咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

NHKBS時代劇「一路」・・・不可思議なシーンも

2015-08-05 22:24:00 | レビュー
 
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 去る31日(金)、待ちに待っていたNHKBS金曜時代劇「一路」。
 第1回が重々しくスタート。
 本格的時代劇「雲霧仁左衛門」のごとく、松竹京都撮影所とタイアップして制作している。
 主演は時代劇初出演との永山絢斗、俳優瑛太の実弟とのこと。
 時代劇の所作、立ち居振る舞い、殺陣などあらゆることをかなり訓練したとのこと。
 
 主人公小野寺一路を演じるわけだから、一生懸命であったらしい。
 その懸命さが画面から伝わってくる。
 さらに、参勤交代の行列を差配する道中御供頭(おともがしら)を200年以上にわたって受け継いできた小野寺家。

 父の急死で江戸から帰ってきた一路、右も左も分からない道中御供頭(おともがしら)の重大任務を任される。
 江戸暮らしの一路、父から御供頭の任務について一切聞かされていない。
 心得を記した物を探す一路、蔵役の佐久間勘十郎(藤本隆宏)に伺うも怒鳴られる始末。
 父の実弟・小野寺惣十郎(梶原善)も、教示してくれない。

 途方に暮れ、小野寺家の墓地で切腹を覚悟。
 その時、浄願寺の住職・空澄(上條恒彦)が一路を助ける。
 実は小野寺家に代々伝わる「行軍録」を一路に手渡した。
 参勤交代道中御供頭の心得や、参勤交代の内容などを記した重大な記録書である。
 その行軍録のなかに・・・「一所懸命」という言葉があったらしい。

 初めての命がけの任務を全うする一路の「一所懸命」が描かれる。
 それは、まさに一路を演ずる永山絢斗の「一生懸命」でもある。

 ドラマの舞台は、「西美濃田名部郡の7500石、旗本・蒔坂家」である。
 「参勤交代を特別に行う旗本・蒔坂家」が、美濃から中山道を通って江戸に向かう話。
 江戸までの長い道のり、思いもよらぬ陰謀が張り巡らされているが、この時一路にはまだ分からない。
 だから、視聴者も「一生懸命」に見入らねばならない。

 ところで、第1話のなかで不可思議なシーンを垣間見た。
 ボロ宿で途方に暮れる一路(永山絢斗)。
 孤独な一路の内面を描くため、1匹の蛍が映し出される。
 なるほど、初夏だね。

 すると、町はずれの橋上で切腹を覚悟しなければと思い川面を眺めるシーン。
 その切腹を象徴するように川の中に1輪の椿が・・・ポトリと落ちて流れる。
 深紅の椿が、際立っている。
 いいシーンである。

 おっと、季節は初夏であったはず。
 どうして、その季節に椿が登場するのか・・・。
 この2つのシーン、とても不可思議であった。
 ちなみに、椿は切腹をイメージすることから、武士は庭木に植えることを忌み嫌う花である。

 先日、妙なシーンの話など早速ドラマの掲示板に投稿するも不採用。
 そのうち、何かしら説明があるのであろうか。
 でも、原作がいいからドラマそのものは面白い。(夫)


(出典:NHK 公式HP抜粋)

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4 コメント

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こんにちわ (えむ)
2015-08-05 11:55:01
今朝はちょと楽だったのですが暑いです 33度

これから昼寝です
ポチして帰ります
返信する
ただいま (咲とその夫)
2015-08-05 12:12:27
自宅を出て、大山と言う山の裏、蒜山高原に来ています。
さすがに高原は、気温差があって涼しく感じます。
野菜やトウモロコシを買って帰ります。(笑)
軽いドライブです…。
返信する
私も不思議に思いました。 (burnvd1205)
2015-08-09 12:23:37
こんにちわ。毎日暑いですね。
時代劇はNHKという事で、私も「一路」見ています。
ご指摘の椿の件ですが、私も不思議に思いつつ、テレビを見ていました。椿って、冬の花ではなかったでしょうか。緑の季節なのに椿とは、と思っていましたが、もしかしたら、椿ではないのかも、とも考えています。調べてはいませんが。。やはり同じ事に気がついている人もいらっしゃるんですね。
この時代劇、これから地元中山道が登場してくるので、これも地元びいきですが、楽しみにしています。
返信する
一路・・ (咲とその夫)
2015-08-09 13:38:58
 第2回目も楽しく見ました。
 やはり、第1回の椿の花、違和感がありますよね。

 蛍が部屋の中に飛び込んで、主人公に孤独感を味合わせるシーンもあったもので、後半になると椿の花。

 おっしゃるように周りは、初夏の新緑の季節。
 切腹と椿の花を連動したのでしょうけど・・・。

 やはり、オカシイです。
返信する

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