ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

紅葉とダム

2006-10-22 | 花と自然
昨日は快晴。紅葉を見にちょっと山の方まででかけた。車で渓谷脇の道をさかのぼって行くと、対岸の崖にイタヤカエデ、イロハモミジ、オガラバナなどの赤色のきれいな紅葉がちらほらと目に付く。黄葉も多くなってきた。落葉松も緑から黄色に変わりつつある。

 峠を越えて深く切り込んだ渓谷を見下ろしながら新しい道路を下りたところに、最近できたダムがあった。工業用に作ったダムらしいが、工業団地開発は夢と消えた。それでもダムは作ったという。無駄な公共工事、壮大な自然破壊、のほんの一例だろう。

 紅葉は、思ったよりまだきれいだった。また、いい季節には見に来たいと思わせる渓谷と紅葉だ。それだけにこのダムは哀しい。ダムの水はまるで泥水のように濁っていた。ダム下流の渓谷は泥水が流れて言る。本来なら上流にはほとんど民家もないこのあたりは、澄んだ清流が流れているはずなのに。

 こんなダムを造らせないことが、「美しい國」をつくることじゃないのか?安倍さん。
今日は衆議院補欠選挙。戦争に突き進む安倍政権を一日も早く終わらそう。滋賀県の栗東市長選挙も行われる。新幹線新駅はいらないという知事選挙の民意をここでも示そう。