咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

ゴンゾウ~伝説の刑事(2008)

2017-02-01 22:44:22 | レビュー

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 昨夕、ラーメンの美味しそうなシーン、CMだったか、食べ物紹介番組だったか。
 それを見ていた家内が、「ラーメンを食べに行こうか」と。
 早速、思い立ってネットで検索。
 車でしばらく走って、某ラーメン店に到着。
 
 餃子とラーメンを注文。
 量は結構なものだった。
 ところが、味は格別感心するものでもなかった。
 極ありふれた味に・・・ちょっと、がっかり。

 さて、9年前放送のドラマの話。
 テレビ朝日系で2008年7月から放送されていた「ゴンゾウ~伝説の刑事」。
 広島ホームテレビにおいて、午後3時55分から再放送されていた。
 天気が良かったなら、この時間帯はグラウンド・ゴルフ場にてプレーを満喫の頃である。
 ところが、あいにくの荒天続きの数週間だった。
 時間つぶしに偶然にも見はじめたこのドラマ。
 何とも刑事らしからぬ男のドラマに思わず見入ってしまった。

 一度見てしまったなら、次々と続きが見たくなり結局最終話となった昨日まで見てしまった。
 
 警視庁捜査一課の有能な刑事だった黒木(内野聖陽)は、今では会計課・備品係に配属され魂を抜かれた状態にあった。
 3年前の事件で恋人・杏子(池脇千鶴)が殺され、それがトラウマとなって心神喪失となっていた。
 
 その事件では、黒木(内野聖陽)の部下だった佐久間(筒井道隆)が、事件を解決することで今では、警視庁捜査一課・殺人犯捜査13係の係長となっている。
 
 本来であれば、この席は黒木が勤めるところだった。
 3年後、バイオリニスト天野もなみ(前田亜季)殺害事件発生。
 もなみと一緒だった遠藤鶴(本仮屋ユイカ)刑事も、狙撃され重傷を負って入院。
 
 バイオリニスト殺害事件の捜査本部が立ち上げられ、佐久間(筒井道隆)が陣頭指揮をとることとなる。
 その捜査本部に備品係から、黒木(内野聖陽)を一時的に配属させ事件解決の応援をさせる。
 仲間の刑事たちから、一線を退いた「ゴンゾウ」は不要との不平も密かに出る。
 
 黒木(内野聖陽)は、身勝手で横暴な捜査を始める。
 殺人犯を追い求めるが、二転三転と複雑なものとなる。
 入院中の鶴(本仮屋ユイカ)は、おぼろげに犯人像を思い出す。
 右足の不自由な男だった。

 ついにその男を突き止める。
 そして、事件も解決し捜査本部も解散。
 ところが、黒木(内野聖陽)たちは、あることから真犯人は別にいると勘繰る。
 
 黒木(内野聖陽)や鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)刑事、それに定年前の寺田順平(綿引勝彦)刑事たちが、密かに真犯人を突き止めるため動き出す。

 突拍子もない刑事を演じる内野聖陽さん、鬼気迫る心神喪失の演技。
 躁うつの破天荒な面と自殺願望の面、両極端な二面性を・・・。
 
 黒木(内野聖陽)刑事のカウンセラーである松尾理沙(大塚寧々)精神科医の衣装、こんな格好のカウンセラーはいないよね・・・と、家内が話しながら見ていた。
 
 何でもありの警察物だった。
 ドラマ展開の中で、時間つぶし的な不要と思えるカットもあったが、思わず面白くなって最終話まで見入っていた。(咲・夫)

[追 記]~解説~
 ゴンゾウとは、警察用語で能力や経験はあるのに働かない人間のこと。かつてのエリート刑事・黒木俊英が眠っていた刑事としての熱い魂を時に甦らせ、難事件に立ち向かっていく姿を描く新しいタイプの刑事ドラマ。
(出典:テレビ朝日 抜粋)


(出典:テレビ朝日 抜粋)

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コメント (2)
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