NY市警本部 重要事件捜査班
ダニー・ロス警部のオフィスに呼ばれる3人の刑事の姿が・・・・
「集まってもらってすまない。ちょっと急な用件が入ったのでな」
「え~別に構いませんよ、オレは」
「あぁ、お前はいつも構わないだろうよ、マイク」
「アァ?なんでアンタはそういつもケンカ腰なんだよ(怒)」
「ほら~、やめろよ。子供じゃあるまいし」
「アァァ?アンタもオレにケンカ売るのかい、ザック?」
「なんでも自分に向けられる言葉は、ケンカ売りかよ。
相変らずガキの発想だな」
「アアアァァァァ?」
「!!!!やめんか!!!!いい加減にしろ!!!!」
・・・・・・・ブツブツと言いつつも大人しくなる2人の刑事。
ロバート・ゴーレンとマイク・ローガンだ。
そして2人を見つめながらニヤニヤしているのはザック・ニコルズ刑事・・・・
「・・・・用件を言うぞ。ケンカをさせるために集めたのではないのだからな。
市警から緊急の連絡が来た。
検事局の検事が狙われているらしい。どうも相手は殺すつもりのようだ。
それでその検事の護衛に誰か派遣して欲しい、という依頼が来た。
誰か、検事の護衛に行ってくれないか?」
「エ~、なんですかソレ?」
「なんでウチに?それはちょっと違うような・・・」
「う~ん、それは重要事件といえるのかどうか・・・」
「いや、実際には市警では色々あって・・・・
まぁ正直に言うと、誰も護衛になりたくないらしい・・・・」
「おっと、職務違反では?」
「しかし相手にもよるだろう。犯人が名立たる凶悪犯で自分が危険になるとか」
「または・・・・護衛する検事が嫌われ者とか」
「オッ、いいこと言うネェ、ザック。オレ、アンタに賛成だわ」
「そりゃどうも、マイク。君の支持を得られて嬉しいよ」
「ザック、あまり難しい言葉使うなよ。マイクが理解できないからな」
「アアァァ?ボビー、アンタ、本気でオレとやり合う気かい?」
「!!!!!!!だまらんか!!!!!子供か?君たちは!!!
真相はどうか分からんが・・・・3人で行くか?
いや3人で行ってくれた方が、ウチもしばらくは平和に・・・・」
「いや、俺は今からエイムズと外に捜査に出かける予定が・・・」
「あ、そうだったのか、ボビー?ソレは急ぎなのか?」
「えぇ勿論です。
(とオフィスの外を見るゴーレン。そこには手を振るエイムズの姿が)
ほら、エイムズも早く来いと・・・・」
「ン?どう見ても、アレは“バイバイ”っていう風に見えるがな」
「何言ってるんだよ、早く来い、だろ。
もう、そんなことも分からんのか、マイク」
そこにノックが。ひょいと顔を覗かせるウィーラー。
「あの~どうもボビーが忙しそうなので
アレックスとの捜査、私が一緒に行くことにしましたから~。
ボビー、どうぞごゆっくりって、アレックスからの伝言よ。
マイク、そういう訳だから・・・あなたもごゆっくり~」
と、そう言い残すとサッサと消えるウィーラー。
相棒に捨てられて、ちょっと呆然のゴーレン&ローガン。
「そういうことなら、ボビーとマイクに行ってもらうとするか」
「・・・・フム、私は必要ないってことだな、ダニー」
「いやザック、君にも行ってもらわないと・・・この2人では不安だ・・・・」
「不安は分かるが、面白いかもよ、ダニー」
「相変らずだな、ザック・・・・
君の楽しみで、私のキャリアを棒に振りたくないよ」
「え~オレが行くんですか~?」
「警部、俺は頭脳派なので、そういう護衛に役に立つかどうか・・・」
「ハァ?頭脳派?アンタ、昨日現場で暴れまわっていたじゃないか。
容疑者に殴りかかったって・・・・」
「・・・・・一体誰から聞いたんだ、マイク」
「いや、みんな知っているよ」
「・・・・・だから誰から聞いたんだよ。そいつを締め付けなきゃ・・・・」
「アァ?アレックスだよ。アンタの相棒。みんなに触れ回っていたぞ」
「・・・・・・エイムズ・・・・」
「それにさぁ、アンタが頭脳派なら、オレも頭脳派じゃないのか?
なんといっても、この捜査班にいるんだからさぁ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだと・・・・・・?」
「ンン?聞こえなかったか、ボビー。
アンタが頭脳派なら、オレも頭脳派ってことだろって言ったんだよ」
と、いきなりゴーレンを背後から羽交い絞めにするニコルズ。
間一髪でニコルズの行動が早かった。
ローガンを殴りつけようとしたゴーレンだったが、失敗に・・・・
「フゥ・・・マイク、あまりボビーを刺激するなよ」
「ア?刺激って?オレ、本当のことを言っただけなんだが」
「離せザック。一発殴らないと、気が治まらん」
「いや~ボビー、マイクを殴っても頭の中は治らんぞ」
「それでも、一発は・・・」
「え?オレを殴りたいのか、ボビー?
あぁあぁ、だから武闘派なんて言われるんだよ。ヘッヘッへ~」
「こいつ・・・・!」
「・・・・揉めるのなら、護衛に出てからにしてくれ。
ザック、お前は止めたいのか嗾けたいのか・・・?」
「う~ん、どっちだと思う、ダニー?」
「・・・・多分・・・・・嗾けだろうなぁ・・・アァ・・・」
「話を戻そう。ボビーとマイクは離れていてくれ。
さてダニー、一体誰を警護するんだ?」
「あぁ・・・(メモを見ながら)あぁ、マッコイ検事だ。
ジャック・マッコイ検事。おエライさんだから、検事局も慎重なんだろ」
「エェ?マッコイかぁ・・・・オレ、降りるわ」
「おい、マイク。なんだそれ」
「いや、オレ、マッコイ、嫌いなんだわ。マッコイも俺が嫌いだし。
おっと、そうなるとオレをマッコイは、以心伝心ってことか~?
ウン、俺、冴えているナァ(ニヤニヤ)」
「好き嫌いで仕事は選べんぞ、マイク」
「ホワァ?オレは選ぶけどナァ?」
「・・・・一体誰が、マイクをココに配置したんだ?
誰かの推薦か?または誰かの陰謀か??」
「それは、前任のディーキンス警部だよ、ボビー。忘れたのか?」
「マイクに関しては、記憶を削除するよう心掛けていいるから」
「・・・・・懸命だな、ボビー」
「オレ、行きませんよ。警部。
それになんでウチに依頼が来たのやら・・・・どこからの依頼ですか?」
「ン・・・(メモを見るロス)27分署からだが」
「あぁ~、それなら分かるわ。
27分署の刑事なら、誰もマッコイの警護になんか行かないし」
「ふ~ん、そうなのかい、マイク」
「そうそう、嫌われているからナァ、マッコイは。
いっそのことって思っている奴もいるかもな」
「警部・・・・俺も遠慮させて下さい」
「君もか、ボビー。君もマッコイ検事が嫌いなのか?」
「いや、好きか嫌いって訳ではなくて・・・以前の事件で・・・
マッコイ検事とは、見解の違いが明らかになって・・・」
「何ゴチャゴチャ言ってるんだよ、ボビー。
結局はマッコイが嫌いなんだろ。なに遠まわしに言っているんだよ」
「なんでもかんでも、ストレートに言えばイイって訳じゃないだろ、マイク!
誰もが、アンタのように単細胞ってわけじゃないんだからな」
「た?た?たた・・・?なんだって?」
「・・・・・・・・フォロー頼む、ザック」
「えぇ、面白いじゃないか、マイクは。見ていて楽しいよ」
「ヘヘヘ~そうか、ザック。喜んでくれて嬉しいよ」
「・・・・・・マイク・・・・・」
「どうも決められないようなら、もう3人で行ってくれ。
それかザックひとりで行くか・・・しかしひとりは・・・」
「そう、ひとりは寂しいよ・・・誰か一緒に行こう」
「って警護って急ぎじゃないのか?
こうやっている間にも、マッコイが狙われているとか・・・」
「そうだろうなぁ」
「んじゃ、もう少し粘ろうっと(ニヤッ)」
呆れ顔のロス警部。そこに電話が・・・
電話を取り、話すロス。そして・・・・
「警護する検事が増えたぞ。新たに狙われたのはカッター検事だ。
どうもカッター検事は、人を怒らせるのが得意らしい。
以前も警護の依頼があり、その時は27分署の刑事が行ったそうだが」
「・・・・・ルーポだな」「ルーポ刑事だな」「・・・そうなのか?」
「あ~じゃ、オレ行きますわ」
「俺も。仕事は選べませんしね」
「おっと、2人共カッター検事と聞いたら、急にやる気が・・・
ふ~ん、じゃ僕もうわさのカッター検事の顔を拝みに行こうかな」
「フ~、やっとまとまったか」
「行ってきます」「行ってきます」「じゃダニー、連絡するから」
「おい、ボビー!マイク!マッコイ検事も護衛しろよ!!
ザック、ちゃんと2人を見張っていろよ」
「・・・・ダニー、僕は超過勤務扱いになるかい?
マッコイ検事とカッター検事の護衛、ボビーとマイクのお世話・・・・
仕事が多すぎないかい?それに2人のお世話は重労働だよ。
精神的にも肉体的にも・・・・」
「・・・・・金持ちなんだから、金にこだわるなよ」
「いや、その超過勤務の手当で飲みに行こうぜ」
「・・・・・この3人でか?」
「そう露骨に嫌な顔をするなよ、ボビー。仲間だろ」
「俺は一度も仲間とは思ったことはないよ、マイク・・・・」
「ちぇ、冷たいナァ・・・あぁ、恥かしがり屋さんなのか~」
「・・・・・・こ、コロす・・・・・!」
「うん、仲がいいナァ、ボビーとマイクは。
僕も2人を見ていて、愉快になるよ」
「・・・・・アンタも同罪だよ、ザック・・・・」
「まぁまぁ落ち着けって、ボビー」
「そうそう深呼吸・・・フゥ~息吸って~」
「・・・・・・・・・・(銃の装備を確認するゴーレン)・・・・・」
そして、とにかく3人を放り出して、ちょっと満足げなロス。
そしてそして、オフィスの面々の笑顔・・・・
**********************
あ~バカみたいな話だわ。
んじゃ、説明は次で(ペコリ)
ダニー・ロス警部のオフィスに呼ばれる3人の刑事の姿が・・・・
「集まってもらってすまない。ちょっと急な用件が入ったのでな」
「え~別に構いませんよ、オレは」
「あぁ、お前はいつも構わないだろうよ、マイク」
「アァ?なんでアンタはそういつもケンカ腰なんだよ(怒)」
「ほら~、やめろよ。子供じゃあるまいし」
「アァァ?アンタもオレにケンカ売るのかい、ザック?」
「なんでも自分に向けられる言葉は、ケンカ売りかよ。
相変らずガキの発想だな」
「アアアァァァァ?」
「!!!!やめんか!!!!いい加減にしろ!!!!」
・・・・・・・ブツブツと言いつつも大人しくなる2人の刑事。
ロバート・ゴーレンとマイク・ローガンだ。
そして2人を見つめながらニヤニヤしているのはザック・ニコルズ刑事・・・・
「・・・・用件を言うぞ。ケンカをさせるために集めたのではないのだからな。
市警から緊急の連絡が来た。
検事局の検事が狙われているらしい。どうも相手は殺すつもりのようだ。
それでその検事の護衛に誰か派遣して欲しい、という依頼が来た。
誰か、検事の護衛に行ってくれないか?」
「エ~、なんですかソレ?」
「なんでウチに?それはちょっと違うような・・・」
「う~ん、それは重要事件といえるのかどうか・・・」
「いや、実際には市警では色々あって・・・・
まぁ正直に言うと、誰も護衛になりたくないらしい・・・・」
「おっと、職務違反では?」
「しかし相手にもよるだろう。犯人が名立たる凶悪犯で自分が危険になるとか」
「または・・・・護衛する検事が嫌われ者とか」
「オッ、いいこと言うネェ、ザック。オレ、アンタに賛成だわ」
「そりゃどうも、マイク。君の支持を得られて嬉しいよ」
「ザック、あまり難しい言葉使うなよ。マイクが理解できないからな」
「アアァァ?ボビー、アンタ、本気でオレとやり合う気かい?」
「!!!!!!!だまらんか!!!!!子供か?君たちは!!!
真相はどうか分からんが・・・・3人で行くか?
いや3人で行ってくれた方が、ウチもしばらくは平和に・・・・」
「いや、俺は今からエイムズと外に捜査に出かける予定が・・・」
「あ、そうだったのか、ボビー?ソレは急ぎなのか?」
「えぇ勿論です。
(とオフィスの外を見るゴーレン。そこには手を振るエイムズの姿が)
ほら、エイムズも早く来いと・・・・」
「ン?どう見ても、アレは“バイバイ”っていう風に見えるがな」
「何言ってるんだよ、早く来い、だろ。
もう、そんなことも分からんのか、マイク」
そこにノックが。ひょいと顔を覗かせるウィーラー。
「あの~どうもボビーが忙しそうなので
アレックスとの捜査、私が一緒に行くことにしましたから~。
ボビー、どうぞごゆっくりって、アレックスからの伝言よ。
マイク、そういう訳だから・・・あなたもごゆっくり~」
と、そう言い残すとサッサと消えるウィーラー。
相棒に捨てられて、ちょっと呆然のゴーレン&ローガン。
「そういうことなら、ボビーとマイクに行ってもらうとするか」
「・・・・フム、私は必要ないってことだな、ダニー」
「いやザック、君にも行ってもらわないと・・・この2人では不安だ・・・・」
「不安は分かるが、面白いかもよ、ダニー」
「相変らずだな、ザック・・・・
君の楽しみで、私のキャリアを棒に振りたくないよ」
「え~オレが行くんですか~?」
「警部、俺は頭脳派なので、そういう護衛に役に立つかどうか・・・」
「ハァ?頭脳派?アンタ、昨日現場で暴れまわっていたじゃないか。
容疑者に殴りかかったって・・・・」
「・・・・・一体誰から聞いたんだ、マイク」
「いや、みんな知っているよ」
「・・・・・だから誰から聞いたんだよ。そいつを締め付けなきゃ・・・・」
「アァ?アレックスだよ。アンタの相棒。みんなに触れ回っていたぞ」
「・・・・・・エイムズ・・・・」
「それにさぁ、アンタが頭脳派なら、オレも頭脳派じゃないのか?
なんといっても、この捜査班にいるんだからさぁ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだと・・・・・・?」
「ンン?聞こえなかったか、ボビー。
アンタが頭脳派なら、オレも頭脳派ってことだろって言ったんだよ」
と、いきなりゴーレンを背後から羽交い絞めにするニコルズ。
間一髪でニコルズの行動が早かった。
ローガンを殴りつけようとしたゴーレンだったが、失敗に・・・・
「フゥ・・・マイク、あまりボビーを刺激するなよ」
「ア?刺激って?オレ、本当のことを言っただけなんだが」
「離せザック。一発殴らないと、気が治まらん」
「いや~ボビー、マイクを殴っても頭の中は治らんぞ」
「それでも、一発は・・・」
「え?オレを殴りたいのか、ボビー?
あぁあぁ、だから武闘派なんて言われるんだよ。ヘッヘッへ~」
「こいつ・・・・!」
「・・・・揉めるのなら、護衛に出てからにしてくれ。
ザック、お前は止めたいのか嗾けたいのか・・・?」
「う~ん、どっちだと思う、ダニー?」
「・・・・多分・・・・・嗾けだろうなぁ・・・アァ・・・」
「話を戻そう。ボビーとマイクは離れていてくれ。
さてダニー、一体誰を警護するんだ?」
「あぁ・・・(メモを見ながら)あぁ、マッコイ検事だ。
ジャック・マッコイ検事。おエライさんだから、検事局も慎重なんだろ」
「エェ?マッコイかぁ・・・・オレ、降りるわ」
「おい、マイク。なんだそれ」
「いや、オレ、マッコイ、嫌いなんだわ。マッコイも俺が嫌いだし。
おっと、そうなるとオレをマッコイは、以心伝心ってことか~?
ウン、俺、冴えているナァ(ニヤニヤ)」
「好き嫌いで仕事は選べんぞ、マイク」
「ホワァ?オレは選ぶけどナァ?」
「・・・・一体誰が、マイクをココに配置したんだ?
誰かの推薦か?または誰かの陰謀か??」
「それは、前任のディーキンス警部だよ、ボビー。忘れたのか?」
「マイクに関しては、記憶を削除するよう心掛けていいるから」
「・・・・・懸命だな、ボビー」
「オレ、行きませんよ。警部。
それになんでウチに依頼が来たのやら・・・・どこからの依頼ですか?」
「ン・・・(メモを見るロス)27分署からだが」
「あぁ~、それなら分かるわ。
27分署の刑事なら、誰もマッコイの警護になんか行かないし」
「ふ~ん、そうなのかい、マイク」
「そうそう、嫌われているからナァ、マッコイは。
いっそのことって思っている奴もいるかもな」
「警部・・・・俺も遠慮させて下さい」
「君もか、ボビー。君もマッコイ検事が嫌いなのか?」
「いや、好きか嫌いって訳ではなくて・・・以前の事件で・・・
マッコイ検事とは、見解の違いが明らかになって・・・」
「何ゴチャゴチャ言ってるんだよ、ボビー。
結局はマッコイが嫌いなんだろ。なに遠まわしに言っているんだよ」
「なんでもかんでも、ストレートに言えばイイって訳じゃないだろ、マイク!
誰もが、アンタのように単細胞ってわけじゃないんだからな」
「た?た?たた・・・?なんだって?」
「・・・・・・・・フォロー頼む、ザック」
「えぇ、面白いじゃないか、マイクは。見ていて楽しいよ」
「ヘヘヘ~そうか、ザック。喜んでくれて嬉しいよ」
「・・・・・・マイク・・・・・」
「どうも決められないようなら、もう3人で行ってくれ。
それかザックひとりで行くか・・・しかしひとりは・・・」
「そう、ひとりは寂しいよ・・・誰か一緒に行こう」
「って警護って急ぎじゃないのか?
こうやっている間にも、マッコイが狙われているとか・・・」
「そうだろうなぁ」
「んじゃ、もう少し粘ろうっと(ニヤッ)」
呆れ顔のロス警部。そこに電話が・・・
電話を取り、話すロス。そして・・・・
「警護する検事が増えたぞ。新たに狙われたのはカッター検事だ。
どうもカッター検事は、人を怒らせるのが得意らしい。
以前も警護の依頼があり、その時は27分署の刑事が行ったそうだが」
「・・・・・ルーポだな」「ルーポ刑事だな」「・・・そうなのか?」
「あ~じゃ、オレ行きますわ」
「俺も。仕事は選べませんしね」
「おっと、2人共カッター検事と聞いたら、急にやる気が・・・
ふ~ん、じゃ僕もうわさのカッター検事の顔を拝みに行こうかな」
「フ~、やっとまとまったか」
「行ってきます」「行ってきます」「じゃダニー、連絡するから」
「おい、ボビー!マイク!マッコイ検事も護衛しろよ!!
ザック、ちゃんと2人を見張っていろよ」
「・・・・ダニー、僕は超過勤務扱いになるかい?
マッコイ検事とカッター検事の護衛、ボビーとマイクのお世話・・・・
仕事が多すぎないかい?それに2人のお世話は重労働だよ。
精神的にも肉体的にも・・・・」
「・・・・・金持ちなんだから、金にこだわるなよ」
「いや、その超過勤務の手当で飲みに行こうぜ」
「・・・・・この3人でか?」
「そう露骨に嫌な顔をするなよ、ボビー。仲間だろ」
「俺は一度も仲間とは思ったことはないよ、マイク・・・・」
「ちぇ、冷たいナァ・・・あぁ、恥かしがり屋さんなのか~」
「・・・・・・こ、コロす・・・・・!」
「うん、仲がいいナァ、ボビーとマイクは。
僕も2人を見ていて、愉快になるよ」
「・・・・・アンタも同罪だよ、ザック・・・・」
「まぁまぁ落ち着けって、ボビー」
「そうそう深呼吸・・・フゥ~息吸って~」
「・・・・・・・・・・(銃の装備を確認するゴーレン)・・・・・」
そして、とにかく3人を放り出して、ちょっと満足げなロス。
そしてそして、オフィスの面々の笑顔・・・・
**********************
あ~バカみたいな話だわ。
んじゃ、説明は次で(ペコリ)