EYCK以来のルーフガーデンに満足。眼下に見下ろすアッパークラスマンションに遠くにオフィス街の摩天楼。。。久々NYの景色を空から味わった。
Sちゃんとは屋上でしばらく、その後再び彼女の部屋でおしゃべりしました。どうやら彼女の面倒を見てるおばあちゃんものすごく気が強いユダヤ人のおばあちゃんで、いくら家賃が無料と言ってもお年寄りの世話は(ましてや他人の外国人)大変みたいです。おしゃべりしながらお昼にシリアルをご馳走になり更にアイスまでごちになりました。ついつい長居しちゃったけど、ありがとうございました。

Tarzan

2006-07-02 00:32:00 | のほほん日記
もうNYで見る今年最後のミュージカルになるかもしれない。
去年の夏に公開が決まってからひそかに狙ってたターザン。
5月から始まったもののトニー賞でも騒がれず、あんまり良くないのかなぁと半信半疑ででも見たくて行きました。
グリーンがカラーマークなターザン。その主役はジャングルのゴリラ達です。
天井から吊り下げられたロープを巧みに操り、自由自在に動く様子はとってもクール!
ジャングルに見立てた緑のビロードの束のセットもゴージャスだし、シンプルでお金がかかってなさそうで、色々仕掛けがあってすごい。蛍が飛び交ってるようなライティングはとてもキレイです。
それより何より主役のターザンがセクシーでかっこいい。引き締まった肉体にキュートな表情、素敵な歌声。。。ああ、惚れ惚れ眺めてました。
ターザン以外だと母親役の女優さんやボスゴリラ役の俳優さんがすばらしかった。
ターザンが好きになる人間のジェーンはなんかアン・ハサウェイっぽい顔の人で、ちょっと私のタイプじゃなかったかな。でも歌はうまいです。
何よりジャングルのゴリラ一同が一番良かった。私はオーケストラのど真ん中で見たので迫力満点でした。
ディズニーだし子供向けのミュージカルっぽいので大人向けのミュージカルを好む人には薦められないかも。
歌はフィル・コリンズだけあってどれも素敵。劇場小ぶりなりに味があってキレイなとこでした。
まだまだ見たいミュージカルがたーくさんあったのだけど、もう金銭的にきついのでこれ以上は無理かもしれません。
モンティパイソンのスパムロット(2006年トニー賞)、マンマ・ミーア、ジャージーボーイス(2007年トニー賞)、そして9月からは「レ・ミゼラブル」が来るのですよーーーーー。ああ・・・・行きたかったよう。有名ミュージカルなんで見たかったよう。
おまけにディズニーの4作目「メアリーポピンズ」も11月から始まります。
これからもブロードウェーは熱いのだな。

卒業

2006-07-01 14:50:00 | のほほん日記
今日でマンハッタンランゲージを終了しました。
この学校にはレナートから転校して以来8ヶ月もの間お世話になった学校であります。
途中私のビザが学生から観光に移った時も、いろいろ面倒を見てくれて校長先生やスタッフの方々には感謝してます。
4月から校舎が新しくなってからというもの、どうも校長先生のお金に対する執着心の悪いうわさが耐えませんが、私は当然だと思いますよ。
ビジネスですから経営者ですから、先生たちに給料を払ってるし学校を民間で経営するってやっぱりすごいことです。だから多少お金に対してうるさくなっても当たり前でしょう。
それよりやっぱり最後の日は切ないです。
もうこの学校でみんなと机を並べて授業を受けることがないかと思うととっても寂しい。
私は学校がすごく好きでした。レナートも含めてつまらない授業でも、やっぱり日本で働いていた時の状況を考えると天国のようなものです。
しかもマンハッタンランゲージの先生は若くて楽しい先生が多かったから、面白かった。クラスメイトにもすごく恵まれて、私はみんなが大好きだ。
休み時間にみんなと先生の噂話や悪口やクラスメイトの話なんかをするのがとっても楽しかった。
しかもここには年齢も国も違うたくさんの人が毎週入校してくるのでいろんな人との出会いが無数にある。
たくさんの人に出会い話をして、色んな価値観や考えに知り合った。それが一番興味深い。
私が帰る前にお別れ会を催すつもりだが、ぜひクラスメイトみんなとまた飲みたいと思う。
もう学生も終わりかと思うとほんとに寂しい
学生万歳!そしてこれから一ヶ月NY最後のバケーションの始まりですわ。