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死の商人を政治から追放したい

2007-11-15 | 政治
「伏魔殿」防衛省の悪事の一端が見えてきた。ゴルフ接待なんかはまだまだ氷山のひとかけらくらいだろう。あまり大手でもない山田洋行と防衛省役人の癒着なんかは序の口でしょう。本丸は○菱重工など人殺しの道具をつくって儲ける「死の商人」の最大手と、政治家の癒着だろう。闇は深い。

 民主党の小沢さんが連立を受け入れようとした背景には、どうもこの防衛省の闇と関係がありそうだという話が流れているらしい。テロ特措法で自衛隊がアフガンの米軍などに無償で大漁の燃料を給油をしたことによってもっとも潤っていたのは、もちろんアメリカなのだけど、その油は日本にはないもの。どこで購入したかと言うと、メジャー石油資本から通常の2-3倍の値段でかったものをアメリカにただで供給していたらしい。

 防衛省は購入先などの書類を秘匿したままなので、真相は闇の中だけど、もしそうなら儲けたのはブッシュの利権一族ということだろう。その利益が無くなるのは困ると言うことで、アメリカは自民党を通してアメリカに給油を続けるように圧力をかけ続けてきた。いままではコイズミ・アベ・フクダというあほな売国者が権力を握っていたので、アメリカとも蜜月関係だった。ところが参議院で民主党が第1党になり与野党逆転してしまった上に、民主党の小沢がテロ特措法に反対の姿勢を崩さないことにアメリカは激怒したようだ。

 シーファー米大使が直接に小沢に圧力をかけたりしたが、効果がなかった。そしてアメリカがかけた策略が防衛省の闇をつつくこと。田中角栄がアメリカの機嫌を損ねてロッキード事件で逮捕されたのは有名だ。アメリカ(CIA)が彼の失脚を狙って田中角栄の暗部を明るみに出した。今回狙われたのは小沢の防衛利権。かつて小沢さんは自民党幹事長をやり、金丸信がもっていた防衛利権を引き継いだ。

 野党になった今でも防衛利権が続いているとは思えないが、自民党時代に彼は防衛庁と利権構造を通して後ろ暗い関係があったのではないか。それを露呈させて小沢を失脚させようとするCIAの暗躍があったかもしれない。小沢がもっとも恐れたのはアメリカの裏の圧力だったかもしれない。

 守屋と山田洋行との癒着よりももっと大きな癒着構造が、政治家と大手防衛産業の間につくられていることは、疑いようがない。アメリカを見てもイギリスを見ても、軍産官の複合体が大きな意味で政治を動かしている。戦争では誰が一番儲かったかを見れば、戦争を起こした勢力がわかるというのは、太平洋戦争でも湾岸戦争でも明らかだ。死の商人を日本の政治から永久に追放したい。憲法9条がその根拠である。
 

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