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「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

UK S2-8「支配」<2>

2015-04-06 16:27:47 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


検察長官のオフィス 検察長官 検察トリオ
「ジョー・ナッシュは、3か月間、ビリーと同じ施設にいた。同房だったのよ」
「では、自分をビリーだと名乗った理由は?」
「ジョーは、長く精神を患っている。妄想性障害なのよ」
「警察医は尋問できる、と判断しました」
「妄想性障害は、外見では判断できないのよ」
「では絶対に、ビリー・ウェルズではない、と?」
「ええ、断言できるわ。3週間前、ビリーの写真を見たの。
 妻と子供がいて、犬を飼っていたわ。
 ジョー・ナッシュが別人だと、私でも分かるわ。
 でも彼の発言が公表されたら、陰謀説が飛び交うことに」

「審理無効か、再審理由になる可能性が」
「ええ、内務大臣も公になるのを、心配している。
 死刑に対する国民投票で、圧力を受けているのよ。
 絶対裁判は、避けなくては」
「必要ないでしょう。彼は自白し、罪を認めています」

「・・・故殺で取引して。
 限定責任能力を認めれば、保安病院に入院させるから」
「でも、それでは数カ月で出る可能性が」
「司法省の許可がないと、退院できないようにするわ」
「分かりました。弁護人に伝えます」

ジョーの弁護士、イーライ登場。
スティールのファンだと、会えて大喜び風。
ちょっと、気分良さげなスティール(見逃しませんぜ・笑)
スティール、限定責任能力による故殺で取引きを提案。
イーライ、了承。取引き、成立。

法廷 罪状認否
しかし、ここでジョー、無罪を主張。
おっとぉぉぉ!な弁護士。それ以上におっとぉぉぉぉぉぉ!な検察。
更衣室、いつも以上に揉めます。
イーライも大慌て(気の毒に)
「自白して、なぜ無罪と?!」
「私も、分からないんだ・・・」
「君の依頼人じゃないか!」

弁護人も分からんものは、検察はもっと分からん(笑)
困った困ったの検察・・・
で、イーライ、主張を変更すると。自白は強要されたものだと。

何だとッ!!的な検察。
ジョーの取り調べのテープを見直します・・・
「ジョーは、アリス殺しを認めています」
「そうか?」

スティール、ジョーの証言が、
1997年の事件に対するビリー・ウェルズの証言と同じだと、気付く。
(あぁ、勿論、資料と照らし合わせてね)
更に、ジョーがアリスを殺したと言っていないことを確認する。

ジョーは、ビリーと同房だったという。
しかし、そっくりそのままの言葉を使うか?
ジョー=ビリー、なのか?
調べれば調べるほど、混迷する検察コンビ・・・

「・・・偶然にしては、できすぎだ。間違いならいいがね。
 ・・・ジョー・ナッシュなら、病院へ収容すべきだ。
 だがビリー・ウェルズなら、相当の処罰が必要だ。
 害となる側面を加えて、仮釈放なしの終身刑にする」

一体、正体は?なんとか糸口を見つけようとするスティール。
ジョーが、アリスに渡したという日記は、見つかっていない。
当時ビリーの担当だった福祉士は?
危険犯罪課担当者、当然回答を拒否。
ダニエラ・レンゾが、担当者だったのでは?それも回答拒否。
内務大臣の承認が必要だと・・・
またダニエラ本人も、回答を拒否・・・・まぁ当然だがね。

ジョーが刑務所で襲われたと、連絡が入る。
顔見知りの仕業か?ジョーと面会する検察コンビ。
ジョーに対して、ビリーだと認めるよう迫るスティール(激昂モード)
イヴォンヌ&アリス、2人の犠牲者には、共通点がある。
妊婦、頭部の激しい損傷・・・
しかしジョーは、イヴォンヌもアリスの殺していないと。
「俺は、下着を口に入れるなんて、異常なマネはしない!」

おっと!な検察。
この情報は、確かなのか?チャンドラーに話を聞く。
チャンドラー、それは事実だと。覚えている、と。
下着のことは、公開されていない情報だ。

「・・・法廷の記録には、書かれていない。
 殺害現場にいなければ、知り得ないことだ。
 ジョー・ナッシュは、ビリー・ウェルズだ・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UK S2-8「支配」<1>

2015-04-06 16:27:33 | ~UK S2
1997年10月16日 法廷 量刑審理
イヴォンヌ・メイシーとその胎児殺害の審理が。
ダレン・ピアース、そしてビリー・ウェルズに量刑が言い渡される・・・

そして現在
病院の駐車場で、研修医アリス・カレンの遺体が見つかる。
死ぬまで頭を車にぶつけられていた。
私怨を疑うブルックス&デブリン。
犯人は、アリスの自宅の鍵を盗んでいた。
アリスの自宅を捜査する刑事コンビ。
荒らされている・・・犯人の仕業だ。しかし金目のものは盗まれていない。
そこで刑事コンビ、アリスが妊娠していたことを知る。
胎児の超音波写真が・・・・妊娠10週目だったのだ。

アリスの両親、そして婚約者に話を聞く。
婚約者のジョー・ナッシュ。アリスと同じ病院で運搬係として働いている。
妊娠のことも知っていた・・・
両親は、昔の恋人が怪しいと話すが、これは無関係で。

事件当夜のジョーの足取りを追うコンビ。
怪しい点が・・・
床に地図を広げ、床に這いつくばり、説明開始のロニー。
事件当夜のジョーの通話履歴から、分かったことが。
ジョーは、ダニエラ・レンジに3回電話をかけている。
ダニエラは、精神保健福祉士だ。
・・・・
「ジョーがいた場所は、事件の30分前は犯行現場だ。
 犯人が侵入した時間には、アリス宅の近辺にいた。
 寝ていたと言った時刻に、ダニエラ・レンゾのアパートにいた」
「浮気していたのか?」

刑事コンビ、ジョーに対して協力要請を。
ニュースに出演し、情報提供を呼び掛けて欲しい、と。
しかし、ジョーは拒否。
「・・・協力したいが、大勢の人が見ると思うと
 何を言えばいいか分からない・・・・」

刑事コンビ、今度はダニエラ・レンジの元へ。
ジョーは患者だという。彼は子供時代のトラウマに苦しんでいるのだと。
そして、犯行のあった日曜の夜、ジョーはここにいた、と。
3回の電話には、ちゃんとした理由もある。

ブルックス&デブリン
「・・・彼女が僕の福祉士なら、僕でも夜に3回かけますよ」
「自ら、アリバイを保証していたような」
「残念ながら、ジョーのアリバイとは違う」
「食べていたものは、中国料理ではなく、別の物だったようだな」
(コレ、意味分かる?笑)

再びジョーに話を聞く。ジョーの自宅でだ。
隠していたことを話すジョー。アリバイを追及するコンビ。
ジョーの話に、曖昧な部分が・・・・精神の不安定さも見えてくる。
で、ロニー、ベッドが気になって・・・
(なんて分かりやすい伏線、というか、ジッと見過ぎだし)

「彼の服装を見たか?靴ヒモとベルトがなかった」
「ええ」
「ベッドの四隅が、きちんと折りたたまれていた」
「彼は車輛窃盗で、3カ月刑務所に入っていたが・・・
 癖がつくような期間じゃありませんよ」
「だがなぁ・・・」
「彼には、精神的な問題があるんですよ。刑務所じゃなく、病院の影響ですよ」
「いやいや、あれは刑務所暮らしの癖だ。間違いない」

ジョーの過去を洗い直す刑事コンビ。
記録を見直すという、地味なデスクワーク・・・おっと!
ブルックス、何か見つけました!
・・・・・
「妙だぞ・・・マンチェスターから送られてきた記録だが・・・
 ・・・ジョーが車を盗んだ時、逮捕したのはマーヴイン・ダグラス刑事だ。
 ダグラス刑事は、その半年前にロンドンに、戻ったはずだが」
「・・・その情報源は?」
「マーヴィンは、私の2度目の結婚式で付添人を務めたんだ(威張りッ)
 ・・・ほら、見ろ」
「(マット、記録を見ながら)
 誰かが、名前を書き間違えたとか」
「(記録を指でトントンなロニー)
 これは、マーヴィンの筆跡だ。転属後に署名はできないだろ」

ジョーへの疑惑が増す。
ダニエラの家主の話。
アリス殺害当夜、ダニエラは、夜ずっと不在だったと。
ジョーを、自宅で診察していたというのはウソなのか。
ジョーとダニエラを連行することに。

それぞれを別室で取り調べることに。
ジョーの証言。
事件の日、アリスとケンカをした。ケンカの原因は、日記だと。
段々、精神的に追い詰められていくジョー。
段々と、アリス殺害を確信する刑事コンビ。
ジョーを逮捕しようと・・・・しかし!
ジョー、ジョー・ナッシュは、自分の名前じゃないと言い出す。
「・・・ジョー・ナッシュという名を与えられ、ロンドンに移されたんだ。
 新しいパスポートと保険番号も・・・内務省が手配した・・・」

そして、別室のダニエラ。
彼女は、ジョーが一生保護観察の身であることを、承知していると。

そしてジョー。
15年前、11歳の時、
友人ダレン・ピアースと、イヴォンヌ・メイシーを殺した、と言い出す。
自分は、6年前に仮釈放された、ビリー・ウェルズだ、と。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UK S2-7「見えない真実」<2>

2015-04-02 11:07:13 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


法廷 デブリン、証言。
階段襲撃事件では、
ステファニーは、被害を装ったと結論付けた、と。

スティール デブリンへの反対尋問
「デブリン刑事・・・捜査終了後、報告書の結果に満足しましたか?」
「ええ、自分なりに」
「では、再検証をする必要性は?」
「感じませんでした」
「相棒のブルックス刑事は、捜査の過程でミスの可能性を気にし始めた。
 結論を誤ったかと、思ったんですね」
「彼は、見逃した点が無いか、確かめようとしていました」
「確認には、あなたも関わったのですか?」
「いいえ」

「証人と話は?」
「いいえ」
「襲撃の報告書と殺人事件を比べて、類似性を調べていないと?」
「別件を抱えていました」
「そうですか。
 正しい結論に達したと満足し、次の事件に移ったのですね?」
「ええ、捜査は終了していました」

「・・・だが、あなたと組むブルックス刑事は、
 勤務歴が長く、あなたより経験も豊富だ。
 そのため・・・自身の懸念に基づき、事件を検証し直した。
 そうですね?」
「ええ」
「それでも、あなたには迷いがないと・・・
 当初の襲撃事件では、ステファニーが“ジョヴァンニ”なる男に狙われていると
 判断したのですか?」
「はい」

「ラウリーをジョヴァンニと、断定したのですか?」
「そうです」
「ステファニーの命が危ないと、判断しましたか?」
「いいえ・・・我々は・・・」
「では、どの時点で、確信を持ったのですか?
 ・・・首が折られた遺体が出た時・・・
 その頃には、捜査ミスだと気づいたのでは?」
「衝撃事件では、突き落とされた証拠がなく
 犯罪が起きた可能性は、認められなかった」
「ステファニーがラウリーに殺される心配はない、と思った?」
「そうです」

「しかし・・・あなたはステファニーの雇用者に、ジョヴァンニが危険だと言いましたよね。
 つまり、ラッセル・ラウリーが?」
「・・・・(デブリン、アリーシャに視線を)
 ええ、そうです」
「ウソをついたのですか?」
「私は、彼女が気の毒で・・・解雇は酷だと思ったのです」
「つまり、ウソをついたのですね」
「ええ」
「今もウソを?」
「・・・いいえ」
「ステファニーを心配し、ウソをついたのなら、自分の不手際も隠すかも。
 そして、新証拠を認められない無能さも、隠すのでは?
 (ここで、判事介入)
 いいえ、裁判長。
 彼の真実に対する利己的な態度を追及したいのです・・・」

つまり、デブリンの信頼性を落としたいってことですね、はい。
その目的は、クリア!しましたね。スティール。

スティール アリーシャ
「・・・やりすぎです」「必要だった」
「マットは、優秀な警官です」
「今日は違う・・・避けられない犠牲だ」

このエピ、2度見ましたが・・・
最初の時、マットがステファニーの勤務先の弁護士に説明したこと。
つまり、勤務先は、ステファニーがストーカー被害に遭っていると判断し
警備を強化していた。
それがウソとなったら・・・ステファニーは、解雇の可能性も。
それは気の毒だと思い、マットは
「ステファニーは、ジョヴァンニなるストーカーに狙われている」と、
説明したってことなんですが・・・・

マットのこの行動の動機ですが、まぁ単純に「可哀想に」で良いのですが。
本家、引き出します。ゴメンなさい。
これは、カーティスの役割でしたね。
生真面目&融通効かない設定のカーティスが・・・!
という背景があるので、意外性と「何だろ」的困惑が出てくるかと。
しかし、マットには、そこまでの背景(設定)がないので
まぁ、単純に「若い刑事さんが、若い女性に同情したのかネェ」的になる。

・・・・断っておきますが
これは、役者さんのせいではないと思います。
制作側の見せ方・・・だと思うので。
だって、マットだって大変でしょ(類似でアリーシャ・笑)
ある時はローガン、ある時はカーティス・・・・
マット自身を作り出すには、ちょっと時間が足らないと思うのだが・・・
ロニーはある意味楽だよ・・・スティールもね。
S2=マッコイ・エピになってから、
ワイルド的ムード=または乱暴者風、
出せば良いだろ雰囲気ありますが(スマン・笑)

だから・・・・ウ~ンと思ったのですが・・・・
しかし、2回目見たら・・・あら、これでも良いわッと思った次第で。
単純に若い刑事さんが・・・まだ経験が~な若い刑事さんが・・・
同情して、でも良いじゃないか!と思いました。
その流れで・・・

ブルックス デブリン
「・・・彼は容赦なかったな」
「そう思う?」
「敵じゃなくて、よかっただろ」
「誰が、こんな目に遭わせたと?
 僕だけが悪徳刑事で、無能呼ばわりされた」
「・・・私の本心では、なかったよ」
「じゃ、ボーナスとでも言うんですか?」
「まぁ、どんなにつらい状況でも・・・まだ早いか・・・?」

いつもなら、この会話に何か?と深読み態勢になるのですが・・・
このまんま、受け止めれば良いんじゃないか?と思いました。
あんまり深読みしないで、そのままストンと・・・・で、良いんじゃないかな~。
そう思いました。

・・・・今、あんまり考えられないからかも、しれませんがね・・・・(と苦笑)

ヘッ?って思ったのは・・・
「彼は容赦なかったな」「(彼が)敵じゃなくて、よかっただろ」
・・・・・・・・・・・・・誰?
・・・・・・・・・・・・・アッ!スティールのことね!!(笑)

容赦ないとか、敵じゃなくてとか・・・ストーンしか、頭に浮かばなかったよ(笑)
あぁ~スティールさんね・・・・ど、どこが??とか(ゴメンって)
L&O、全て(ってCI見ていないが&SVUもあんまりだが)で
怖いって・・・・私、ストーンしか思いつかないのだが・・・・
ベン様は怖いよネェ・・・私、S1-1から怖いと思っていましたがね。
マッコイは怖くないよ・・・酷いとは思う時もあるが、怖くはない(と思っている)

ちなみに、このエピ
本家では、マッコイが当然カーティスを攻めますが。
その後「悪気はなかった」とか言っていますが・・・
当然!悪気はある!!(笑)
S7-19『Double Down』で
「検事は、思ったほど賢くない」と言われたのを、根に持っているのに決まっているって!
ここで復讐とは・・・イイですネェ、検事長!!

と、UKなのに、なぜ本家で〆るのか!は、御容赦下さいませ(ペコリ)

UK S2-7「見えない真実」<1>

2015-04-02 11:06:59 | ~UK S2
更新もないのに、覗いて下さる皆様、有り難う御座います。
また、ボチボチと書いていこうかと・・・・(ペコリ)


では、UK S2-7「見えない真実」を・・・・
原題『Anonymous』=匿名、正体不明・・・某集団ではないと思いますがね。
このエピ、UK版シリーズ3のラスト・エピになります。
だから、そんな感じなラストで・・・で、キャラ色を出しているかと。

ベースは本家S8-18「幻のストーカー」
流れは、そのまんまだし・・・ジョヴァンニまで!(笑)

これは、エピ内でも説明していましたが
モーツァルトのオペラ、ですね。
キャッスル「“罰せられた放蕩息子”か。ピッタリだな」
と言っていましたが
「罰せられた放蕩者、またはドン・ジョヴァンニ」が正式タイトルで。

なんで、こんなこと、同じにするんだろ?と疑問。
本家側が、同じにしろ!と言っているのか?
UK独自に、何かあるだろうに。
ロミオとか、ハムレット、とか・・・
タンホイザーやローエングリンでも、私は良いが
それじゃ、ネオナチ絡みになっちゃうし・・・と独りブツブツ。

アパート階段での襲撃事件から明るみに出る、ストーカー犯罪。
被害者であるステファニー。
捜査するも、徐々にステファニーの言動に疑問を持つ出す刑事コンビ。
そして、最終的には「事件性なし」と判断。
その直後、ステファニーは殺されてしまう・・・
襲われている時に、必死に通報。
ジョヴァンニに襲われている、との声が・・・

事件の見直そうとするブルックス。
そして、疑わしい=もう犯人だろ=ラウリー。
ラウリーの犯行手口が明らかに・・・
って、さっさと進み過ぎだし(笑)
検察が説明しているだけで、終了・・・・
まぁ、今回は刑事さん方がメインなので・・・・
と思いつつも、余りにも軽い扱いの(スマン)ラウリー。
なかなか狡猾で、頭良いし、明らかに危険(おかしい)し・・・
そりゃ、そういう扱いのエピですが、
もう少し・・・というか、手口をもっと説明してやれよって、ネェ(求む同意・笑)

と言いつつも・・・
「事件が主役」って、ホント、大変ね~とか思いました(ペコリ)

スティールの執務室
ブルックス スティール ちょいとアリーシャ
「待ってくれ、ロニー。きちんと確認させてくれ。
 ・・・自分の捜査を調べ直したのか?」
「そうだ」
「で、新しい証拠が見つかって、ステファニーの訴えは事実だと確信したと?」
「その通りだ」
「・・・ロニー・・・
 弁護側がすでに見た報告書では、犯罪はないと結論づけていたが」
「分かっているよ」
「2カ月の捜査が、すべて疑われることになるんだぞ」
「我々に不備があったんだ。後発の事件を考慮すれば・・・」

「いやいや、そこが問題なんだ。
 警察による記録の事後修正を認めろと、いうのか?」
「それも、有罪にするために?」
「曖昧な事件では、どの警官も、記録を修正するようになってしまう」
「私が言っているのは、こも1件に限ってだ。警察のミスだと思う」
「そんなこと、弁護側は信じないわ」
「構わないよ」
「いくら有罪にと・・・」
「関係ない」

「じゃ、他に何が?」
「奴への感情じゃない。我々は、先入観に基づいて証拠を解釈した。
 結論を急ぎ、彼女を見捨てたんだ」
「取り消すほどの証拠が、あるのか?」
「あるとも」
「・・・分かった。訴状の変更を申請しよう。殺人未遂で起訴する」
「感謝するよ」
「礼は、まだ早い」

まぁ、ブルックスの新証拠は、
アパート管理人の高齢女性への、ある意味誘導尋問(だよね?)なんですが・・・
予備審問で、弁護側に突っ込まれても、平然なブルックス(さすがだ!)
しかし、相棒のデブリンについては・・・承知していると勝手に言及。
当然、怒るチャンドラー&デブリン。
で、デブリンは弁護側証人として、法廷へ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UK S2-5「克服」<3>

2015-03-17 12:28:06 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


あとは、怒涛の(?)法廷へ。
タミカの弁護士さん、いきなりやる気十分で。
タイナーの非道さをアピール。陪審の同情を得ることに成功。

で、スティールのタミカへの反対尋問。
傍聴席にマーシャルが・・・・動揺し、名前を言わないタミカ。
怒るスティール。
で、この怒りはマーシャルへか?タミカへか?多分両方(笑)

しかし決着はつかず・・・
だが、再び証言し、今の自分から脱しようとするタミカの決意が。
それを、支援すると約束するアリーシャ・・・

と、ラストを端折ってゴメンなさい(ペコリ)
ラストがドラマでしたか?
私は、ラストまでがドラマ、でしたよ。

今回、アリーシャとスティール、2本立てのようでした。
アリーシャとタミカ、最初は荒れましたが、それほど~でしたね。
その分、武闘派部門はスティールにって感じで。
正義を正す<タミカを何とか救う<<<<<<<<<<<<<マーシャルをぶち込む
素晴らしい図式を、披露してくれましたね。
御本人の欲望が引き金、という人生の真理を見せてくれましたね(笑)

「え~ッ!スティールさんは、正義を行ったのよ」
と思った方々・・・あぁ、最終的にはそういう結果になりましたが・・・
発端は欲です。自分が小バカにされた腹いせに・・・ですよね??
違いました?私の解釈が、どうもオカシイですか??(笑)

そして、アリーシャは、タミカに近い存在として、と思いました。
同じ町出身、レイプ被害者・・・・
アリーシャは、タミカの過去を責めているのではない、と思います。
タミカの未来、つまり「これからどうするのか」ということを、責めている。
マーシャルに騙されているのか、分からないのか?
その為、自分の人生を無駄にしているのが、分からないのか?
そして、それは自分だけではない。娘にも影響するのが、分からないのか?

・・・・まぁ、こんな感じで。
それに加え、ラストで、レイプ被害者の支援活動に触れていますね。
これは、勿論S1-7で、自身が被害者になったことを踏まえて、ですね。
被害者を支援する・・・自分も同じ被害者だから・・・
気持ちが本当に分かるから、支援できるってこともあるだろうし
自身の助け&立ち直りにもなるから・・・もあろうかと。

アリーシャは、タミカに対して、上から目線ではない。
これが、今回エピを共感しやすくし、そして分かり易くしているかと思います。

そして・・・<1>で書きました・・・
「下町娘の愛嬌を振り撒いて来い」=「Hackney Girl's Charm」

アリーシャだから、タミカが分かる、というスティールの励ましとも言えるし
いや言えんか・・・あの口調から考えると・・・・
でも、決してバカにして言っている訳じゃ、ないと思います。これは断言。

または~これはいつも通りの深読みですが・・・って趣味か?(笑)
治安の悪い地域ということから・・・
断固とした、というか、良い意味でも悪い意味でも、断固とした。
人の言うことを聞かないというか・・・
まぁ、頑固さをも含んだぶつかり合いって感じのこと・・・もアリかなぁって。
こういうこともアリかなぁって思いましたね。

上から目線、とタミカに思われては、説得できない。
タミカが、心を開かないから。
アリーシャは、育った環境を知っている。だからこそ、分かりあえる。
だから、ハックニー娘の魅力を振り撒いて来い=共感を分かち合ってこい。

・・・・・・・まぁ、スティールは、マーシャルをって目的がありますから。
しかし、タミカを救うためには、マーシャルをターゲットにするしかない。

ここで、当たり前なんですが
分化して物語を歩いていたスティール&アリーシャの目的が
合致するってことで・・・・
当たりまえなんですよ、何度も確認しますがね(笑)
検察として当たり前・・・仕事ですから。
で、そこに私的なものが加わる・・・・だから面白くなるってことを言いたかったのよ。
同じ町出身としたのは、効果ありだと思います。
アリーシャが、タミカに専念できるので
スティールは、ある意味飛ばせますしね(笑)

ラスト、裁判の決着はつきませんでしたが
タミカは前を向いて行く決意を…で、綺麗に終わっていますしね。
視聴者にとっても、納得できるラストだったと思いますが。

私は・・・
「放り投げのマッコイ・エピを、決着つけようとすると・・・
 ・・・・アララ~カッター・エピになっちゃうのね~」
が、感想で御座います(ペコリ)

いつも申し上げますように、これは好き好きですので・・・・
カッター・エピが、本家中最もファンが多いにも、重々承知ですよ。
だって・・・面白いでしょ?納得感あるし(マッコイ・エピ比、でね)

検事長がいないんだから・・・
いくらでも!!冷静にエピを見れますわよ~(微笑んで一礼)

記事が遅くなって、申し訳ありません。
覗いて下さる皆様、有り難う御座います。
今後も、こんな調子になるかと・・・・
まだ、TBJ #12、見てないんだよ~(泣きッ)

UK S2-5「克服」<2>

2015-03-17 12:02:29 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


キャッスルの執務室 検察トリオ、作戦会議
「銃がなければ、マーシャルの起訴は無理です。
 奴を投獄する唯一のチャンスなのに」
「まだ、タミカがいます」
「マーシャルに対して、タミカに証言させるつもりです」
「彼女に、証人保護プログラムの適用を」
「なんだと?タミカはタイナーを殺せと、依頼したんだぞ」
「タイナーは、刑務所に麻薬を持ち込み、タミカを支配し、娘まで脅した」
「だがタイナーは、刑務所の職員だぞ。
 彼が何をしようと、先ず犯人を投獄すべきだろ」
「タミカの協力で、マーシャルを終身刑にできるんですよ。
 ・・・彼女の弁護人と話します・・・」
「おい、取引きはダメだ。タミカは出所させんぞ」

ここで電話が鳴りだす。これをBGMに・・・
「マーシャルは、大勢の人生を台無しにしたんですよ、ジョージ。
 タミカは、小さな犠牲です」
「電話が鳴り続けて、かなわんのだよ・・・
 司法省は、マスコミに嗅ぎ回れるのを、嫌っているんだ」
「では、刑務所の実態を隠すつもりなんですか?」
「我々の使命は、犯罪者を起訴することだぞ。
 君たちも、職務を遂行して、タミカを有罪にするんだ」

電話に対応するため、立ち去るキャッスル。
「フン」と鼻を鳴らし、スティール、アリーシャに
「マーシャルを裁くぞ」「ジョージが、取引きは許さんと・・・」
「ジョージは無視だ。
 アリーシャ、君はタミカの信頼を得ろ。君だけが説得できる。
 あと20年服役したくなければ、証言すべきだと」

で、スティールは、タミカのやる気のない弁護士と会います。
レッド・ライオン・・・ってホテルですか?ホテルのバーってこと??
「・・・・私は、気楽に仕事して、毎週ゴルフをしたいだけなんだよ」
「では、解決策を話し合おう」
「ロンドンの刑務所に移れば、娘に会いやすくなる」
「彼女に、殺人罪を認めさせると?」
「それが、訴因なんだろ?」
「・・・・(ちょいとムカッ)
 条件を出して、交渉すべきじゃないのか?」
「彼女は、服役中の身だよ」
「だから、まともな弁護は不要だというのか?」
「どうせ、終身刑だよ」

「または2年で出られる道もある。
 ・・・・自分の依頼人を、助けたくないのか?」
「それは依頼人によるだろ。今回は下らん」
「・・・あの刑務所の去年の自殺者数を、知っているか?
 その中の何人が、看守に脅されていたかを」
「他の看守も、職権乱用しているとは、限らんだろ」
「それが、パンドラの箱だよ。君が、こじ開けろよ・・・
 全国の記者が、最終弁論に注目するぞ。
 法律扶助会から卒業し、大手の弁護士になれるかもな。
 年に2~3回は、高級ホテルとゴルフを楽しめる・・・絶好のチャンスだ」

そして、アリーシャはタミカを説得に・・・
「・・・弁護士なしじゃ、話せない」
「これはオフレコよ。あなたを助けたいのよ。
 自分のことを考えて・・・マーシャルの殺害の証拠が、必要なの」
「3年前に話した通りよ。私は、誰も売らないわ」
「・・・娘に会いたいでしょ?娘のためにも・・・」
「分からないの?話せないのよ」

「・・・子供の頃、あなたのような女性を見たわ・・・
 高級車を乗り回す売人と付き合い、卒業する前に身ごもって・・・
 “子供がいるから大事にされる”なんて言って信じていた・・・
 マーシャルのような男には、あなたのような女は、どうでもいい存在なのよ。
 自分の子さえ、気にかけない男よ・・・大事なのは、お金だけなのよ・・・
 あなたが証言しない限り、彼は悪事を繰り返すわ。 
 何度も銃を人に向け、何人もの若者が、彼の麻薬で死ぬのよ。
 それは、あなたの責任でもあるのよ・・・
 (アリーシャ、立ち去ろうとしながら)
 あと20年、ムダにしてもいいの?
 (壁に貼られている娘の写真を指差し)
 あなたが守らないと・・・娘さんは、安心して団地も歩けないわ。
 娘さんに、売人が高級車ですり寄って来た時、どうするの?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UK S2-5「克服」<1>

2015-03-17 11:59:28 | ~UK S2
合言葉は「負けず嫌い」(笑)
と、互いに言い合っています、検察コンビ。

そして、キーワードはハックニー。
字幕では「下町」と書いてありましたが、
もっと治安が悪い地区として、世界的に有名ってことらしいですね。
危険地帯、と訳した方が・・・まさか!住んでいる方々に、御無礼になっちゃうか?

原題『Survivor』=サバイバー、生き残った人、生存者
または、苦境を克服した人・・・まぁ、この路線ですかね。

私、今回エピで、最もオォ!と思ったセリフは・・・
吹き替え、なんですがね。スティールの言葉です。
検察トリオ作戦会議で、キャッスルが世間体を考えろ発言の後
スティール&アリーシャ
・・・・
「いいか、マーシャルを裁くぞ・・・ジョージは無視しろ。
 刑務所で、下町娘の愛嬌を振り撒いて来い。
 タミカを説得することができるのは、君だけだ。
 タミカが20年の服役を望んでいないのなら、証言させろ」

この「下町娘の愛嬌を振り撒いて来い」ですね!
字幕では「君はタミカの信頼を得ろ」ですね。
英語音声では・・・・「Hackney Girl's Charm」と聞こえたのですが・・・
あぁ、英語完全ダメダメな私の聞き取りですから・・・間違っていたらゴメンなさい。

ハックニー娘の愛嬌って・・・なかなか怖いワァと思ったもので(笑)
この愛嬌って・・・どう解釈するよ?ってね(笑)
広い意味で、解釈できますね・・・・ココが、今回私的ポイント。

看守のタイナーが殺された事件。
タイナーは、模範看守と言われていたが・・・実は悪の見本状態。
薬を持ち込み、刑務所内の売人に売らせる。
女性服役者に、特権を取り上げると脅し、性的関係を強要・・・

タイナーに薬を供給していたのは、売人のジャクソン・マーシャル。
マーシャルは、巧みに女性を利用し、薬を運ばせている。
そんな女性の1人、タミカ・ヴィンセント。
タミカは、殺されたタイナーが担当していた服役囚だ。
タミカに話を聞きたいブルックス&デブリンだが・・・

過去の事件で、タミカと因縁のあるアリーシャ。
刑事コンビは、アリーシャにタミカ説得を依頼するが・・・
自分が不当な服役を受けていると、アリーシャを恨んでいいるタミカ。
話し合いは無理。アリーシャに掴み掛るタミカ・・・

スティールの執務室 タミカに締め付けられた首を気にするアリーシャ。
そこのスティールが・・・
「ハックニーの女性は強いな」「例外もいますよ」
「タミカを告訴するのか?」
「それこそ、本気で恨まれますよ。
 それより、タイナーが死ぬ2日前に、タミカが携帯に電話しています。
 相手は、ジャクソン・マーシャルです」
「マーシャルが、犯人なのか?」
「警察は、麻薬絡みの銃撃6件に、マーシャルが関わっていると踏んでいます」
「奴なら、大量の薬物を動かせるな」
「タイナーが受け取り、刑務所内で売人に渡していたのでは」

「タミカは、また巻き込まれたのか?」
「検察に協力していたら、彼から守れたのに・・・」
「負けず嫌いなんだな(笑)」
「乱暴された直後なので、寛容になんかなれませんよ」

「・・・殺人の方が、麻薬より重罪だ。
 タミカに証言させることができれば、マーシャルを終身刑にできる」
「タミカは、私の話は聞きませんよ」
「彼女の出身地を調べたのか?」
「私と同じ町です。彼女だって、検察官になれたかも・・・」
「では、君が服役したって可能性もあるってことだな」
「(憮然なアリーシャ)
 私は、ロースクールを出るため、仕事を3つ掛け持ちして働いていたんですよ」
「君の方が、頭脳も根性もあるってことだ。
 しかし、タミカは必要だ・・・タミカの両親と話をしろ」

タミカの母親の話から
タミカがマーシャルに、タイナー殺害を依頼したと分かる。 
マーシャルとタミカを、殺人罪で起訴することに。
マーシャルは、保釈が認められる。
しかしタミカの弁護士は、やる気が見えない。
服役中だから、と・・・
弁護士がやる気ないのに、そこに苛立つスティール・・・・
どうも、マーシャルを標的に!で、タミカは、唯一の証言者だから状態か?(知らんが)

裁判所の男性用トイレ(だよね?)
・・・・・・全く関係ないが、男性用トイレ好きだよねぇ、『L&O』って(違うか?)
私、ストーン&マッコイ&カッターの、トイレ騒ぎ
どれも、覚えているわ・・・で、今回でスティールも仲間入り(笑)

で、手を洗うスティール そこにマーシャルが・・・
・・・・・
「全部、取り下げるんだろ。確かに、女から殺しを請け負った。
 だが、証拠がない」
「勝手に、決めつけるなよ」
「タイナーは、俺の儲けに手を出していたんだよ。
 まぁ、いずれ殺す気でいたがな・・・あの女は、都合よく俺の罪を被ってくれるようだ」
「・・・彼女が最後だ・・・お前自身が、償う時が来る」
「そうか?今度、警官がうちに入ったら・・・・
 (指で銃を作り、スティールの額に向けて)バン!」
不敵に笑いながら去るマーシャル。
見敵必殺心理状態のステイール(笑)

事件の概要が見えてきた。
タイナーに、性的関係を強要されていたタミカ。
しかし妊娠してしまった・・・拒否することを決意する。
しかし、タイナーは、タミカの娘を脅し始める・・・
関係を続けないと、娘にも被害が及ぶと言わんばかりに・・・
タイナーを殺すことを決意するタミカ。
そして、依頼したのは、自分の愛人だと信じているマーシャルだった。

タミカへの起訴を取り下げようとする検察。
しかし、タイナー殺害の凶器の銃が、証拠排除となる。
マーシャルと銃の関係がなくなってしまった。
唯一の証明は、タミカの証言だけだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UK S2-4「勇気ある証言」<3>

2015-03-09 13:31:24 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです。


さて、揺れ動くマットを他所に・・・
一本調子で頑張ってくれました=スティールさん!!

強気&皮肉&ドヤ顔・・・・ウ~ン、見せてくれましたね。
マットがフラフラしている分、こちらはビシビシとッ!(笑)

(多分)裁判所の一室
ニュージェントの弁護士(名前?) 検察コンビ
「故殺だと?ガーヴィーは自殺だろ。
 バカげた起訴内容で、面白いよ」
「君の依頼人からひどい虐待を受けたせいで、25年後に命を絶ったんだ。
 それが、面白いか?」
「ガーヴィーの霊と交信しない限り、真相は不明だよ」
「私は、特技が多いんだよ」(笑)

「法律を変えたいのなら、議員にでもなれ」
と言い残し、弁護士さん退室・・・

「(アリーシャ、顔をスティールに近づけ、内緒話風に)
 新たなジェームズ・スティール・ファンの出現ですね。
 (笑いながら)なぜ、人を怒らせるんですか?」
「知っての通り、私の性分なんだよ」

キャッスル スティール
・・・・・枢機卿の代理人がぁ、で混乱中のキャッスルに(笑)
「私は、穏やかに質問しただけですよ。多分枢機卿の誤解でしょう」
「威張り屋が、使いそうな言い訳だな。それとなく脅し、非難するってわけだ」
「私は、違いますよ」
「いや、君にはよくあることだと思うがね」

検事局の一室(多分) ニュージェント&その弁護士 検察コンビ
教会が提出した、被害者リスト&証言の資料を見て・・・
「・・・なぜ彼らの名を?」
「証拠は提示したぞ。法廷で会おう」
「こんな方法は間違っている」
「陪審は、捜査の手段など気にしないさ。
 重大な性犯罪の訴因が、44件ある」
「44件だなんて。そんなバカな」
「神に釈明する前に、被害者と向き合うんだな。
 彼らは、勇敢に証言したんだぞ、Mr.ニュージェント」
「私には、家族がいるんだぞ」
「あなたの投獄が、家族への何よりの贈り物だな。
 何を言われても、同情の余地はないね」 

弁護士に耳打ちされ、ニュージェント退室。アリーシャも同時に。
残るは、弁護士&スティール・・・怖い顔の方々(笑)
「・・・ここにいると、頭が痛くなる・・・」
「多分、君の良心の痛みだろ」
「やめてくれよ・・・
 ガーヴィーを含めた10件の有罪を認めた場合は?」
「不十分だな」
「では何件なら十分なんだ。30件か?」
「取引はしないし、条件も出すつもりはない。
 被害者たちは、法廷で証言したがっているぞ」

結構上から目線ですね>スティールさん。
しかし、御育ちがイイので(どういう設定だったっけ?知らんがね)
上品さが漂う嫌味で・・・一応褒めております(笑)

で、「どうもスティール、S1と変わった?」
と御思いのファンの方々、いますかね?
UKしか視聴していないし・・・の方に、いるかもですが~。
S2に入ってから、マッコイ・エピをベースにしておりますので
偉そう、意味なく偉そう(笑)が、設定に入っておりますので。
御了承下さい・・・
いや、マッコイより、ズ~ッと上品ですよ。間違いなく!
・・・・って、私が太鼓判押してもネェ(笑~)

で、「人を怒らす」っていうのは・・・
マッコイじゃなくて、ローガンではって気が・・・(?)

でで、今回、私を大笑いさせてくれたのは・・・ジョージ!!

「私は味方だから、分かりやすく説明してくれ、ジェームズ。
 一体どの部分が、カトリック教会の怒りを買わずに済むんだ?」

って・・・・なんだよ、それって(笑)
教会が怖いのね・・・これも、些細で意味無い様な言葉ですが
世間の教会に対する認識=畏れ、をシッカリ伝えております。
だから、隠蔽できた・・・親も信じなかった=信じようとしなかった
そういうことが、チョイと連想できるかと。
まぁ、素直にワッハッハ~と笑えば、イイんですけどね。

で、こんな調子でいかがでしょうか?(ペコリ)
私は、面白いと思っています、このエピ。
比べる方々もいるでしょうが・・・
比べるよりも、楽しんじゃえ!が、私の道で御座います(ペコリ)

ぬぁんと言っても!!
検事長がいないんだから・・・冷静に見れますからネェ(ここは自慢げに・笑)

UK S2-4「勇気ある証言」<2>

2015-03-09 13:31:08 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


ニュージェントの弁護士 反対尋問
「あなたは、友達の話を信じましたか?」
「当然です」
「では、大人に知らせなかった理由は?」
「口止めされたからです」
「2人の少年が、ポルノの印刷物を見て、性に目覚めた。
 それは、虐待の証拠ではない」
「論点が違います。 
 ニュージェント神父は、何週間もピートを、性的に虐待していたんだ」
「それは、伝聞証拠ですよね。
 あなた自身は、被害に遭ったのですか?
 デブリン刑事・・・私の依頼人は、あなたに触りましたか?」

「別の方法だ」
「別とは?」
「神父は、常に私の傍にいた。
 手をつないだら離さず、いつも私を見ていた。
 シャワーや着替えの時にね。皆、知っていた」
「全員知っていたと?皆で、神父の話をしたのですか?」
「はい」
「冗談や噂話を?」
「ええ、時には」
「では、作り話をした可能性もあるわけですね」

マット、激し、ニュージェントを指差し
「あの男のせいで、親友は自殺したんだ!」
「それは、あなたの考えですよね。
 あなたは、親友の苦しみに気付かなかったのでしょ?
 だから、自殺を防げなかった事実を受け入れるより
 依頼人のせいにする方が、気が楽だと思ったのでは」

「・・・・申し訳ないが、もう一度質問を」
「あなたは、依頼人の評判を落とし・・・」
「小児性愛者の評判だと?」
「ウソをしんじたいのでしょう。
 親友を救えなかったことに、罪悪感を持たずに済むから」

マット、再びニュージェントを指差し
「俺は、あの変態野郎が投獄されれば、満足だよ!」

これね、まぁ弁護士さんの追及は、「何言ってるんだよ(怒)」と思う方
大勢いると思うのですが・・・
私は、もう一つの面を、見せているように思えました。
この弁護士の指摘も、ある意味真実では?

教会の中 デブリン ブルックス
「・・・告解室には、20年近く入っていません」
「そりゃ、聞く方は大変だな」
「・・・ピートは親友だった・・・いつも助けてくれた・・・僕はなにもしていない・・・」
「できなくて当然だよ。
 彼は、過去を無駄にしまいと、風俗課に勤務したんだ。
 でも警察の問題は、いつも手遅れなんだよ」
「(泣きながら)
 ニュージェントは、僕に触れていないと断言しました。
 でも時々、自分の記憶に確信が持てなくなるんです・・・」

「そうか・・・私なんか、丸10年を安酒でムダにした・・・
 幸い80年代だったがね」

ロニーの慰めジョークに、泣き笑いのマット・・・
「今の話は、胸にしまっておけ。お前は、悪くないんだからな。
 じゃ、俺は外で待っているよ・・・・」

先程、マットは怖がっている、と言いました。
何に、怖がっているのか?
それは、当然、自分も被害に遭っているのでは、ということ。
しかし、未だある・・・・
ラストで言っているように、
もしかしたら被害に遭っていて、それを忘れ去っているのかも?
嫌なことを、記憶から削除しているのかも。
だから、「君には触れていない」というニュージェントの言葉に縋りたい&信じたい。
その反面、あの変態野郎(byマット)の言うことなど、信用できない。
つまり、被害に遭っているかもしれない。

ピートやハリーの前で、同じように被害に遭った者として
悩みや屈辱感等々を共有できない=しなくない。
しかし・・・と思うと、もう葬り去りたい。
だから、幼馴染達に強気発言になってしまう。
「もう過去を忘れろ。もう昔のことだ」等々・・・

そして、ピートを強いと思い、
それに反して、自分は弱いと思っているかと。
ピートが風俗課勤務が、それを物語っていますしね。
自分の過去を受け入れる&糧にする、ってことじゃなくて
そういうことが自分に起こったと認めるってことかと。

ピートは、それができていた。
それって簡単じゃないの?と御思いの方々・・・
簡単じゃありませんよ・・・経験者は分かるってネェ(意味深)
マットは、それができなかった、ということで。

ピートと話し合い、慰め合うことができなかった。
もし、自分が「恐ろしいんだ」と言っていたら・・・
ピートの心境も、違ったものになっていたかも。
勿論、マット自身も、何か変化が・・・

マットの後悔は、こういう部分もあったように思いましたね。

これ、まぁ小さいことなんでしょうが
被害者として描くのではなく=被害に遭っていない者として描くのではなく
まぁ、ある意味中途半端なんですが・・・
その存在の中途半端さが、マットの揺れる心情と
聖職者の子供への性的虐待という、信頼を裏切る行為の卑劣さを、
ドラマ全体に、漂わせているように思えました。

分かりにくいんですけどね。
それに、本家では、ドラマが主役&1話完結、と言っても
出演している主要キャラには、それぞれ歴史(というか背景&経験)がある訳で・・・

UKは、それがなくて~ってことになるので。
描き方に変化があっても、それはそれってことで。
私は、ある意味別ドラマとして視聴していますよ。

だって~!
検事長出ない=別ドラマ・・・違うか?(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UK S2-4「勇気ある証言」<1>

2015-03-09 13:30:50 | ~UK S2
ちょいと、遅くなりました(ペコリ)

原題『Confession』=告白、自白・・・カトリックでは告解
ラストにマットが、告解しようとしているのを見ると
私は、広義で告解が良いかと。

でも、邦題の「勇気ある証言」って、どの部分?
マット?被害者たち?ウ~ン。分からんわァ。

ベースは、本家S5-20「聖者の裏切り」
ローガン退場御祝儀エピ、ですね。

勿論ベースを踏襲しています。
が、聖職者の子供への性的虐待は、アメリカだけでは、ないですよね。
イギリスでも、同じようなことが問題視され・・・って大問題だわッ!
このエピは、初放映は2010年9月30日、となっています。
で、Wikiで調べましたら・・・
イギリスで、2010年9月16日から4日間、当時の教皇が公式訪問されています。
(別の教皇の非公式訪問は、あったらしいが・・・)
で、ここで「なぜ公式訪問が、そんなに珍しいのか?」
と御思いも方々・・・または
「公式訪問が、2010年って・・・何よ?」な方も、いますかね?

ヘンリー8世=エリザベス1世の父親ですが・・・
映画「ブーリン家の姉妹」、御覧になった方はお分かりかと。
ヘンリー8世が、当時の妻と離婚して、
エリザベス1世の母であるアン・ブーリンと結婚しようとしたのですわ。
まぁ、アンが、愛人ではなく妻の座を望んだって、言われていますがね。
で、当時のバチカンに「離婚を認めてくれ」と訴えたのですが
王妃キャサリン・オブ・アラゴも、バチカンに訴えるし・・・

で、バチカンは離婚を認めず=ヘンリー怒る=カトリック教会から離脱
で、英国国教が~で御座います。

つまり、英国がバチカンと袂を割って~以来の御訪問って訳ね(正式には)

で、この正式訪問以前から
カトリック聖職者の子供への性的虐待が、問題となっていて
この訪問時に、デモの計画があった、そうです。

で、このエピの放映日を見ると・・・
まだまだ、世間は熱が冷めていない時期ですよね。

本家をベースに、ですが
選ぶエピ&放映日には、UK事情、バンバンありそうですね。
って、他は知りませんがね~(スマンです)

さて、ドラマですが・・・
マット・デブリンの心情を察するのが、なかなか、ですね。
もう、お分かりでしょうが
本家では、ローガンの心情を、クレイゲンが受け止めています。
ここでは、クレイゲンは、利害関係無しの友人ってことで。

まぁ、ローガンの独り言のような話に、付き合うって感じですが。
しかし、これは視聴者にも聞こえますので。
で、マットには、この受け止め役がいない。
ということで、視聴者、勝手に察しろ、ですかね?(笑)
法廷で証言した時の、スティール&弁護士
そして、まぁ総括のブルックス、がその辺りかと。

ハリー マット
「ニュージェントのやったことは、忘れられない」
「ピートは、克服していたんだ」
「克服だって?」
「ピートには、妻も子供もいたんだ・・・」
「何言ってるんだ?マット」
「もう被害者じゃないんだ、ハリー」

「ピートは、ずっと抱えて生きてきたんだぞ。当然だ。
 だがマット、お前には言えなかった。
 どうせ、そんな反応だろうと、分かっていたんだ。
 お前は、何でも、うまくやれるから・・・」

マット
「妻と子供を残して、自殺なんて、できないだろ。
 ピートは臆病者だ」

前半、結構ピートに厳しい言葉がありますし、
同じく幼馴染で、被害に遭ったハリーにも、優しいとは言えない。
とはいえ、最後には、いきなり証人として法廷へ。

ここで、やっと、マットの心情が見えてくる。
ニュージェントが「君には触れなかった」と言っていたことが
どういう意味なのか、少し見えてくる。
そして、ラストのロニーとの会話で、
なぜマットが、幼馴染達にも、強気と受け止められていたのかが、見えてくる。

どうでしょ?
まぁ、マットの心情は、受け止める人、それぞれが、思えばいいことだと。
私はこう思う、で良いかと思います。
だから、ある意味千差万別ってことで。

私は、マットは怖かった&怖がっていた、と思っています。
何が怖かったのか?

法廷 デブリン、証言
「9歳の時、2週間、水ぼうそうにかかって・・・
 母が留守の時、ピートが訪ねてきました。
 ある日、彼が聖具室で、ポルノ雑誌を見つけたと言いました。
 私達は、ニュージェント神父の雑誌のことは、知っていました。
 神父は、ピートに、1冊渡したんです。
 ・・・・・・・・・
 ニュージェントは、ピートに自慰の方法を教えていたんです。
 ピートが彼としたことを、私に見せようとしたので、
 私は、彼を突き飛ばし、間違っていると言いました。
 ピートは混乱し、私に腹を立ててました。
 ニュージェントのように、声を荒げ怒っていると言って、泣き出してしまいました。
 
 その日、ニュージェントは、数週間罪を犯したと、 
 ピートを怒鳴っていたんです。
 ピートを礼拝堂に引きずり、祭壇の前にひざまずかせ、
 誰にも言わないと、誓わせて、言えば地獄に堕ちると脅したんです・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます