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昨日の競馬、天皇賞(春)が終わった。
狙っていた1番アイアンバローズと18番ディープボンド。
それぞれスタートを決めていた。
大外からスーッと勝ち馬の16番タイトルホルダーが、難なく先手を主張していた。
さらりと仕手のけるあたり、やはりただ者ではないと思えた。
好枠ゲットのアイアンバローズが、がむしゃらに先手主張か、あるいは番手からの競馬と思っていた。
ところが、鞍上の石橋脩騎手は、控える競馬(6番手あたり)を選択していた。
控えて、どこかで不利のない外に出そうと考えたのだろうか。
タイトルホルダーを見ながらの番手からの競馬で、渋太く食い下がると思っていただけに観ていて違和感を覚えた。
ディープボンドをマークする競馬だったのか。
2周目は内回りのコース。
3、4コーナー中間あたりから、ラストスパートを決めたタイトルホルダー。
終わってみれば、7馬身差の圧勝で逃げ切っていた。
逃げて上がり3F(ハロン)がメンバー最速の36秒4だから、後続はどうしようもない。
3、4番手からの競馬だった7番テーオーロイヤルが、勝負どころで番手に上がりタイトルホルダーを追うが、突き放されていた。
ディープボンドも懸命に追い出すも、タイトルホルダーが遠のいていくばかり。
それでも、懸命に追う鞍上の和田竜二騎手、残り100を切ったあたり、ゴール近くでやっとテーオーロイヤルを交わして2着でゴールイン。
何とか、1番人気の意地だけは見せていた。
一方、最後の4コーナーから直線、アイアンバローズの鞍上・石橋脩騎手が懸命に左ムチを入れながら追うも、中々上がって行けない。
せめて3着に上がってほしいと願うも・・・。
残り100あたりで9番ヒートオンビートに交わされて5着入線だった。
積極的な競馬で攻めていたならどうであったろうか。
それにしても、出走馬中唯一のG1馬、それも菊花賞馬のタイトルホルダーの圧巻の競馬にテレビ観戦の当方も凄いと思い知らされた。
やはり、菊花賞馬は大したものである。
稍重の力のいる馬場で、あまりの強さのタイトルホルダーに完敗。
凄い競馬を見せられた。(夫)
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