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小泉-安倍と復党のねらい

2006-12-03 | 政治
自民党の郵政民営化反対で離党した議員の復党でごちゃごちゃともめている。いや、もめている振りをしている。そのあまりに品格のなさに批判が出ている。そもそも刺客まで送り込まれて郵政民営化反対を貫き当選しておきながら、当選したら民営化に賛成するという議員は辞職した方が良い。そうでなければ選挙で嘘を言って当選したことになる。

 自民党の中川幹事長は表向きいろいろ難しいことを言っておきながら、結局のところ自民党は当選議員も落選議員もすべて取り込んでしまおうと言うことなのだろう。メディアの中には復党を小泉前首相が認めたことをおかしいと批判しているものもある。しかし、小泉-安倍と続くこのネオコン路線が何を狙っているかを考えれば、復党の本当のねらいは明らかになる。

 小泉さんも安倍さんも、ねらいは憲法改定だ。来年の参議院選挙で過半数を維持できないようでは、国会で憲法改定を発議することは出来ない。民主党の議員も憲法改定論者は多いようなので、改訂の発議をする時は民主党を抱き込まなければならないけれども、自民党が一人でも多いに越したことはない。参議院をなんとか過半数以上取って、衆議院でもっと増やせば憲法改定が手中に入る。

 小泉さんとしては自分がやりたかった郵政民営化に反対した議員は憎い。復党なんか認めたくないだろう。せっかく追放したのだから。しかし、憲法改定にむけて本格的に取り組み始めた安倍政権のためなら、そこのところは大目に見ようと言うことなのだろう。

 民主党の小沢一郎代表は「何でも有りの自民党だ」と批判しているが、教育基本法の場合でも見られるように、自民党と同じネオコンを抱えている。民主党が自民党のまねをしないことが大事だ。

 外は雪。今年の初雪だ。初雪早々積雪になってきた。今年の根雪になりそうだ。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2006-12-03 02:47:42
非常に含蓄のある 興味深いblogですね。
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どうもありがとうございます (比呂志)
2006-12-03 22:19:10
読んでいただいてありがとうございます。これからも時々たずねていただければ幸いです。コメントもよろしく。
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