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バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

スマホ詰めパラ ブックマーク その37

2016-02-07 11:28:51 | 将棋

最近 スマホに変えたが(それまでは、ほとんど家ではタブレット端末を使っていた)やはり便利で。もっと早く変えてもよかったかと思ったがガラケーがなかなか元気だったせいもある。

当ブログもすっかり怠け癖がついてきて、しばらくはこういうペース。 スマホ詰めパラは、一応毎日解いているが、投稿のほうは、12作採用待ちのままである。

駄作が多いのだが最近は、もっと厳しい言葉が返ってくるので(あまり腹立つのはNG設定したが(笑)、多少ましなのをと考えるとなかなかそうそう投稿するのも考えてしまう。

今日は、夜間作業があるし 今週は高野山での深夜作業もある 暖かくしていかないと風邪をひいてしまいそうだ。

 

最近のスマホ詰めパラの作品からいくつか

まずは、簡単な作品から

シンプルな坊主図式。 こういうのは、すぐに解けてすっきりなのだがどうしてか最近は、評価が伸びない。きびしく採点されると自分もきびしく採点するのかな?

ちょっといじってみました。

24のじゃま駒消去が狙い。

 

次は、感心した作品

こういう図がまだ残っていたんだなあと感心。

数手進んだ図が下図だが

ここで 35金と捨てる手が絶妙でなかなかここまで追った後に捨てるのが気がつきにくい。評価4以上はある作品と思うが。

 

最後にこの作品

数手進んで、次の手が好手

ここまで来たら見えやすいが33銀とほり込む手が好手で見事解決する。全体的にすっきりとした作品。個人的に好きな作品

これは、33にほり込む手から改悪図ができた。

結構詰ましにくい図と思う。詰将棋作品としてはあかんと思うが。


詰め物そぞろある記 二上九段著

2016-01-27 16:27:50 | 将棋

最近 PCの方もWIN10のアップを促すポップアップがよく出てくる。

一度試しでサブマシンの方をWIN7からWIN10にしてみたが、アプリケーション類は、ほぼ動いたが、動作が安定せず、再起動しないと1回でちゃんと立ち上がらない現象が頻発したので、いろいろやったが 結局 WIN7に戻した。

メインマシンは、当分WIN8.1のまま 様子を見ようと思っている。

 

昨日に引き続いて、本棚整理で同時に出てきた二上さんのエッセー&詰将棋集。内藤さんの紹介したなら二上さんのも載せないとね。

昔は、二上達也、内藤國雄、塚田正夫の3人が詰将棋の三羽烏だった。その二上さんの短編作は、内藤さんとはまた感じが違う(当然だが)

3つほど目についたのをご紹介(できればチャレンジしてみてください)。ただエッセーは、内藤さんより苦労して書いているのがなんとなくわかる。内藤さんは何をしても手馴れている。

 

まずこの作品、実戦なら見る聞くなしに23歩成だが、、、果たして

次は、超実戦的 それでも30秒将棋なら詰みを逃しそう

最後は、詰将棋作家らしい作品

 

最後の作品 逆算できました。もちろん元の図の方がずっといいですが(得意の改悪)、なんとなくスマホ詰めパラに出てきそうな悪形である(笑)

収束は、100%同じである。もっとも詰ます気しない形だね。

43桂成、同王、41飛、32王、33桂成、同飛、同角成、同王、44飛成、23王、25飛、32王、34歩、同飛、23王、32飛成、同王、33歩、23王。24竜・・・まで21手

 

スマホ詰めパラの投稿の方は、採用待ちが12 送信中が1とこちらは、いたって前と同じペースだが、まあまあの作は2つくらいだな。最近は、月に2回のればいいほうだなあ。新人作家が増えるのは、喜ばしいことだし。ただ1年以上前の作品もあるが創作初期の頃の作品なので、機会があれば創り直したい作品もでてくる。 

 

 

 

 

 


伸び伸びしみじみ 内藤九段著

2016-01-26 21:37:29 | 将棋

月曜日の大雪は、確かにここ20年くらいで一番ではないかと思う。地元で5cmくらいだが積もったのである。

先週じつは、がらケーからスマホに変えた。壊れたら変えようと思っていたがなかなか壊れないのでじれてしまった。(笑)

スマホ詰パラは、タブレットでおこなっていたので特に関係ないが。 スマホ詰パラ最近の世阿弥さんの作品の解説を見ていて、なるほどと思った。なかなか作品が採用されないというのもあるが(ありがたいことに新人作家が増えてきたので)もう一つの問題も同感である。評価値は、公平でいいが コメントは、あまり上から目線だと新人さんは、くじけてしまうかも。

楽しくやりたいもんですね。

 

本棚整理で 内藤國雄さんの伸び伸びしみじみという本が出てきた。

比較的短手数の詰将棋とエッセイを組み合わせたものである。こういうのは、電車の中での時間つぶしにもってこいといったところだが。 (7手~27手詰み) 1993年の本だから相当昔の本だが、寝る前にちょっと読むにはもってこいだ。同様に二上さんのもある。

 

人の盲点とは、不思議なものでなかなか解消されない。これから2つの短手数の詰将棋を掲載しますが、最初の問題は、内藤さんが自作ながらいつも解くのに数分かかるという。(不思議と私は、すぐに解けた)

2番目は、私が苦労したもの。以前に付箋をはさんでいたのでいざ解こうとしたがこれがなかなか難産。やはり昔と同じ盲点にはまっているようだ。

挑戦してみてください。

簡単に詰みましたでしょうか?

 

スマホは、やはり最初はちょっと戸惑うので、苦労している。最初グローブモードになっていてタッチしなくても近くまでもっていくだけでタッチした状態になり、誤送信したり汗、汗!である。

2番目の図からひとつひらめいたので作図。

これなら 悩まなくても詰むでしょう。 最近自分のブログの過去の記事を見て自作を見てもすぐに詰ますのができないことも多いので困ったものだ。

 

*:最後の上の図 EOGさんから指摘があったので修正します。もっとも作品と呼べるレベルではないのであしからず


紀ノ国杯 と詰将棋

2016-01-19 17:05:33 | 将棋

今日は、温暖な南紀でも寒い。雪が今年初めてパラついた。

2日前の紀ノ国杯という将棋大会に参加してきました。指将棋はさっぱり指していないので、これからちょっとずつローカル大会等経験して

アマ竜王戦やアマ名人戦の予選に調整したいところだ。

とはいえ この紀ノ国杯に全国強豪の木村秀利くんが来ている。まあ地元御坊市やから親孝行の里帰りといったところか。

あと古久保君や浜脇さん、楠本君、佐藤裕さんあたりの顔が見えた。

結果は当然 木村君の優勝

 

とりあえず 木村君と当たるまでなんとかと思ったがそこまで持たなかった(笑)

予選で当たった楠本君(小6)との将棋を振り返ります。

小学生ながら和歌山の県大会でも準優勝が数回ある強豪

先手▲バビル3世 後手△楠本君

後手が強引に攻めてきて、△47角と打ってきたところ ここで最強の▲34歩で勝ちを読み切ったつもりでしたが

▲34歩、△25角成、▲33歩成、△26馬 (次図)

もともと読みで以下 ▲22と、△57銀、▲79王、△66銀成、▲32と、△同王、▲66歩で優勢と読んでいました。局後 楠本君の読みも同じでした。

ところがこの局面で 何を思ったか ▲21飛を利かせた方が得に見えて打っちゃいました。 △31金で一挙敗勢。

気を取り直して▲同飛成、△同銀、▲43と、△32歩、▲44桂、△同馬、▲同角、△76桂、▲79王、△5七桂不成、▲25角 (次図)

一応 ▲25角が詰めろ逃れの詰めろですが 後手の次の一手で投了しました。

△34銀! 

局後 木村君が ▲77銀、△25銀、▲76銀と粘る手は?と言ってくれましたが △6九飛から金を拾われてダメでしょうね。

やはり 指将棋は、たくさん指さないとあきませんねえ。

 

そのあと 決勝トーナメントで負けましたがけっこう覚えていないくらい乱戦になったので省略します。

 

対局後 負けた人たち集めて 詰将棋の解き比べをしました。古久保君や浜脇さん他集まってきて行いました。

スマホ詰めパラに投稿した自作や投稿中の自作を出しました。古久保君は、内藤さんの作品をたくさん覚えてきて出題。(よくそんなの覚えているなと感心。こっちは自作でも怪しい)

そして 意外なことに

この詰将棋 結構みなさん苦労してましたが、 木村秀利君がふらっとやってきて 10秒くらいで最後21銀までですねと言っていたので解いてた連中はあぜん。

さすが 今度 銀河戦に出場が決まっている人は違うわ。

*追加 上図 風太郎さんがアレンジ図を送ってくれたので掲載します。本人いわく改悪図とのこと

23銀~22銀成で金1枚の役目。収束は同様です。19手詰め

 

御坊市のY君が 今度はこれを詰めてみてよ。答えみてもようわからんという

誰の作品というので訊くと EOGさんの作品 という。 えー EOGさんか有名な詰将棋作家ですがなというと そうなんですかという返事

スマホ詰めパラは、自動対応してくれるがこんなの自力で詰ますのとても大変。 みんな悪戦苦闘でした。誰も手をあげない。10分~15分くらい読んだ後 

10手目の合いごまがよくわからないので(次図)

 もうしょうがないのでY君に10手目の合駒何?って訊くと 銀ですとの返事。 えー 桂合いで苦労してるのに銀かいな。

そこで もう並べようかとなって みんなで銀合いも桂合いも詰ませました。 スマホ詰めパラ 自力で詰ますのホント大変だ。

 

スマホ詰めパラ 最近新人さん作家も多い。

初めて採用されると どんなコメントがくるか楽しみですよね。 もっとも最近 評価もコメントも厳しめなのです。新人さんにはちょっときつすぎるくらい。

これも新人さん作家の作品 評価きびしすぎる。最初の作品としてはいいんじゃないでしょうか。歩を取るのがちょっと気がつきにくいか味が悪いかの評価に分かれるのと

最後に飛車を取る最終手余詰みがちょっとキズといたっところか

ここから改悪作を思いつきました。

23香、同桂左、43馬、同桂、22銀、12王、23と、同王、33角成、12王、11銀成、13王、25桂・・・まで13手

まだまだ推敲が必要かもしれません。

 

 

 


スマホ詰めパラ ブックマークその36

2016-01-10 13:31:56 | 将棋

今日は、もう10日 十日戎の日である。

近くの神社に去年の蛭子のお飾りを返しに行く代わりに新しいのを買ってくる。まあ景気悪いから¥3500のにしました。

 

今月は、17日に地元近くの御坊市で新春の将棋大会があるので、もう1年くらい指将棋指してないくらいの間隔だが参加することにしている。

頭の体操といったところだが まあ優勝候補の一角くらいは、倒そうとひそかに思っている。

スマホ詰めパラは、毎日解いているが 好作も多々ありとても紹介できるのはごく一部で私に理解できる範囲。それにこのごろは、ブログ更新をずっと怠けている。こういう時期もいいものだと思っている。とあいえ 新作も少しづつではあるが投稿している。 

 

最近の作品からいくつかご紹介

初登場だったがなかなかの作品。

最初 42桂馬の意味がわからなかったが余詰み消し(2枚角で追わずに竜を取って34飛という筋)のようである。シンプルな形から収束も決まって好作と思う。

今後も期待したい作者です。

 

次の作品は、桂馬の成捨てが印象に残った作品。

導入部分は、ちょっとごちゃごちゃしたが

この作品の真骨頂は、次の手である

なかなか実戦では、見つけにくいところ。桂馬は、土台として考えてしまうから。

早速改悪図ができた。 いきなり23桂不成といって詰む。

 

最後にさざんがさんの作品 この人の作品は、きれいだからよく取り上げさせてもらう。

週刊誌向けの比較的やさしい部門にはいるだろうか。24秒で解けたが50位にも入らない。みんな操作が早いんだろうな(負け惜しみ(笑))

ここからちょっと閃いたのが フェス向けと改悪図がすぐに浮かんだ。(B図)

改悪の方は、導入部分が俗すぎて(笑)

 


2016年スタート

2016-01-01 10:27:46 | 将棋

 

昨年年末は、ブログ更新を大幅に怠りましたがまあこのペースがちょうどいい感じもしてきましたが、書きたいときに書くというペースでいきたいと思います。

2016年が始まりました。今回は、喪中とあってお祝いごとの年頭のあいさつをすることや 年賀状を見に行くこともなくのんびりですが

家族全員が家に揃って大賑わいといったところです。とりわけ主役は、孫ですね。

 

昨年は、詰将棋においては、将棋世界サロンに初入選という望外の出来事もありました。まあこれくらいのレベルだと入選するのかという感じも少しだけわかったような気もします。

サロンには、過去3作投稿していて4作目で入選となりました。

 

今日は、昨年地元ローカル誌に掲載された自作(拙作)をいくつか掲載します(初期の頃の拙作集です)。9手詰めまでで複雑でないものという規定があります。

正月の頭の体操にどうぞ 手筋ものと違うのを選択しました。

(1)

(2)

(3)

どれも簡単だが(2)がちょっと詰めにくいか?

 

そして 今回の新春の懸賞詰将棋(自作)がこれです。地元の人は、応募できますが 記念品は、棋士のサイン入りの扇子かもしれません。

最初 スマホ投稿作をさらに改良して創り上げた25手詰みを掲示したのですが、そんなに長いと応募がほとんど来ないといわれエッセンスを取り出し短手数にして懸賞問題にしました。

このオリジナル(元ネタ)は、いずれスマホ詰めパラに登場すると思います。

 

本年もよい年でありますように

 


スマホ詰めパラ ブックマーク 番外編 その10

2015-12-28 00:06:28 | 将棋

今年も押し詰まってきたが あいかわらず 嫁さんが娘の所に応援に行ったままなので、なかなかすることが多くゆっくり詰将棋創作もはばからない。

明日 大阪に娘夫婦共々車で迎えに行って、久々に大勢の正月が迎えられそうだ。もっとも娘婿が退院したといってもまだ通院中なので、年が明けてももう少しこの生活が続くかもしれない。

 

さて ひとつ誤らなければならないことがある。

昨日 スマホ詰めパラに自作が掲載された。NO.6800である。

数か月前位に 将棋世界サロンに投稿したが没だと思ってこちらに回した作品である。(将棋世界投稿の際は16の竜が飛車だったと思う)まあ全く同じというのも気になったのでチョイ替えしたが飛車の方が個人的にはいいと思っている(まあほぼ同じだが)。

スマホのコメントを見ていたら将棋世界2月号のサロンとほぼ同じというコメントがあった。えっ! ほぼ同じというのは先の飛車か竜かということだと思う。

将棋世界2月号は、まだ手元にないのでもしそうなら 初入選かもしれない。 もうすっかりだめだと思っていたんですが回すのが少しだけ早かったようである。

反省しています。

*:ちなみに翌日の28日に大阪の書店に買いに行ったら2月号は、29日発売だよといわれました。 えっなんで2月号の内容がわかるのだろう。東京は早いのかな?

まあでも入選にまでいたるとなると このブログで最初にご教授いただいた EOGさんと そのあとみっちり鍛えられた三輪さんに感謝したい。三輪さんには、収束を徹底的に言われましたし 打ってからそれをその後捨てるのは非常に味のいいというようなことも。

それで この作品のヒントになったものが 当ブログ 9月23日の記事でひらめいたということから始まる。

その記事でもできた改悪図からスタート

この作品を改良したのです。 スマホに回すとき 玉の位置を11にしようかちょっと迷いましたが(参考図)

まあ やっぱり12の方が角の打ち場所上か下かでちょっと迷ってもらうのにいいかということで12にした。

 

私の作品の次に掲載されたNO.6801のパスファインダーさんの作品が素晴らしかった。

3枚の桂馬を次々打って捨てていって玉を23に寄せるという役目をさせて、その後香打ちに対しての桂馬の中合いとどこまでも緩まない。

桂馬3枚のかわり金1枚でも一応作品にはなる。(参考A図)

もっともグレードは2段階以上落ちてしまうが(笑)

 

そして さざんがさんのNO.6806

この人の作品を見ると初手がすぐに浮かぶ 42竜! このはなれ竜をなんども見せつけられた まさにさざんが流である。

改悪図というよりすぐにひらめいたのがこの図

うん やっぱり改悪図だ(笑)

 

落ち着いたら スマホ詰めパラに投稿しないと採用待ちが10作と少なくなってきた。それともっとグレード上げないと最近の評価厳しいもんね。いまこの10作 結構前の作品群なので自信がないですよ(笑) 

 

地元紀伊民報社に新春用の詰将棋頼まれて曲詰を考えたができても手順がどうもしっくりこないので普通作に変えてもらって25手詰めを提示したら

待ったがかかった。そんな長いのだったら応募が激減するので9手詰め以内といわれ その作品のエッセンスを取り出し創りかえて提出。何人応募がくるか楽しみである。

最も元ネタも少し変えていずれスマホ詰めパラで紹介したいと思う。

 

 


スマホ詰パラ ブックマークのその35

2015-12-17 16:37:25 | 将棋

今月は出張が続き、家に帰れば(嫁さんが長女の支援に行ってるため)家事と仕事というパターンでなかなかブログ更新できません。まあ しばらくは、このペースかもしれません。

今週は、ずっと海南市に泊っていていまもビジネスホテルのなかからですが今日はちょっと早めに終わったので気まぐれで更新してみようかと

昨日 サッカークラブカップの準決勝が長居スタジアムでありました。実は、入院している娘婿このチケットを購入していたのですがいけないのでかわりにネットオークションで売りましたが まあ半額くらいでさばけました。 カテゴリー3の場所だから5段階のまんなかの席だがそれでも¥11000するんだ。 行ったことなかったので意外とするんだなあと感心。まあでも本当は彼に見させてあげたかった。 

最近のスマホ詰パラの作品を3つほど取り上げます。

まずは、常連のmunetokiさんのこの作品

作者にしては、軽すぎる小品といたっところか。 なお玉を32において角を手持ちに23角22王から作意のこの筋で詰めばもっといいのでちょっと考えたがなかなかうまくできない。まあ仕方ないか。

次は、この作品

この作者は、毎回うまい。 これも見事な4桂消去。

ちょっとだけ改悪(これは3桂けし

本当は、41のと金を金とか馬にしていじりたかったが、、改悪作は、15の銀が単に最終竜入いりの場所指定の余詰み消しだけなので、なさけないところ。

最後は、超難解作 

これにはまいった。

作者の解説もきっちりしているが、わからないところもある。

初手限定の▲37飛 ! 

私は、第一感 36飛だったが不正解。 あれ35飛かなと思ったがこれも不正解。うん? 41角かなと思ったがこれも不正解で 37飛車に行きついたが 35金の中合い スマホ詰パラだから正しく対応してくれるが これはなかなか時間をかけないと行きつかない。

そのあと ゆっくり考えてみたが61の香車ってどういう意味?

ちなみに 61の香を取ってみると(参考1図)

 これは、飛車が37の限定でなくても36でも38でも詰む(柿木将棋によると) なぜだろうか考える。 元図の(No.6736)では、36飛は、35銀の中合いで不詰めと著者解説にある。61の香がないと何が違うかちょっと考えてみた。

36飛、35銀、同飛、34銀、24桂(参考1a図)と進むと 

61に香があると41王と逃げられて詰まないが香がないと簡単に詰むので22王と進む以外にないというわけか。

そうすると 61の香は、歩でもいいのかまたは金でもいいのかと考えると そうでもないらしい(参考2図)

この辺が難しすぎてわからない。 ちなみに61の香を歩にして柿木将棋にかけると 2手目 35桂合いを指してきて余詰め表示になる。 

なぜ61香ならいいのかよくわからない。 すごい作者だと思います。


スマホ詰パラ 番外編 その9

2015-12-01 19:20:09 | 将棋

すっかり更新を怠ってました。

まあ嫁さんが娘のところの応援にずっといってるので男所帯の家事は、なかなか大変。そういうこともありまして。年内までには、なんとかめどがつきそうな感じなのでほっとしているところ。

今週は、ずっと紀南地方(和歌山県南部)に出張中で、ビジネスHで更新中。

 

スマホ詰パラ ちょっと前まで 新人さんシリーズが続いたがここのところ 常連さんの作品が続いている。

私もここのところ 短期間に3作も載せていただいてちょっと多すぎなので(もっとも Aさんは、それをはるかに超えるピッチで掲載されているが) 他の人に回してもらったほうがいいかなと逆に心配する。

本日の作品から

まずは、常連さんのみつかづさんの初級用作品

まずは、飛車打ちが入ると思ったが(参考図)

誰も思うようで、コメントには、先着が2人いた。みなさん早い。

 

次は、これも常連さんの nono_yさんの作品

シンプルな形。 

まずは、29香かなと思ったが ブー。 じゃ 46竜 これもブー

正解は、18桂、17王、29桂、16王、46竜、25王 (途中図)

ここから押し返すのだが 37桂、14王、26桂と打った桂を連続跳ねる感触がとてもいい。

よく こういう手順発見したなあと感心。

* この作品 作者から最終手余詰みがあるので訂正図がコメントされましたので合わせて掲載します。すなわち最後の44角と出て詰むところを18同香と歩を取って、同王、19歩、同王、45桂、18王、28竜の筋で(ただし18の合いごまは非限定)。(最終手 余詰みは一応許容されているのですがキズと考えれば54香で解決されるという訳)まあ歩なし図ということで54香だがもちろんそれを意識しなければ54歩でもいいわけになるが。

 

最後に自作 、スマホの解説で足らないところをちょっと付け加えます。

前作(No.6648)で、解いているうちに作者がわかったとEOGさんのつぶやきを聞くと そろそろこのパターンもいったんストップといったところか。(笑)

最初 13とのかわり 持ち駒 銀を増やすか迷ったが 本図のほうが初手23桂のまぎれもあるのでこちらにした。 

2枚の香車(51,42)は、最後まで動かないが配置には結構試行錯誤した。

(作意) 12と、同王、34馬、11王、23桂打、21王、33桂、22王、14桂、32王(途中図)

桂馬を打つだけ打ってから ここから大安売り

31桂成、同王、22桂成、同王、23桂成、31王、32成桂、同王、14馬、22王、(途中図2)

あと一息だが 

23馬右、31王、41馬、22王、23馬行、11王、21桂成、同王、42馬引、11王、22馬行(寄)・・・・まで31手詰

実は、途中図2で私自身 うっかり23馬左と間違え タイムランキング1位を逃した。自作で取れないとは、とほほ、、、それにしてもみなさん早い(三輪さんにも負けた、、)

うん?

今日は、5問新題解いたのに また新しい5問が出題されている。 1日10問 こういうの初めてだ。前に サーバーメンテなのか1日お休みがあったのでそのお返しか?

----追加

私の作品 三輪さんが4桂をすべて手持ちから始めるアレンジ図を送ってくれましたので

掲載します。シンプルにこういうのできるんですね。考えもしなかった。

15桂、12王、34角成 以下同じ手順の31手詰み

 

 

 

 

 


有吉詰将棋200題 金園社

2015-11-21 09:54:54 | 将棋

今日から ちまたは3連休だ。こっちも今は暇だから3連休しようと思う。

長男は、昨日から浜松の出張で不在だし、嫁さんは大阪にいったままだ。次男は風邪をひいて寝込んだ。のんびりする一手か。

 

昨日のニュースで 吉田正和5段(29歳)とかるた女王渡辺令恵(51歳)さんとの結婚報道は、ちょっとびっくりですね。そしてまた今後 渡辺性を名乗るのも。

森内さんの祝賀パーティーで知り合ったとの事でしたが、思い切った決断ですね。ちょうど親子くらいの年齢差があるが、、

私が親ならやっぱり反対するでしょうね(笑)。まあでも今の状態がいいと言い張るなら話し合いは平行線に終わるだろうが渡辺さんもよく承諾したと思うなあ。

 

吉田さんは、アマチュアの強豪から出発してフリークラスを経て棋士に昇格した苦労人だが、著書の角換わりの本と横歩取りの書籍は、いずれも結構いい内容だ。

横歩取りの本は、先手番のバイブルとして参考にしています。渡辺性になって渡辺明永世竜王のように強くなってほしいものです。

 

金園社の200題シリーズ 8冊目の有吉詰将棋200題を詰ませているところですが、いやー癖がある ようやく個性がわかってきた。

まず2問ほど掲載します。すんなり詰ませられますが? 

この2題だけじゃなく 初手駒取りから入るのがいくつかある。 上の図からいうと14桂とか13銀とかをまずは読むと思うが全部無駄。

下の図でいくと61飛と打って合いごまを考えるがこれも無駄。 両方とも駒取りから入ればすんなり詰む。

 

次は、いい筋だけど変同の問題。

この収束部分のエッセンスを取り出すと

ここで 12飛成が狙い手だが同香も同王も同手数だ。解説にはそこら辺は一切触れられていないので、まあ気にしない時代だったのでしょう。

変同を嫌がるならこんな感じか(エッセンス部分だけ)(参考図)

好作も紹介しないと有吉九段に悪いのでご紹介

これは、なかかなよかった。 意外と難問かも

 

---追加-------------------------------------

上から三つ目の図再掲します。

三輪さんが上から3つめの作に関して収束の作意を活かした図を送ってくれたので掲載します。変同じをなくして12同香の方を作意とした図です。

なお 3つめの作 宗岡氏から余詰みがあるとの指摘をうけましたので検討するとやはり余詰めがありました。(実際は、1つめの図であったのですが勘違いして)

31銀不成、22香、21銀以下 長手数の詰み

初手31銀成では、22馬と引かれて詰まないが31銀不成と平凡にいくと長手数の詰があるようだ。

これをなおするのは、34歩を追加するくらいで(下図)なおるが変同はなおらない。