咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

アブラコウモリが室内に・・・・

2010-09-15 22:37:40 | 暮らし
 朝夕めっきり涼しくなってきたが、困ったことにここのところ、屋根とか壁に糞公害が見られる。

 つい先日までの暑いあつい熱帯夜が続いていた頃、ほとんど見られなかったが・・・・どうやら涼しくなったこの頃、「ヤモリ」が活発に活動を始めたようである。

 昨日もその糞の始末に大わらわ・・・・・。

 一昨年であったか、日中から夜までガラス戸を開けて、網戸にしていたところ、ヤモリの仔が室内に侵入していたことがあった。

 ここのところ、日中以外は閉め切っている・・・・特に糞を見つけてからは。


 ところが、14日(火)早朝のトイレ帰り、明け方の5時前頃かな、涼風を入れるため、寝室の窓を網戸にしたところ・・・・・・えらいことになった。

 寝ていたら、妙な音が聞こえるではないか。

 何かが、室内を飛んでいるようにも見える。

 メガネをかけていないので、よく分からないが何かがぼんやりと、ブーン・・・ブーンと云ったような微かな音と共に・・・・・。

 大きな蛾でも入ってきたのかと思い、熟睡中の家内を起こし、室内を明るくすると・・・・・えっー、うっそー、何か黒いものが飛んでいる。


 おい・・・おい・・・どうなってんの

 「コウモリ」のように見える・・・・一気に目が覚めた。

 家内もビックリ・・・・ビックリ


 部屋を閉め切って、大慌てで階下に下りて箒(ほうき)を片手に、手袋を持って2階に駆け上がり、グルグルと飛んでいるコウモリを箒で落とそうと懸命に振るうが・・・・・何回か空振りをしながら、やっと取り押さえた。

 見ると小さな種で、手のひらにのる位のサイズ。

 顔は、正(まさ)しくネズミ顔の独特の顔付きである・・・・さて、処置をどうしたものかと思ったが、薄暗い戸外に放してやった。

 そう言えば、数年前も1階の和室に侵入されたことがあり、そーと捕まえて戸外に放したことがある。

 
 どうして、住宅密集地のここにいるのだろうか・・・・・と思って、後ほど調べてみると「アブラコウモリ」とのこと。どうやら、家に棲みつくので「イエコウモリ」とも呼ばれているらしい。

 日中、涼しくなったら屋根裏などもチェックしてみよう・・・・。我が家か、近隣の民家にでも棲みついているのだろうか。

 早朝からのハプニングで、興奮状態(笑)・・・・・。(咲・夫)


[アブラコウモリの生態]
 市街地を中心として、平野部に広く分布する。東京都心をはじめとする都市部の市街地にも数多く棲息し、夕刻の空に普通に見られる。人家のない山間部などには棲息せず、自然洞窟などでの記録は、まれにしかない。

 1.5cm ほどの隙間があれば出入りすることができ、家屋の瓦の下、羽目板と壁の間、戸袋の中、天井裏、換気口など建物の隙間などを主な棲息場所(ねぐら)とする。
数頭の家族単位(雌と幼獣)で暮らすことが多い。

 夜行性で、昼間はねぐらで休み、日没近くから夜間に飛び回る。カ、ユスリカ、ヨコバイなどの小型昆虫類を主食とし、ウンカ、甲虫なども捕食する。活動は日没後2時間程度が最も活発。
 日本では、11月の中ごろから冬眠に入る。暖かい場所に多数が集まって冬越しをする。3月中下旬に冬眠から覚め、活動を開始する。
 雌は満1歳から出産し、7月初旬に1-4頭(通常は2-3頭)の仔を産む。30日程度で離乳して巣立つ。10月に入ると交尾を行う。精子は雌の生殖器官に貯えられたまま冬を越す。冬眠あけの4月下旬になってから排卵が起こり、受精・妊娠する。

 寿命は雄で3年、雌で5年ほどと、他のコウモリと比べると短い。雄は1年以内に死んでしまうことが多い。





(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 写真と文 抜粋)
コメント (2)
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