アメリカ議会に続き、カナダ下院、オランダ議会でも、旧日本軍の従軍慰安婦問題について、弾劾の決議が採択されたことは、皆さんももうご存じでしょう。今度さらに欧州議会(EU)でも同様な決議が採択された。従軍慰安婦が20世紀最大の人権蹂躙であると、この決議は述べている。
日本政府(とくにアベシンゾー首相)が、従軍慰安婦は強制されていないというような反省しない態度を示したことに、とくに欧米の人々は強い怒りを覚えている。実際に多くの人が強制連行や強制売春を強いられたアジアの人たちだけではなく、日本の人権への配慮が希薄であること、現在でも問題が多いことが、世界中から非難を浴びる理由である。
12月14日は、赤穂浪士討ち入りで多くの日本人がその日を知っている。しかし、その前日の13日のことを知っている日本人がどれほどいるだろうか。1937年12月13日、中国の首都南京市に攻め込んだ日本軍は、住民や兵士ら約30万人を虐殺した。中国の人にとって当たり前のこの事実だが、日本の中にはそれを否定して虐殺なんかなかったことにしようという歴史修正主義が大手を振っている。
日本は再び世界の孤児になろうとしている。真摯に過去の過ちを認め、謝罪し、賠償し、そして再びそのようなことをしないと誓うことが、これからの日本が世界の中で名誉ある地位を占めるもっとも必要なことだ。日本を子供たちが胸を張れる国にするためには、この誓いである憲法九条をしっかり堅持していくことを世界に宣誓することだ。
日本政府(とくにアベシンゾー首相)が、従軍慰安婦は強制されていないというような反省しない態度を示したことに、とくに欧米の人々は強い怒りを覚えている。実際に多くの人が強制連行や強制売春を強いられたアジアの人たちだけではなく、日本の人権への配慮が希薄であること、現在でも問題が多いことが、世界中から非難を浴びる理由である。
12月14日は、赤穂浪士討ち入りで多くの日本人がその日を知っている。しかし、その前日の13日のことを知っている日本人がどれほどいるだろうか。1937年12月13日、中国の首都南京市に攻め込んだ日本軍は、住民や兵士ら約30万人を虐殺した。中国の人にとって当たり前のこの事実だが、日本の中にはそれを否定して虐殺なんかなかったことにしようという歴史修正主義が大手を振っている。
日本は再び世界の孤児になろうとしている。真摯に過去の過ちを認め、謝罪し、賠償し、そして再びそのようなことをしないと誓うことが、これからの日本が世界の中で名誉ある地位を占めるもっとも必要なことだ。日本を子供たちが胸を張れる国にするためには、この誓いである憲法九条をしっかり堅持していくことを世界に宣誓することだ。
