My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

難題

2005年12月22日 | 或る日或るとき
ある忘年会で、中学生の時の部活のオーケストラでの2年先輩に会った。
当時憧れの先輩で、今も変わらず美しい奥様。パートはバイオリンだった。今はもう楽器から離れている。バイオリン続けているのね、と言われたので、先輩もまた始めませんかとお誘いしたが、「無理よ~もう出来ないわよ」と彼女はエレガントに笑った。いえそんなこといわずに、大丈夫ですよと、とっさにに自転車の例を持ち出す私。傍にいた友人に大笑いされた。そこに「自転車」は、やはり無理がある?・・・。

ご自分では「ピアノもやらずに、中一でいきなり弦楽器を弾いたから、耳が育ってなくて、音程も悪いし云々」とおっしゃる。隣にいた友人も、息子が、ギターを始めたが、ピアノをやっていた上の娘と違って音感がどうなのかと。・・・姉に音程悪いと言われた弟にも、ピアノをさせておけば良かっ”た”・・・と後悔していた。
一連の会話に、いやその、そんなことはないのでは?と思ったが・・・。
自転車の例を出してしまった私に説得力はないような雰囲気。2人とも、音楽はピアノからスタートしていないときちんとできないのではないかと思っている。・・・
今私は、その「○○でないと○○できない=無理」という公式に、賛成の気持ちも反対の気持ちも起こらず、「そうとは限らないかも~」と、はやりの婉曲的表現で場をつなぐ。

だだ、音楽の個々の事については語れる言葉を持たないが、「○○でないと○○できない」、だからこのさきもきっと無理なのだと思うのは、もったいないと思う。


コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする