今年は、喪中でもあったため 初詣は辞退してのんびり過ごしましたがあっというまにもう1月3日です。
今日、長女が京都に 長男が東京に 二女が西宮にと一挙に帰りますのでまたいつもの生活に戻ります。
新年のはじめも将棋ネタでいきます。
ヤフー知恵袋でつくつくぼうし戦法についての質問がありましたので、その戦法の平手応用編さわりをご紹介します。
鈴木英春元奨励会の3段発案の戦法ですが、つくつくぼうしという名前は、植物のつくつくぼうしとは全く関係ありません。本来 香落ち上手用の戦法で振り飛車模様から飛車先をついて居飛車と見せかけて再び飛車を展開するように歩をたくさん突く、突く、突く というところから来ているようです。
その居飛車応用編の一部 逆にはめられないように注意を込めてご紹介します。鈴木英春著 陽動振り飛車より
上図は、先手振り飛車VS後手居飛車の右四間模様の序盤戦です。
ここから▲2六歩△3二銀▲2五歩△3三銀▲6五歩(次図)
一転先手からつっかけます。
以下△6五同歩▲2四歩△同歩▲同飛(次図)
うん? いつの間にか技が決まってます。
以下△3二金▲3三角成△同角▲2一飛成△4一角▲2四桂(次図)
とまあこんな感じです。途中△3三同角で△同桂はもちろん▲2三銀ですし 最終局面で、△4二金は、▲3二銀と打ってよく △2二金と当ててくるのは、じっと▲3一竜という感じです。
まあこんな強襲に引っかからないでくださいね。
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