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「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

UK S2-11「絶望の果てに」<2>

2015-04-27 22:10:08 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


検察トリオ(*1字幕)
「ペックは除名だ。検視結果を説明しなかったのは、許し難い。
 君たちは、メーガンの言い分を信じるだろ?(頷くスティール)
 ・・・で、どうするんだ?」
「ホール判事に呼ばれました。陪審を解散して、やり直しでしょう」
「罪状は?」
「故殺だよ・・・火をつけたせいで、息子が死んだんだ。
 彼女が注射していたら、昏睡状態に陥らなかった。
 安楽死だって、殺人だ・・・違法だろ?」

「6か月間、拘置所に入った後、また裁判を初めから?」
「現裁判は、続けられない。
 仮に判事が同意しても、メーガンは、不当に助言されたと主張できる」
「・・・(思いついたぞ、なスティール)ということは、
 弁護人を職務怠慢で訴え、別の弁護人が付けば、6カ月後に出られる。
 ペックから、取り上げよう」


ホール判事の執務室 判事 スティール ペック(*2字幕)
「・・・どういうことだ?裁判を続ける気か?」
「選択肢を考慮して、検察は故殺での取引に応じます」
「続行の意味が、分かっているの?」
「メーガンに再審は、酷です。
 どんな判決が下ろうと、イアンの死に絡んだ状況が、考慮されるはず」
「・・・その通りね・・・分かったわ。続行しましょう。
 ただし互いに、理解するならね」
「いいとも・・・どうすればいいんだ?」


法廷 判事
「・・・メーガン・パーネル、あなたは、故殺罪を受け入れ(*3字幕)
 息子のイアンを、死に至らせたと認めました。
 罪の深さを考慮すると、禁錮刑に処さないわけには、いきません。
 しかし、それまでの献身的な態度や、息子が死んでいると思い込んでいたことから、
 情状酌量の余地があると、考えます。
 懲役3年の刑に、処することとします・・・・
 刑の執行前に、十分な精神鑑定を受けることを、勧告します・・・」

テロップ
「ペックは、刑事弁護を辞め、個人事務所を開業
 メーガンは、5か月後に精神鑑定を受け、釈放された」


+++++++++++++++++++++++++

検察トリオ(*1吹替え)
「ペックは除名にすべきだ。
 彼は、死因を教えぬまま、依頼人を法廷に立たせた。許されん。
 ・・・メーガンの言い分は、事実だという認識でいいな(頷くスティール)
 ・・・で、どうする?」
「判事から、呼び出しを受けています。
 陪審は解散され、きっとやり直しになるでしょう」
「何の罪で?」
「故殺に問わねばならん。
 メーガンが火をつけたせいで、息子は死んだんだ。
 そもそも彼女が注射していれば、息子は、昏睡状態に陥ることもなかった。
 ・・・慈悲死といえども殺しだ・・・違法行為となる」

「つまり、あのバカのせいで。メーガンは拘置所に戻され
 また一から裁判の苦しみを、味わえと」
「でも、続ければ、もっとドロ沼化するぞ。
 仮に続行して有罪判決が出ても、メーガンは上訴できる。
 不当な助言をされたと、訴えればいい」
「・・・裏を返せば、あの弁護人は、職務怠慢を問われる。
 まともな弁護士がつけば、メーガンは短い刑期で済むかもしれない。
 ペックが弁護人からおりるよう、しむけるんだ・・・」

ホール判事の執務室 判事 スティール ペック(*2吹き替え)
「このまま続けたい?意図が見えないな」
「熟考した結果です。
 裁判を続けるのなら、故殺に取り下げる用意があります」
「続行すればどうなるか、分かって言っているのよね?」
「やり直しによる、被告人の負担を防げる。
 判事が、どんな判決を言い渡そうと、
 最終的には、死因を勘違いさせた者が、問われます」
「う~ん・・・一理あるわね。裁判を続けてもいいわ。
 弁護側が、了承すればの話よ」
「OKです・・・で、何をすれば?」

法廷 判事(傍線部分だけ・*3字幕)
「・・・故殺罪において、有罪を認めた上・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゴメンなさい。感想は、待って下さい(ペコリ) 

UK S2-11「絶望の果てに」<1>

2015-04-27 22:06:46 | ~UK S2
検察トリオ
「陪審の顔を見たか?慈悲の行為と、取っていたぞ。
 弁護人が無能でも、無罪になる恐れがある。
 なぜなら、哀れな女性の苦悩を感じるからだ」
「ジョージの言う通りかもしれません。
 謀殺罪が順当なのに、釈然としないのです」
「なぜペックが故殺で取引しないのか、私には分からない。
 他の弁護人なら、精神的な苦痛を理由にする」
「我々は、弁護人の質まで、保証できんぞ」
「それなら・・・彼に正しい道筋を示してやればいい」
「どんな方法で?」
「話し合います。故殺で取引できると。
 ペックに、判断力があるといいけど」

スティールの期待を裏切り(笑)、ペックに判断能力なし(笑)
ペック、故殺で取引しても、実刑になると。
メーガンには、娘と暮らせると約束した。申し出を、拒否。

そして、改めて無罪を主張。ここでは、メーガンも同席。
検察、メーガンに説明&説得。
有罪になれば、25年~終身刑の可能性があると。
そして、有罪になる可能性が高い、と。
しかし、メーガンを急き立て、退室するペック。
検察コンビ、ペックはどうもリスクを説明していないようだと、訝しがるが・・・

ペック、主張を変更。
心身喪失による無罪を、と。
根拠は・・・法廷で専門家証人が説明する、と。
これを受け、検察トリオ
・・・・・・
「最初は否定し、次は無自覚だったというのか?」
「迷走している」
「もしこれが認められたら、彼女は、生涯施設から出られません。
 娘だけではなく、全てを失います」

裁判所更衣室 スティール ペック
「陪審は、卑劣な策略だと気付くぞ。依頼人が、信用を失うだけだ」
「そうかもな。または気の毒なメーガンに同情して、気付かないかも。
 陪審を、買いかぶりすぎだぞ、ジェームズ。
 真実より感情に訴える方が、重要だ」

スティール&アリーシャ 街歩き
「ロースクールで、悪質な弁護士の話を聞いていましたが、実物は初めてです」
「あぁ、自己中心的で能力に欠け、道徳心が無い」
「メーガンのことは、気にもかけず、ゲームの駒扱いです」
「いや、そうとも限らないぞ。彼女も同意しているはずだ。
 彼女は、被害者じゃない」

アーミテージ博士、メーガンの精神分析を。
ここで、メーガンの気持ち、そしてイアンの状態が、ハッキリ分かってきます。

アーミテージ、検察コンビに報告(&食事)
メーガンは、事件当時、心神喪失ではないと判断。
しかし、精神的な問題は抱えている。
抑うつ、パニック障害、慢性の睡眠不足・・・・
そして、イアンを施設に入所させることを、拒んだ理由も。
メーガンの父親はアルコール依存症、母親は健康障害。
そして伯母は、車いす生活で・・・・
メーガン自身が、長期間、施設に預けられていた過去が。
その時の酷い扱い、辛い経験が、理由であった。
検察コンビ、メーガンを気の毒に思うも
これをシッカリ説明しないペックに、またもやイラッ。

法廷 ペック側の専門家証人
ACSSについて説明(急性介護者ストレス症候群)
しかし、スティールの反対尋問で、その信憑性を揺るがされて・・・

ペック、またもや、検察へ。
今度は、メーガンの告白を聞いて欲しいと。
メーガンの告白。
イアンが発作を起こしたが、注射を打たなかった。
もう終わらせたかった・・・・痙攣を起こす息子を、抱きしめた。
そして死んだと分かった・・・一緒に死のうと火をつけたが・・・
ペック、陪審を解散させ、やり直したいと。
しかし検察(ってスティール)、不快感露わに退室。

メーガンの告白は信用できない。
検死報告書では、イアンの死因は、煙の吸引だと明記されている。
検視医に確認するアリーシャ。
報告書に間違いはない。しかし・・・
発作で昏睡状態に陥って、その上で呼吸し、煙を吸い込んだ可能性も・・・

スティール&アリーシャ 街歩き
「・・・単なる可能性だろ」
「メーガンは、イアンが死んだと思って、火をつけたんです」
「ではなぜ、当初は無罪を主張していたんだ?」
「ペックが娘と居られると約束したんですよ。
 彼女は、社会制度に振り回されてきたんですから、弁護士の言う通りです」
「彼は、無関心だしな」
「真実を知り、心神喪失に切り替えたんですよ」
「死んだと思っていたなら、殺意はなかったことになる」
「謀殺罪には、なりませんよ」

法廷 メーガンが証言台に
スティール、反対尋問で、イアンの死因を明かす。
メーガンは、まだ生きていたことを知らなっかった・・・
検視報告書は、間違っていると(勝手に)思っていたのだ。
真実を知り、泣くメーガン・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UKと本家

2015-04-21 14:26:38 | ~UK S2
・・・・一応、カテゴリーはUKで・・・いいのか?
しかし、UKと書いても、実は本家S1の宣伝だったりする・・・んですよ(笑)

えっと、そんなこと、御存知だよ!でしょうが~
UKエピは、本家をベースにしております。

えっとえっと・・・
多分Ben Danielsファンの皆様は
「UKは、シーズン2が終了=私も終了、よ!」
と思っていらっしゃるかと・・・・全く正しい!と思います(笑)
私は、そういう皆様を、絶賛応援致しますよ(笑笑)

・・・・・・そういう意味では、私のL&Oは、もう既に終了~なんですがね(笑笑笑~)

だから、撤退されても、大いに結構!なんですよ。

でもネェ~、
まぁ、折角『L&O』と接する機会があったのですから・・・
本家も、ちょいと見ていただきたいナァ~と思いまして。

つまり・・・S1が始まりますので・・・
本家S1、見逃すのは・・・惜しいとお思いますので・・・

これは、『L&O』という枠ではなく
海ドラ・サスペンスという、広範囲でお考えいただいても
見ていただきたい・・・・と思っております(ペコリ)

確かにね、古臭いんですよ。それは、間違いなく確かです。
私も、そう思いました。
最初にS1、視聴した時・・・・S15~20放映後、ですからネェ。

映像も古い。ファッション、その他~やはり古いなぁって。
まぁ、もっと細かく言うと、演技も今風とは・・・・なんですよ。

しかし!面白い!!
間違いなく、面白い!!


そうなんですよ。

あのね、正直に書きますと・・・
これね、S5=マッコイだったら、お勧めしないんですよ・・・
なぜ?リィンさん、あなたは検事長至上主義者では?
その通り、です(キッパリハキハキ大声で)

マッコイは・・・内容的に、ブッ飛ばし感ありですので・・・・
取っ付きにくい=分かり辛い・・・という面がありますので・・・
S5&6は、まだマシ、ですが・・・S7になると・・・ネェ(とか・笑)

だから!ストーンは、大丈夫です。
エッ?それって、ストーンは内容、簡単ってこと?
いやいや、違いますって・・・内容の完成度が高い、からなんですよ。

・・・・ウ~ン、この表現で合っているか否か?ですが・・・
マッコイは、視聴者が、ある意味考えて結論付けないと~なんですよ。
って、私がそう思っているだけ、なんですがね(苦笑中)
だから・・・・そんな面倒なこと、したい人、いないよネェ。

ストーンは、ドラマとして、こちらにも疑問を投げかけますが
マッコイのように、放り投げではありませんし
その上で、ストーンが悩み苦悩する姿に、訴えの力がありますし。
ストーンを通して、ドラマを考えることができるんですよ。
さすが!ストーン!!で御座います。

私は、正直、『L&O』最高の検事は、ベン・ストーンだと思っています!
ホントホント。間違いなく、彼はMr.L&O!で御座いますよ。

で、補佐のロビ(男性補佐さんだよ)も、良いですし、
刑事さん方も、ジョーク満載&酷さもなかなか、ですし(ホントよ)

私も、S1見て「オォ!これは、凄いわッ!」と思いました。
で、ストーン、なぜ4シーズンで退場?と思い、調べて・・・
Michael Moriartyと、お知り合い(笑)になった次第で・・・・

見る価値、十分だと思います。いや、完全に断言できます(キリッ)


まだ、本家S1、未視聴の方!
ぜひ!この機会に!!

UK S2-10「大人の都合が生む悲劇」

2015-04-20 16:51:02 | ~UK S2
原題『Shaken』=揺り動かす、振動・・・そんな意味。
ベースは、本家S6-22「ホームシック」

レインズ夫妻の息子、まだ赤ん坊のアレックスが、
ベッドで死亡していた・・・
突然死と思われたが、
検視官は、揺さぶられ症候群との疑いを、口にするが・・・

これ、何が焦点なんだろっず~っと思いながら、視聴していました。
ウ~ン、もう本家とは異なるだろうし・・・異なっていたわ(笑)

制作側が、何を伝えたかったのかは???ですが~
私は
「あぁ、皆さん、ちょっとだけ身勝手で・・・それが悲劇になったのね」
と思いました。
そして「ちょっとだけ身勝手、そしてちょっとだけ無神経」だと。

これは、ラスト、前妻アンドレアが告白した時
マイケル・レインズが、聞いていて・・・2人の視線が合う。
しかし、何も言わず、当惑した表情でマイケルは立ち去ってしまう・・・

このマイケルの表情、怒りでも悲しみでもなく、当惑って思えた。
でね・・・マイケルとアンドレアは、夫婦時代、
妊娠を願い、何度も治療&挑戦をしていた。
しかし・・・そして2人は別れたのか?
それとも、スザンヌと交際したのが先か?
まぁ・・・言っていたっけ??(覚えていない)
アレックスが誕生。アンドレアは、仕事の為、レインズ家を訪れている。
その度に、アレックスを見ることに・・・まぁ、見ないこともできたろうが。

これって・・・残酷だよねぇ?
子供がいる家庭。
元夫の、子供がいる家庭。
家族が揃っている訳ではないが、その香りがする家に入る残酷さ。

想像するけど、
アンドレアも、それでOKとしたんだ思う。仕事だからって。
でもねぇ、それが本気で大丈夫だったのか?
その時は、大丈夫と思っても、段々徐々に苦痛に・・・

マイケルは、同じく苦しんだアンドレアの心中を察しないと。
それ、怠ったというか、アンドレアの言葉を鵜呑みにしたのか・・・?

マイケル、あんまり登場しないが
随所で、アレックスを可愛がっていた雰囲気、出していました。
で、ラストでコレかぁ~と思ったんですよ。

皆、何処か、もうひとつ、配慮が足らない。
何がって言えないような配慮・・・・それでアレックスが犠牲に。

そして、オォ!と思ったのが
冒頭、刑事コンビが、レインズ夫妻に話を聞いている時
スザンヌの携帯に会社から連絡が・・・
いや、子供亡くなっているのに、「出てこい」という会社って・・・
スザンヌがいないと、潰れちゃうのか?
これは、スザンヌの優秀さを強調ではなく
会社の配慮の無さ、
そして、赤ん坊の息子の死因が普通ではない、と言われつつも
仕事に向かうスザンヌの姿・・・勿論心では泣いているだろうが・・・
しかし、行ってしまう・・・これも・・・だと思いましたが。

最初の頭部への打撃で、医師に診てもらったって言っています。
検視官さんは、過去にも脳に損傷を受けていたかも、と。
母親のスザンヌは、医師に診てもらったと言いますが
医療記録が無い。医師は「母親の過剰反応」だと。
母親が大げさに騒いでいるだけ・・・記録に残す必要もない、と。

検視官さんも、法廷で、レイラの弁護士の追及に遭う。
防戦一方で・・・揺さぶられ症候群の他の可能性を、認めざる負えない。

死亡3週間前の傷は、死因になり得るのか?
「・・・外傷が見当たらない場合でも、出血が起こったら
 数週間後に死ぬことは、まれだけどあるわ。
 表面を打っただけで、また出血する可能性はある。
 ・・・・脳と頭蓋骨を再検査しなきゃ」

アレックスの遺体を掘り返す
→頭蓋骨に、治りかけの骨折があった。
 回復中の骨折は、3週間前の傷と一致
 再出血は、別の衝撃で起こった。

子守りレイラ。
彼女が原因ではなかった、と言っても、ネェ。
アレックスを泣かせつつも、恋人との逢瀬を楽しもうとする子守りでは・・・
また恋人ロイドですが・・・ベビーモニターのスイッチ、切っちゃったんだっけ?
それもネェ・・・
で、勾留中に同房者に刺されて死亡=なぜ?と思いましたが。
殺さなくても、良かったのでは…?
殺す意図が???でしたが・・・検察の横暴さでも現そうと?
起訴したが(って起訴は警察だよね?)
どうもロイドの犯行ではない。だから釈放へ~ってそれで終わるか?って。
でも検察は、それで終わるんですよね。しかし一般市民、終わるかね?

というふうに、ちょっと身勝手、ちょっよ配慮欠如。
そんな人々・・・って、コレって実際に生きている私達ってこと~~~~?
・・・・・・・・・・・とか思うと・・・ちょっと怖かったです・・・・   

全く名作でもないだろうし、面白いともいえないと思うが・・・・
(スマンです、と言っておこう・笑)
リアルだったわァ・・・・
「自分、何か悪いことしましたかぁ?
 それって、大したことじゃないですよネェ」
的な雰囲気が・・・リアルでリアルで・・・・怖かった・・・

アンドレア
「・・・抱いているに耐えられなくて・・・
 だから、そのまま、ただ手を離したのよ・・・」

で、御座いました。

一体誰が可哀想なのか?
ロイド?ウ~ン、彼の死の意図が、完全に掴めていないが・・・
でも、スイッチ、切ったし、彼は。
切らなかったら・・・違う展開になったかも?
しかし、レイラといちゃつきたいからって・・・この辺あるから、あまり同情できんが。

アンドレア?ウ~ン、確かに、そう思う面、あります。
しかし、早く救急、呼びましょう!って。

やはり、アレックス、なんでしょうネェ。
とっても説明的な邦題ですが、まさしく!で御座いますね。

で、気になったのは・・・
レイラの弁護士さんが、ラストに発した~
「30過ぎて子供がいないのは、注意しなきゃ」
って・・・アリーシャのことですかね??
吹き替え「気を付けて、30過ぎ、子供なし、焦ってる」
スティールに、アリーシャの気を付けろって言っているのか?
・・・・・アリーシャとスティールが、そんな雰囲気なんですか?
って・・・シーズンラストをお楽しみって・・・違うか?(笑)

そんな設定、無いと思うのだが・・・
スティール降板で、なんでもやってやろう!精神なのか、制作サイド??(笑)

それと~
キャッスルとの会話時の、スティールのタイが、洒落ておりました。

はい、こんな感じです(ペコリ)

UK S2-9「最期の誇り」追記

2015-04-14 13:34:04 | ~UK S2
感想です。一緒に書けなくて、申し訳ありません(ペコリ)

原題『Denial』=否定、否認・・・・こんな感じ。
ベースは、本家S10-3「エゴイストの愚計」
ちなみに、本家でも『Denial』という原題のエピがあります。
本家S8-2「否認」ですね・・・・原題そのまんま、のナイスな邦題(ゴメン)

いかがだったでしょうか?
何となく・・・もやっとした感じ、というか、ハッキリスッキリしない、というか。
まぁ、『L&O』は、後味の悪さが、身上なんですが(笑)
それでも、検事さんによって、後味の悪さが、変化しますがね(笑笑)

私は、法廷ドラマ、というよりも、
人間ドラマ、それも夫婦のドラマって見た方が楽しめると思いました。
だから、頭を切り替えて、視聴していました。

今回は・・・・
レイチェル・キャラハン判事の立場を、どう扱うか?で
ドラマに変化が~と思っています。
つまり・・・
「夫婦間の事件で、被害に遭った妻の職業が判事であった」視点か~
「判事である妻が、夫婦間の事件の被害者に」視点か~。
まぁ、結局は同じなんですがね(苦笑)
簡単に言うと、レイチェルを見る時に
判事視点で見るか?妻視点で見るか?ってことなんで。
つまりは~、制作側が、どっちで見せているか?ってことなんですわ。

スティールは、頑張っていました。
彼は、レイチェル=判事、という視点で頑張っていたかと。
それは、病室での反対尋問、ということになるかと。
スティールの追及は、厳しかったですね。
その前に、担当のホール判事が、スティールに事前牽制(笑)していましたが
その通り、治療拒否するほど追いつめられている人を
更に更に、追い詰めておりましたが。

酷いですよね。
法に忠誠を誓った=法を職として選んだ、ならば
私生活も、人生も、法に従えって・・・無茶だわ、あんたって(笑)
この時、スティールの今回エピの立ち位置が分かったので
私は、笑ってしまいましたよ・・・それは後程。

しかし、スティールが、どんなに頑張っても
今回は、人間ドラマなんで・・・上司が、そうしているし(笑)
キャッスルが、レイチェルの病室を訪れるシーン。
最初に、この2人、過去に何やら~風でしたね。
単なる同僚、としてではなく、より親密な関係を暗示し
だからこそ、レイチェルが、本心を吐露できる、ということかと(勝手に)

ここ、巧いですよね。
私は、記事の中で、同時中継と書きましたが。
ダンとレイチェルが、心情を吐露する。それも交互に。
流れは合っていますが、ダンはその時の自分の心情を、ですが
レイチェルは、今その時を振り返ると、な感じでした。

ダンの話で、結構レイチェルは、無神経な言葉を発していますね。
ある意味、失礼な・・・まぁ、夫婦間でイラッとしたなら出てくるかぁ?
その時は、分からなかった。
しかし、今なら分かる。それは、夫が何を思っているかが、分かってきたから。

私、ダンの話すレイチェルの言動から
なかなかな奥様だったのね、と思いました。
ここ、流れでサササ~と進んでいますが、ダンの動機を明確に現すシーンだったかと。
毎日この調子では・・・

この夫婦、プライドも高そうで、なかなか出世欲ありな夫婦、ですよね。
まぁ、言葉を変えれば、上昇志向な夫婦かと。
そんな夫が、妻に日常的に・・・って、妻は意識していないだろうがね。

ただねェ・・・・ダン、そこまでプライド高いか?って気もしました。
妻の仕事の邪魔をしないよう、娘と一緒に我慢を・・・って。
彼は、妻を懸命にサポートしていたんでしょうが
妻は、それがいつの間にか当たり前になり、感謝が無くなってきた・・・
って、感じなのかなぁ~。
それも、在りか?

最初に書いた「もやっとした感じ」って、夫婦だから、かネェ。
と、私は思っています。
キャラハン夫婦、互いに愛していると言っている。こんな事態になっても。
しかし、それでも、夫は怒りに任せたとしても、妻を殺害しようとした。
そして、妻は、夫のアリバイを証明していても
自分の尊厳を守れないのなら(治療拒否できないのなら)
夫を見捨てる・・・

レイチェルが、夫のアリバイ証明を否定する理由って・・・
判事魂が目覚めて、正義を成そうとした?じゃないよネェ。
法的に無能力者となってしまい、それを覆し、治療拒否を実行させたい
=その為に、夫のアリバイを否定=判断能力あり、と検察に認めてもらう、だよね?

いやいや・・・
夫のアリバイを証明し続ける=治療続行=自分の意思が通らない。
それでも、隙を狙って~とか、もう少したってから~とかで
自分で、死ぬ機会も出てくるんじゃないのかなぁって・・・思いましたが。

私が・・・悪魔なんですか?私が、酷いんですか?(笑)

そうしなくて・・・アァ、ドラマ放映時間内に終わらせないと・・・じゃなくて!
夫を有罪にするような証言を・・・あぁ、裏切られて立ち直れない=死にたい
でしたかネェ。
しかし、その裏では、自分を裏切った夫を許さん、とか~あったりして(勝手に)

つまり・・・愛している。しかし、憎んでいる。
憎んでいる。しかし、愛している。
・・・・・・・・・・・夫婦のことは~男女のことは~分からんワァ~なんでしょうネェ。
白黒つけられない。
これが、ドラマをもやっとさせている要因かと。

当事者しか理解でき無い様な心情が
どうして他人に分かろうや??ってこと、かと(勿論勝手に)
だから、もやっとしていても、良いんじゃない?と思っています、私・・・

ラストも・・・このラストは、困ったがネェ(スティール並みに・笑)
そんな・・・・夫婦が抱き合った直後、妻の息が・・・って
そりゃ、無いでしょ?いくらなんでも・・・そりゃ、勘弁してよって。
ココは、あぁヤレヤレ、でしたね。申し訳ないが。

しかし、私以外の、多くの方々が
「まぁ、綺麗に終わったワァ」て、思っているかも・・・
・・・・・おっと、優しい私・・・・・

「エェ!リィンさん、UKに甘くない?」
と、お思いの方・・・確かにUKに甘いですね、私(自覚アリ)
だって~検事長出ないんだし・・・
(何に増しても勝る、私の最大理由・笑)
本家ベースでも、違うドラマだし・・・
ゆる~く じゃなくてリラックスして~見ましょって感じで。

このエピ、面白いと思っています。ベースの本家から。
これネェ・・・あぁ、ベースの記事にも書いてありましたね。
検事さんの立ち位置、というか性格というかで・・・変わるんじゃないかぁって。
いや、ドラマの筋は変わらんが・・・見せ方とかがね。

マッコイは、UKではアリーシャが代弁してくれた「離婚すれば良かったのでは」という考えで(笑)
マッコイの言葉では「離婚すれば済んだだろッ」ですがね(笑)
夫も分からん、妻も分からん・・・俺には理解不能って立ち位置かと。
結構、ラストじゃなくても、本編でも投げているような気が・・・・笑

ストーンは、やはり理解できないかと。分からんなぁってことで。
しかし、ストーンは、分かるよう言って御覧ッ的な感じじゃないかなぁ。
私の分かるように説明を・・・ウ~ン、分からんが、まぁ男と女だからなぁって(笑)

カッターは、もっと同情的かと。夫に対してね。
マイクは、優しいからネェ・・・・
犯人は夫であり、厳しい態度で、と思いつつも、
動機を知るにつれ、夫に対して、ちょっと分かるなぁ、俺って感じで。

で、スティールなんですが・・・「困った人だなぁ」って・・・笑。
あぁ、レイチェルに対してですがね。
これ、吹き替えでは「手に負えませんね」 字幕では「困ったな」
病室での反対尋問の時の言葉です。聞いた時、笑った笑った。
今回のスティールの立ち位置かぁ!って、ね(笑)
レイチェルを、困ったチャン扱いですね。もう、困った人だなぁって(笑)
もう、サクサク、仕事、させてくれよォ~ですかね。
まぁ、判事がサッサと証言してくれれば、終わるような簡単な事件なのに
なに、複雑化させているのか・・・困ったナァ~って(笑)
ついでに、ジョージは、意味深に「レイチェルに優しく」と牽制するし。
アリーシャは、「つまりは、何事にも夫は、妻に対して役立たずなのよ」だし。
・・・・・・・・・早く、終わらせてくれよ~って・・・・私は、そう思いました。

「エェ!違うわよ、リィンさん!
 スティールは、一生懸命、正義を成そうとしているのよ」

ウン、それは否定しません。
でも、かなり面倒くさそうで・・・はいはい、ゴメンなさいって。

と、感想でした(ペコリ)

UK S2-9「最期の誇り」<2>

2015-04-13 15:44:24 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


この場面は、レイチェル、そしてダンが、交互に写ります。
・・・・私は、同時中継か?と思いましたが・・・(笑)
互いの話を補完し合い、心情吐露したり・・・ですね。


病室 キャッスル レイチェル
・・・・・・・
「・・・同じ状態の人を生かそうとしただろ?
 時が来れば、受け入れられるようになる」
「ジョージ・・・もう排泄さえ自力ではできないのよ。
 何のために、生きろというの?」
「人権運動に身を捧げてきた君が、自分の命には無責任になるのか?
 人に生きろと言って、自分は耐えられないと言うのか?
 君には、未来と知性があるだろ」

「法廷で、無いと判断されたわ。
 ジョージ、あなたも加担して、私から尊厳を奪ったのよ」
「君が、夫のために、偽証したからだ・・・ダンは有罪なんだろ
 無罪なら、君はダンの為に生きるはずだ。君はダンを愛しているのだから」
「・・・夫に愛されることが、法以外で、たった1つの心の拠り所だった・・・」

「・・・正しいことをするんだ・・・真実を話すんだ・・・」

「・・・私達は口論となって、ダンは別荘の外に飛び出した・・・
 彼は、しばらくの間、姿を消していたわ・・・20分くらいよ・・・
 ・・・・・(ロンドンへの帰り道で・・・)
 ダンは、何度も道を間違えたの・・・
 きっとどうするか、決断しようとしていたのね・・・・
 どうするかって・・・・決断を・・・」

「もう君は全部認めたんだから、死ぬ必要はないだろ」
「いいえ、あるわ・・・
 無能力者保護法廷に、治療中止を決定する能力が十分にあると、認めさせたいのよ。
 ・・・あなたから、伝えてほしいの・・・」
「レイチェル・・・」
「私が死を望むのは、理性を失ったからではないわ・・・
 愛する人に裏切られたからよ・・・立ち直れないほどに・・・」


一方 スティールの執務室 スティール アリーシャ
「私には、理解できません。妻を狙うなど、極端すぎます。
 浮気ならともかく・・・」
「浮気していたのさ、仕事と。 
 よくある心理だよ。“独占できねば殺す”だ」
「でも痴情のもつれではなく、依頼殺人ですよ。キャラハン判事には、酷ですよ」

そこにダン・キャラハン、弁護士、登場
「ホール判事の決定に対し、上訴するつもりだ」
「奥さんの証言がなければ、長期刑になるからな」
「離婚すれば?」(アリーシャ!有り難う!!)
「(ダン、アリーシャに向かい)私は妻を愛しているんだ」

そして、ダンが話し出す・・・(って、弁護士、何故止めない??笑)
「・・・イライラされるのは、惨めだ・・・相手の方が、頭の回転が速いんだからな。
 気が付けば、いつもグチを言っていたよ。妻は、私を子ども扱いしていた。
 ・・・・休暇のことで、口論になった・・・
 “文句を言わないで!私ものんびりしたいけど、重要な役目があるのよ”
 ・・・・私は電話をしたんだ・・・番号の書いた紙は、燃やしてしまった・・・
 別荘に戻ると、妻が怒っていた。私は、高揚感を味わったよ。
 初めて、私が主導権を握った、とね・・・
  
 ・・・ロンドンに戻り、取り消したかったが、彼に連絡を取れなかったんだ。
 だから道に迷ったフリをした・・・
 妻はこう言ったよ“何もできないのね”・・・

 私は、鏡を持って車から降りた。守衛が妻のことを話すまで、実感がなかったよ。
 その時、思ったんだ・・・悪い結婚じゃなかった、と・・・」

「必要とされている今、役に立てないわね・・・・」


アリーシャの鬼!と叫びつつ(笑)
感想は次で(ペコリ)・・・・遅くなるかも??(も一度ペコリ)

UK S2-9「最期の誇り」<1>

2015-04-13 15:42:03 | ~UK S2
警察 いつもPCでサポートします、のアンジェラさん。
今回もお見事なサポートを!ちょいと自慢気。
さて、御褒美は・・・第3のブルックス夫人候補か?
それとも!こちらが本命?の第1のデブリン夫人候補か?


警察トリオ
・・・・・・・・
「・・・キャラハン夫妻は、12時半に別荘を出ている。
 周りの話では、夫は帰るのに不満だったらしい」
「無視された気分に、なったのかも?」
「だからって、妻を殺しますかね?」
「恨みは、結婚生活を変えるのよ」
「知っています。ロニーに聞きましたから
 (顔を見合わせるロニー&ナタリー)
 夫は、判事を愛しているのかも」
「判事の書記官に聞いてみよう。
 判事が帰ることを、知っていた者が他にいたら・・・
 マットの結婚への理想も、壊れずに済む・・・行くぞ、サンシャイン」

このサンシャインって、呼びかけの言葉ですね。
主にUKで~、まぁアメリカでも、でしょうがね。
有名な曲がありますね・・・私でも知っている(笑) 
恋人への呼びかけって説もありますが、今は大きな範囲で良いかと。


警察トリオ
・・・・・・
「手の焼ける仕事仲間は、忘れないわ」
「その通り。胸に刻むもんだ・・・」
とマットを見つめるロニー。
「オ、オレですかぁ~?」な顔のマット(笑)


予備審問 ホール判事 ダン・キャラハンの弁護士 スティール
「Mrs.キャラハンの最初の供述は、虚偽です。
 ビデオ撮影で、反対尋問をしたい」
「Mrs.キャラハンは、苦痛を味わっています。
 病室で反対尋問するなど、プライバシーの侵害行為です。
 しかし、もう一度だけ、証言する用意があるそうです。事件当日について」
「夫をかばい、修正するはずです。
 陪審の判断材料となる証言が欲しい」

「Mr.スティール、あなたは人を徹底的に追及する。
 健康な者でも、耐え難いわ」
「しかし、今のままでは、被告人の思惑通りになります。
 妻がアリバイを裏付け、そして死ぬ。
 影響力のある判事が、法を無視して、夫を無罪放免にしようとしている。
 それは、見過ごせません」
・・・・・・・・


キャッスル スティール
「よく考えてみろ、ジェームズ。
 レイチェルは、明日、治療を中止する身なんだぞ」
「だからこそ、夫に罪を償わせすべきです」
「法にすべてを捧げてきたレイチェルを、さらし者にするのか?」
「法に尽くす立場で、ウソをつくからです」
「今回は、無理もないだろ」
「ジョージ・・・慎重に尋問しますよ・・・」


病室 スティール、レイチェル・キャラハンへの反対尋問
・・・・・・・
「何度同じ質問を繰り返しても、答えは変わりません。
 ダンは、常に見える所にいました。誰かが、私達を見ていたのよ」
「11時50分に、荷物を積んでいたのですか?
 しかし、目撃者は、積んでいなかったと言っています」
「それなら、聞かないで」
「なぜ“誰か”は、あなたの予定が分かったのですか?
 誰が、駐車すると言いましたか?」
「私よ」
「警察には、御主人だと言ったはずですが」
「あの時は、薬でもうろうとしていたのよ」
「・・・・・なぜ、夫をかばうのですか?」
「夫は無実だからよ」

「(やれやれ風なスティール)
 結婚生活では、本当の気持ちを言い合えなかったのでは?」
「一体何が言いたいの?Mr.スティール」
「彼は、失業したことを、隠していましたね」
「事件とは無関係だわ。私達は、理想の家を設計していたのよ」

「あなたの昇進が決まり、彼は土地の手付金を返却させています。
 (驚いた表情のレイチェル)現金で2万ポンドだ」
「私を驚かせようなんて、考えないで。安っぽい小細工ね」
「Mrs.キャラハン、あなたを殺した場合の報酬と、同額だったんですよ。
 (ここで判事&弁護士、介入。しかし続行)
 ・・・証人としての誓いだけではなく、判事になったときの誓いも、お忘れなく・・・」
「分かっているわ」

「法の番人として、人生を捧げてきましたか?」
「はい」
「法に忠誠を誓い、夫や娘、孫との関係などすべてを、犠牲にしてきましたね」
「・・・今の私は、弁護側の証人であって、私生活を糾弾される身じゃないわ。
 判事として務めた間、多くの子供を救ってきました。
 危険な犯罪の投獄にも、貢献してきました」
「なのに、なぜ最後に、そんな態度を取るのですか?Mrs.キャラハン。
 裁きの場で偽証罪を犯し、犯罪者に対して・・・
 自分を殺そうとした男を、無罪にするつもりですか?」

「あなた方は、真犯人を逮捕していないわ」
「・・・困った人だ・・・もし、あなたなら?」
「何が?」
「これが、あなたの法廷なら?
 女性に真実を語らせたいと思いませんか?
 被害者には非が無いから、恥じるな、と言うはずだ」
「もちろんです」
「それなら、どうか、真実を教えて下さい、Mrs.キャラハン。
 事件当日、犯人が電話を受けた11時45分に、御主人は視界にいましたか?」
「・・・ええ、見えていました・・・確かです」
「・・・なぜ彼を罰しないのですか?・・・判事が法を守れないのなら・・・
 なぜ信念を曲げるのですか?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

UK S2-8「支配」追記

2015-04-07 13:46:56 | ~UK S2
えっと、感想で御座います(ペコリ)

原題『ID』、意味分かりますね?そう、それです(笑)
邦題がぁぁ!は、後からジックリ弄りますので(笑)
ベースは、本家S3-14「秘められた思い」、ストーン・エピですね。
そして、UK版シリーズ4のオープニングになります。
オープニングに相応しい、見応えあるエピだったと思います(私はね)

で、ちょっと偶然知ったのですが・・・
今から、UK版シリーズ4に入ります。
でね、アメリカでは、シリーズ4、放映順序が、バラバラなんですわ。
シリーズ1~3は調べていないので、分かりませんがね。
シリーズ4は、6エピあります。
アメリカでは、ラスト・エピだけが、その通りってことでした。
で、何が根拠でバラバラなのか・・・謎、でして。
日本、スパドラさん放映は、UK版に沿っているようです。
・・・・・だから、全く違和感無かったのか、私・・・

精神疾患がぁ!と言っていますが、
あんまり内容に関係ない気がしますがね。
本家が、そういう感じですので、出したのかネェ。
って、一応本家に沿って、ですので。
しかし、精神疾患にしなくても、十分通じると思いました。

最も言いたいことは・・・
キャッスル&スティールの会話、だと思います。
エピでは、しつこく根性で、「ジョー=ビリー?」を追及しています。
これが、2人の会話に繋がっていますね。
ジョー=ビリーならば、再犯ということになる。
少年時の犯罪で刑期を終え、新たな人生(=新たなID)を与えられ
ひとりの社会人として、生きていく・・・
この制度が、非難の的になる。全く無駄であったと。
そして、凶悪犯罪には、極刑も辞さない、という風潮が強くなる。
それが、例え少年犯罪でも・・・・可能な限りの罰を。

だから、ジョーの正体が、大問題となってくる。

だから、原題は『ID』だと、考えています。
新たなID、新たな人生・・・しかし、だからといって更生できるのか?
そして社会で普通に暮らして、ささやかな幸福を見出せるのか?
IDは、身分証明(証)という意味ですが、ここでは人生とも考えられる。

でね~邦題「支配」ですよね。
これは、もう御存知、スティールとダニエラの会話、からですね。
この部分は、まぁエピの解明で。
誰が犯人なのか、が分かるシーンでもある。エピの盛り上がり部分、ですね。
ダニエラが、ジョーを支配している。精神的に。
それも分かる。
その支配(ダニエラ流で言うと愛、ね)が、犯行の動機になっている。
それも分かる。

でもネェ~、事件(動機)の解明が
内容の最も伝えたいことでは・・・・・ありませんよネェ。
「支配」となると、ダニエラとジョーの関係が、メイン?ってなってしまう(気がする)
でも、違うと思う。最も伝えたかったことは。
コレがネェ・・・・言わずにいれないわッって・・・・ことでして。

また、ジョーが気の毒で・・・・ドラマとはいえ、気の毒としか言いようがない。
過去にも刑務所で、酷い扱いを受けた、と話しています。
しかし、ドラマ内では、ジョーに対して保護的扱いをって描写はない。
そして、最期は自殺・・・
検察や弁護士さん、もっと何か出来たのでは?と思いましたよ。
多分、ワザと、の描き方なんでしょうね。

ラスト、イーライの言葉
字幕「万事解決とでも、思ったのか」
吹き替え「自由が、彼を幸せにするとでも?」

いやいや・・・吹き替え見て、良かったヨカッタ(ホント)
キャッスル&スティールの、要の会話を復習するつもりで視聴したのですが
(この部分は、字幕&吹き替え、意味は同じでしたので、一安心)
イーライが、スティールに投げつける言葉が、こんなに違うとは・・・
吹き替えは、非常に意味深ですよね・・・・いやいや、考えさせられるわァ。

例え、自由になっても、ジョーは・・・・幸せになれますかネェ。
疑問符がついてしまいますねェ。
自殺も、信頼しきっていた(例え縁切りを企んでいても)ダニエラが
最愛の女性で、自分の子を妊娠していたアリスを、殺した。
この真相を、知った後かもしれませんね。
もう、人生に絶望して・・・・

検察コンビが、喜んでやって来るのは印象的で。
検察の考えでは、
ジョーの無罪証明=正義が果たされた=ある意味勝利=自由になれる=喜ぶべきこと
というような図式が・・・まぁ、普通に考えると、その通りなんだが。
しかし、ジョーの場合は違う・・・その「違い」に気が付いているのか?
つまり、厳しい言い方ですが、検察もジョー自身に親身になっている訳ではない。
いや、これは当たり前なんですがね。
ひとりひとり、親身には・・・無理ですって。
ジョーの人生を考えている訳ではない。
そう、それが当たり前・・・と思いつつも、残念な気がする。
ジョーが可哀想で、と思ってしまう。
これも、『ID』=人生、を考えることになるのかもしれない・・・

私は、このエピ、今までのUKエピでは、1、2を争うような良いエピだと思いました。
特にスティールは、これが最高では?
これは、もうスティール・エピと言っても、良いかと思うよ。
だって、ベースとは、全く異なるエピになっているし(笑)

スティールの色んな表情が見られ、ラストの放り投げも、なかなか良かったし。
見てヨカッタ~と思わせたエピでしたね。

で、気になったのは・・・・色々(笑)

アリスの昔の恋人・・・いかにも、な男でして(笑)
ストーカーっぽくて、DV系?・・・イヤだわァ。
でも、犯人じゃないって分かっているので・・・ネェ(笑)

ロニー、床に地図広げて頑張っていました。
UKって、床に座り込み、結構見ますが?UK文化、なんですか??(?)
スティールも床にドカッと座り込むし・・・なぜ?

検察長官、断言した「3週間前のビリーの写真」って・・・・一体何だったの?
一体誰の写真だったんでしょ?間違い?共犯者のダレンとか?
部下が、写真、間違った?
いやいや、検察長官にも極秘だったのかも・・・わざと異なる人物の写真を渡したとか?
ウ~ン、誰か教えて欲しいわ・・・・!

イーライ登場時、スティールのファンだと感激。
この時のスティール、控えめに嬉しそうで・・・・ファンの方は萌えシーン、ですかね?

で、カメラの撮影なんですが・・・今までとは違うような?
いきなりストン、と落としたり
いきなりガバッと、アップになったり・・・
BGMに合わせている場合もあり・・・緊迫感アップに貢献しておりましたがね。

で、最も??なのは・・・
ダニエラが、普通にジョーに告白していたら・・・
そのまま、2人は幸せに~になったのでは?と思った私・・・(笑)

もし、マッコイだったら
「あんたが、ジョーにサッサと告白していたら、アリスは死なずにすんだかもな」
くらい言いそうな・・・と思い、笑いました。

で、次回は・・・・
「離婚すれば済んだだろッ」(byマッコイ)エピでしたね(笑う~)
さて、スティールは、何を言ってくれるやら・・・って、何か言ってぇぇぇぇ!!(笑う笑う)

では!いつも通り長々と、失礼しました(ペコリ)

UK S2-8「支配」<4>

2015-04-06 16:28:12 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


取り調べ室 ダニエラ チャンドラー スティール
(この組み合わせは、ちょっと珍しいのでは?)

「…ジョーが、私の部屋に来たの。“アリスとケンカした”と。
 彼に日記を取り戻してほしいと、頼まれたのよ。
 アリスを殺すとは思わなくて・・・
 部屋から日記を盗んだけれど、それだけよ・・・」

チャンドラー、ダニエラからDNAを採取。

「・・・間違っていたわ。ジョーに従うべきじゃなかった」
「ジョーは、精神的にもろい。ダニエラ、君が指示する立場だ」
「重罪犯と向き合うのは、大変なのよ・・・」

ノックが。チャンドラー、DNAを渡す「大至急よ」

「・・・現場のDNAを採取している・・・」

帰ろうとするダニエラ。チャンドラー、威嚇的に座らせます。
そして、再びダニエラが・・・
「20年間で、これほど入れ込んだことはないわ」
「ビリーのような殺人犯は、初めてということか」
「ビリーは殺していないわ。ダレンが、殺したのよ」
「しかし、ビリーは止めなかった」
「ビリーは、父親の暴力を毎日見ていたからよ。彼は、傷ついていたわ」
「そして、君が治療に現れたって訳か」
「彼のためよ」
「いや、邪魔されないためだ」
「ええ、誰にも邪魔できなかった。だって、私が頼みの綱だったから」

「日記を読んでいないのか?」
ビリーの日記を開くスティール。
「日記は、私的なものよ。読まないわ」
「(日記を読み上げるスティール)
 ・・・“もうダニエラは要らない。アリスだけだ。
 ダニエラに、治療をやめると伝えた”・・・」
「アリスが死んだ日に、ビリーが書いていたのよ」

手渡された日記を閉じるダニエラ。見たくないように。
「・・・彼には、私が必要なはずだわ」
「あなたは、アリスが邪魔だったの?」
「違うわ」
「アリスを、駐車場で待ち伏せしたのね」
「違うわ」
「アリスの遺体に付いていた髪が、君のものなら、終身刑だ」
「・・・私は、話をするために行っただけよ・・・
 アリスは、ビリーを愛していなかったわ」
「だが、彼は愛していただろ。2人の結婚が、不満だったのか?」
「彼女は、ビリーを愛せないわ」
「では、君は愛せる、と?」

涙を拭うダニエラ。畳みかけるスティール。
「それを伝えに、行ったのか?」
「日記の為よ」
「日記は、無かったのか?」
「渡せと言ったのに、アリスは逆らったのよ」
「で、君が殴ったのか?」
「バッグを掴んだら、車のドアに倒れて、頭を打ったのよ・・・事故だったのよ」

しゃがみ込み、ダニエラを見上げるスティール
「・・・アリスは、頭を何度も叩き付けられていた。事故じゃない。
 ジョーは、何も頼んでいない。
 彼は、君を無条件に信じていたから、
 自分の愛する女性を殺すとは、夢にも思わない」
「アリスは、彼を化け物と言ったのよ」
「化け物は、君だ。君が、アリスを殺したんだな」
「私は、黙らせたかっただけよ!彼女は、不適格なのよ・・・」 

立ち上がり、ダニエラを睨み付けるスティール
話を続けるダニエラ
「ビリーは、脅えた少年のようにソファに座っていた。
 時々、すごく近くに座るので、石けんの匂いがしたわ。
 私は、全部うまくいく、と伝えたかったのよ。
 彼の正体を知らない人とは、結婚できないと言ったら、彼女に伝えたのよ」

「ビリーにとって、刑務所は過酷なのに
 自分を守るために、彼を見捨てるつもりだったな」
「・・・いいえ、彼と乗り越えられたわ。彼が大丈夫なように」
「彼を支配して、依存させることか。それは愛とは違う」
「彼には、私が必要なのよ。
 今までどんなことが起こっても、全部私に報告してきたのよ」
「・・・アリスは、妊娠していた」

スティールの言葉に、衝撃を受けた表情のダニエラ。
「・・・“全部”じゃ、なかったようだな」
「・・・・そんなこと・・・(泣き崩れそうなダニエラ)」

そして、アリス殺害容疑で逮捕へ・・・・

総括 バーで独り飲むイーライ。ちょっとぼんやり風。
そこへ検察コンビが。スティール、封筒をポン。
「ビリーの釈放通知だ」「彼は、自由の身よ」

ちょっとはしゃぎ風なコンビ。しかし・・・
「2時間前、ビリーが、首を吊っているのが見つかった」
「・・・自殺したのか?」

立ち去ろうとするイーライ。
しかし、スティールに、ひと言、言わずにはいわれない・・・
「・・・万事解決、とでも思ったのか」

言い残し、立ち去るイーライ。
残されたスティール&アリーシャ・・・・・


・・・・・・・申し訳ないが、感想は後日で(ペコリ)

UK S2-8「支配」<3>

2015-04-06 16:27:59 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


(多分)キャッスルの執務室 キャッスル スティール
「状況が変わりましたよ、ジョージ。
 ジョーがビリー・ウェルズなら、処罰も変わります」
「相手によって、変えるのか?」
「彼は犯行を繰り返しました」
「保安病院から、出られなくなるな」
「・・・対処すべきですよ」
「間違っているか?」
「世間に知らせるべきです」
「どうなると思う?」

「内務大臣のために、隠蔽に加担する気はありませんよ」
「それだけだと思うか?ジェームズ?」
「違いますか?」
「・・・世間に知れたら、司法制度全体が非難されることになる。
 法廷で裁かれた子供は、二度と社会に出られなくなる」
「本件だけですよ」
「いや、1件では済まない・・・
 国民の67%が、死刑の復活を望んでいる。
 下院議員にとって、これは絶好の機会だ」

「政治への悪影響は、別問題ですよ。彼の運命は、陪審が決める」
「陪審裁判を受けるのか」
「陪審員の買収は、ありませんよ」
「しかし、報道の影響は、あり得るだろう。
 偏見を持たずに裁ける陪審員を、探せると思うのか?
 本件を裁くのは、危険だ。今の法制度が、脅かされる。 
 陪審裁判の廃止に、つながるぞ」
「では隠蔽に加担しろ、と?」
「真実が害になることもあるんだ・・・」

キャッスル、ビリーとの取引を指示。
弁護人には、検察長官に知られる前に話すよう、細かい配慮を(笑)

イーライ、ジョー=ビリーとは知らなかった、と。
ジョーの弁護をするつもりだと、頑張るが・・・
スティールに、公正な審理は無理だと言われ、ビリーと話し合うと。

チャンドラー、スティールに資料を渡す。入手経路は、御勘弁、と。
ビリーの刑務所での記録だ。
ビリーを識別するための特徴が、書かれている。
“左腕に約7センチの、自殺未遂による傷痕”

ジョーと面会する検察コンビ。
確かに傷痕が・・・ビリー本人だ。
ジョー曰く「自殺未遂ではなく、ナイフで切られ放置された痕」だと。
刑務所では、皆が自分を知っていた・・・酷い扱いを受けた・・・
二度と刑務所には戻らない、と誓った・・・
そして、やっと自分をビリー・ウェルズだと認める。
泣きながら、アリスは殺していないと・・・・
取引きは?イーライも、何とかと、話すが・・・
「・・・日記だ・・・刑務所の内容が書かれている。
 それでも疑うのなら・・・裁判しかない」

日記が鍵だ。日記はどこに?
アリスとジョーの部屋には無い。
日記には、イヴォンヌ事件の詳細が書かれているという。
これを読めば、書いた本人が誰なのか、分かるはずだと。

ダニエラが関与を?そして、日記がダニエラの部屋から見つかる。
やっと日記を入手する検察。
ジョーは、アリスに全てを知って欲しくて、日記を渡したのだ。
自分の新たなIDがなくなることも、承知で。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます