My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

音楽が結ぶ素敵な関係

2006年10月12日 | 観たこと聴いたこと
10月8日、無料のロビコンに行きました。
札幌交響楽団楽団コンマス、大平まゆみさんのバイオリンと大学講師の浅井智子さんのピアノのコラボレーションでした。


演奏曲目
ロマンスop50 ベートーベン
ヴァイオリンソナタ第3番   ブラームス

パガニーにによる大練習曲   リスト
ユーモレスク         ドヴォルザーク
母の教え給いし歌       ドヴォルザーク


ツィガーヌ          ラヴェル
アンコール
タイスの瞑想曲        マスネ     
シューロインディゴ

普通に行われるホールの演奏会ではないので、音響はどうかといいますと、
それがなかなか素敵な雰囲気
壁がざらつきのある化粧タイル、床も光沢のない石畳風。そこに人が入ると適度に音を吸収、適度に反響する感じでした。演奏者の個性やと楽器の個性でいろんな感じに聴こえるのでしょうが、すこし固めの、澄んだ音色になって聴こえました。

素晴らしかったのが、ラヴェルのツイガーヌでした。

今まで、cdでしか聴いたことがなかったツイガーヌ。
私が普段、なんてことのないcdラジカセで聴くからと思うのですが、ツィガーヌは五嶋みどりさんや前橋汀子さんなどの演奏を、何度聞いても、どうも頭が痛くなっていたのです。
しかし今回生の演奏を聴き、こんな素敵な曲だったのかと再認識しました。
すっきりとしていて、いろんなテクニックが自然なかたちで音になって響いてきて。
(有名な五嶋さんと前橋さんには大変申しわけないです。(~_~;)夫の自慢の、もっと良い機器があるにはあるのですが、部屋が狭くて出せないの。ラジカセで聴く私が悪いのよ・・・)

この曲は、演奏会で聴くほうがずっといいですね。
こういう会場では、バッハもいい感じに聴こえそう。

会場を縦長に使用したせいもあるでしょうか、適度な音量でした。
だだ、最初のヴェトーベンのロマンスは、なんとなく印象が薄い感じに聞こえました。ロマンス、はこういう会場では、より淡白に聴こえるのかな・・・。
ブラームスのヴァイオリンソナタ第3番全楽章が終わって休憩。   

休憩の合間に、同じフロアーの反対側にある喫茶コーナーでコーヒーを飲むことが出来ました。(そういう時だけは行動の早い私です・(笑))この喫茶コーナー、ここ数年、普段は閉まっていまして、催しのあるときだけ市の職員がお世話してくれます。ちゃんと本格派。
コーヒーも美味しく(250円ほほ~)、素敵なカウンター席に座れたので、満足。

日の落ちるのが早くなり風もひんやりとしてきた秋の夜。
ロビーに響く音楽。美味しいコーヒー。
ひとときの素敵な空間が、私には宝物です。


つづく




コメント (4)
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