ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

趣味悪い~って思っていたんだよね

2008年03月17日 23時27分01秒 | おもうねーさん
って、グータンヌーボーで。

「この人、女性の趣味が悪い~ってず~っと思っていたのね。」とコムロさんを評したケイコさん。

「おおおぉぉー!?」っとチャンネル変える手を止めてしまうくらい衝撃~!
「公共の電波でハッキリ言うぜ!」とな。(笑)
そんなこといったら他の二人だって「この場でなんて答えたらいいか分からなくなるだろう」ってことは察しがつくはずだから、「この人分かっていて(確信したくて)言ってるぞ?アレアレアレ~?」って思ってしまいましたが。
どうか仲睦ましく…


でもあの手の人はああいう女性のことが実はホントは好きなんですよねぇ。(=_=)
それはお分かりですよね??


「妄想をかき立ててくれる相手とダンスして酔ってる自分が好き」で、リアルな現実が見えちゃうと逃避したくなっちゃうみたいなのね。
そんな遊び相手になるオトナを探せばいいはずなのに、そういうオトナはイヤみたいなのね。
純粋なのがいいみたいなんだよ。

こうなんて言うの?
創造意欲が湧くんでしょ??
で、公私混同してっちゃうわけ。

好きになられた相手にしてみりゃ厄介この上ないわけよ。うふふ。


だから過去のあの子はある意味相当気の毒なのよ。
(ね)は少し同情するの。過去のこの子にね。

だから「趣味悪い~」なんて吐き捨てないでくださいね。

/(.^.)\あゆモバ

ノーカントリー

2008年03月17日 22時27分48秒 | 観たぞねーさん
いやはや、初日に観て来ました、コーエン兄弟監督の「ノーカントリー」。
(ほんのちょっとネタバレありマス)

一言。
どこにも救われるところが無い映画。(笑)

ファーゴといい、これぞ「コーエン作品」なんでしょうけど、いやはやいやはや。
この兄弟の作品は「投げっぱなしみたいな」っていうのかしらん、
「観た人ご自身で心の整理はつけて下さいね。こちらは知りませんよ?」的な、放りっぱなしみたいなところ。

ヒーローが登場するわけでも無い。
保安官のトミーリージョーンズもこの映画の中では決してヒーローな訳じゃない。
殺人鬼シガーに追われる身になった男とその奥さんの間柄も実に淡々と描かれている。
「ベタベタした夫婦愛」みたいな「大げさな愛」みたいな「当てつけか?的な愛」みたいな演出もまるで無い。

しかしコーエン兄弟、相当行き着いてる人達かと思われ。
観る方も覚悟して見ないと、「言いたいこと分らないし、どう理解して、どう整理していいか全く分らない!」ってなること受け合い。
この映画は、何かで口直ししないと、無性に気分が悪いだけの映画。(苦笑)

きっとそこが狙いだよね?
だってこの映画のせいで、「心が平和な状態」ってのを無意識に欲してくるわけ。
カラカラに乾いたノドを潤したくなるっていうのか、そんなような無意識のうちの反応。

それには、単純明快ハッピーな恋愛映画で口直しでもいいし、美味しいスイーツで口直しでもいいし、
そういうことしないと重っくるしくって、怒りやらなんやらで、やってらんない。(笑)

誰かは「ドラえもん(春休みでやってるんだよね、今ね。)」で口直しっていうのは?って言ったけど、
(ね)はこの口直しにドラえもんを利用するのはドラえもんに悪くて、ドラえもんでは口直し出来ない感じ。(どーゆー? うははははh)

「愛してるぜ、愛してるわ!」って男女の本能で盛り上がっちゃってるハッピハッピーな男女の物語がちょうどいい感じがする。(笑)

(ね)って、どういう訳か、こういう(ノーカントリーみたいな)映画も嫌いじゃないのだよねぇ。
ここまで淡々としているのが逆に辛辣すぎていいっていう感じかなぁ。
ウソっぽくないっていうのかなぁ。

シガーに「裏か表か?」と問いつめられて、
「コインの裏表で決めるようなことじゃない。」
「私は絶対に答えない。あなたの中ではすでに決まってる。」っていうようなセリフを奥さんが返す場面があるんだけど、
そこだけ救われた。ちょっと。
だってあそこまで追いつめられているのにきっちり反論するんだぜ?
女は強いぜよ。

シガーが立ち寄った売店のオヤジは「なんで?」「どうして?」と怯えるわりに、「当たれば何かくれる。」って言われて答えちゃうんだよね。(笑)
で、ヒヤヒヤするんだけど、当たりだったから殺されずに済むんだ。

男って、男って・・・・。(^_^;)