今日は、東日本大震災があってからちょうど5年。
5年前は、はっきりその日を覚えている。あれからもう5年か という感じである。原発被害があるので復興もままならない。
毎年のように大災害は起こっているが、原発に関する被害は、特別だ。 大飯3号機に停止命令が出たが画期的なことだと思っている。
囲碁界では、グーグルのAIがトップ棋士(現レーティングで世界4位)に2連勝したことで、青ざめている。5番勝負なのではっきりとは言えないがコンピュータの弱点をつかみ切れていない現状勝つのは、大変だろうと推測する。
こうなると偶然を要しないテーブルゲームは、コンピュータには、すべて勝てないことになる。
将棋界においてもコンピュータが発見した手がいろいろ現れてくることが予想される。
ヤフオクで、将棋の詰め方という懐かしい本を入手した。もっともこれは、昔持っていてずっと昔にヤフオクで処分したのだが、急に見たくなったためである。
いまの目で見てみるとやはり詰将棋が巻末に50問掲載されているのだが、昔と感じ方が全然違う。
ぱらぱらと見て、感心した詰将棋、苦戦した詰将棋、ちょっといじりたくなった詰将棋を3つほどご紹介
まず感心した詰将棋
この詰将棋入り方がちょっと戸惑うが3手目に好手がありそれが見えるかどうかがポイントあえて解答は、記載しませんが 13手詰みです。
次にちょっと苦戦したのが
これ
すぐにでも詰みそうな顔をしているので癖が悪い(笑) 15手詰みです。
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と書いたら風太郎さんから余詰みありとのコメント
調べてみると初手▲34桂からでも同手数で詰むようです。
そこで風太郎さんの修正案を掲載します。
これで見事 34桂からの余詰みは解消されましたので、本筋の23銀打ちからの15手詰めとなります。
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そして 巻末の最終問題
これは、そんなに難しくないので挑戦あれ、15手詰み
頭にちょっと導入部を追加すると 24桂、同銀、23銀、同歩。。
あっ でもこれは、ひどいな やはり改悪になってしまった。
この本に掲載されている詰将棋は、比較的筋のいいものが多そうなので、そんなに苦労するほどでもない。大山さん本人の作だろうかとさえ思う。
作意手順では詰まないようにと、1五歩を銀にしてみる。
今度は収束での変同が残る。
そこで原図に戻り、4三歩を4二歩なら完全作のようです。
自作は、検討して掲載するのですが怠っていました。
今日は、ちょっと風邪の予兆があるので寝込んでいなすが、あしたにでも検討して訂正記事をいれます。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
大山名人(当時)は多忙で詰将棋を作る暇はなかったと思いますので, ゴーストライターが適当にかき集めて載せたのでしょう.
そういうことですか。やはり
それだと収束が乱れているのでおかしいと思ったら余詰でしたか?
ところで43歩は何のためですか?
修正ですが、42歩は感心しませんね。
36龍を37龍の方が優れていますね。
それから大山名人と中原名人は詰将棋は創っていないと断言出来しても良いと思いますね。
43歩の意味あまり考えていませんでした。
プロの作品をそのまま掲載して、余詰みの筋見えてませんでしたので。
大山さんは、確かに創ったのが少ないと思いますが、中原さんは、晩年たくさんつくって、週刊誌等にも連載があったと思うのですが。
将棋連盟からでてる中原さんの詰将棋、できはよかったと思っているのですが。