goo blog サービス終了のお知らせ 

「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

UK S2-3「法を司る者」

2015-03-01 13:41:35 | ~UK S2
原題『Defence』=防衛・・・スミスが、ですか?
一体誰が・・・じゃないわ、コレ。
法律用語では、抗弁、という意味だそうです。
ウンウン、多分「抗弁」が適してるかと。納得(ウム)

ベースは、本家S6-21「妄想と現実の狭間で」で御座います。

統合失調症感情障害で、双極性障害、偏執性妄想、
そして幻覚症状と診断されているジョン・スミスが起こした事件。

まぁ、スミスの落差、がある意味見もののエピなんですが・・・
見かけの落差が、あまり無かったので、ンン?って思ったのは事実ですわ。
しかし、表情、というか瞳で演じ分けている様な気がしました。
スミス、結構瞳が大きい、というか大きく見開いているのかも?ですが。
(超有名俳優さんらしいが、私は、分からんので・スマンです)

過去に起こした事件で、
検察が、保護観察12か月&罰金200ポンドで、終わった、という点は、
一応物語的には、検察ピ~ンチ!要素もありましたが
あんまり重きでは無かったような・・・

で、その分、スミス&スティールが、対立とまではいかないが
って、裁判だから対立かぁ~ですよね(笑)
ライバルというか、負けられんというか・・・・ってそれ程強くはないのですが
スティールの「お前の甘えは許さん」的心情が見えた気がしました。

今回のスティールは、良いぞ~と思っています。
こう裁判等での激したシーンよりも
もっと抑制というか、まぁ感情が激していないシーンが。

もっと正直に書きますと、偉そうでゴメンなさい、なんですが
「あら、スティールって、こういう奴って掴めましたか?」って思いました。
って・・・まぁ演じている方にですがね(苦笑)
私、UK見て初めて
「そうそう、スティールって、こういう人だよね」って思いました。
・・・・・・いつも通り、勝手にですがね(ゴメンと言っておく・笑)

激するシーンは、当然目立ちますが
全体的に、引いている印象を持ちました。

その分、スミスが目立って・・・は、良いのですよ。
・・・・・と、思っているのですがね。

スティール&スミス
・・・・
「・・・私は、司法取引に来たんだ」
「そうだったな。
 ・・・実は、心神喪失の主張で、裁判がすぐ終わるのは残念だと思っているんだ。
 きっと、楽しめただろうに。知識を、存分に発揮できただろうしね」
「(呆れ風なスティール)
 ・・・・3人が亡くなり、若い女性が重傷を負ったんだ。君は何も感じないのか?」
「事件のことは、残念だと思うが、あんな怪物は私じゃない。
 私は、あんな男の行動に責任を取るつもりはないよ」
「本当に、自分が無罪だと?」
「あぁ、他人の罪を償うつもりはないし、
 犯行時の記憶がないから、更生のしようもない。
 もちろん刑務所を、更生施設と定義した上での話だが」

「訴因の変更を提案しに来たんだ。限定責任能力での故殺を、受け入れろ」
「冗談か?」
「応じれば、5~10年間の入院治療ができる。
 謀殺で有罪だと、刑務所に25年だぞ」
「そうは、ならないよ。10人以上の専門家が、証言してくれる。
 私が、犯行当時、心神喪失だったとね」

「3人を殺して、無罪評決が出ると思っているのか?
 再犯を防ぐため、収監される確率も高いぞ」
「自由の為なら、リスクも仕方ないだろう」
「自由を得て、どうするつもりだ、ジョン。
 限定責任能力での故殺で、有罪を認めれば、治療が受けられるんだ」

「精神科病院に入るのは、どんな人間だと思っているんだ?
 私は、彼らとは違う。断じて違う」
「君は、病気なんだよ、ジョン」
「薬を飲めば、私は君と変わらないよ、Mr.スティール。
 ・・・・私のようになるのが、恐ろしいのかい・・・
 ・・・もしかして、君は、私の気持ちが、分かるのでは?
 結果を気にせず、衝動のまま生きることが」
「結果は、必ず伴うものだ」
「本当に?私だって、優秀な弁護士になれたはずなんだ。
 それを、証明するよ」

ここで、スミスが、スティールを意識している&負けんぞ的発言をしているかと。
まぁ、冷たい言い方をすれば
スミスが、勝手にスティールをライバル視している風な。
俺だって、あんたに負けない位優秀なんだって言いたいんだろうネェ。
このスミスの感情が、ラストに繋がるのですが・・・

このUKエピ、決して絵的には、派手ではないんですよ。
まぁ、冒頭の殺人現場や、殺され方は、惨いですし
なぜか、オネェな店員ポールの印象が残って・・・(笑)
凶器の銃剣、重傷のジョアンの気の毒な姿、等々はありますが
検察になると、なかなか正当=つまり華が無い(笑)

スミスの挑発(?)に
スティールは、乗っていないように見えましたが・・・いかが?
今回、スティールがなかなか良いぞ、と思ったのは
ウ~ン、こういう言葉は誤解を招く、とは危惧しますが・・・
イイ意味で「目立たない」んですよね。
・・・・・誤解しないでね。ってどんな誤解だよ(笑)

検察=スティールが、正当で一本道筋を決めているので
見る側が、スミスがどう出るかってことに重きを置けるように思えました。
とは言っても、スミスもそれほど派手じゃない。

というのは、もう姉の証言後、もう崩れてきますよね。
スティールの反対尋問で、もうそれが窺える。
そして、故殺で有罪を認めた後の量刑の場面でも。

しかし、字幕&吹き替え、どちらも
「スミスは、薬を服用していない」とは言っていないんですよね。
って・・・・言っていました?
私は、言っていないという認識なんですが。
もし、言っているよ、ならご一報を(ペコリ)

スミスに対する描写も、不親切だと思います。
まぁ、本家視聴の方は、全て流れを御存知でしょうがね(笑)
でも、これ、何も予備知識なかったら・・・難しいと思う。

スミスは、犯行時、心神喪失であった。
それに、過去、警察&検察が、適切とはいえない対応を。
と、悪条件下ながら、スティールは

「犯行時は、心神喪失だったとしても、凶器を盗んだ時は?
 薬をやめた時も、然りです。彼の判断が、犯行につながった・・・」

薬の副作用で、自分が自分ではない精神状態になる。
身体的にも作用が・・・
意図的に飲まなかった。
そして、薬を服用しなかったら、自分がどうなるのか知っていた。

これが、スミスの姉の証言、スミス自身の言葉(反対尋問)で
まぁ、明らかになる・・・って図式なんですが
それ程親切丁寧に、視聴者に教えてくれている訳ではない。

視聴された方が、どう御思いか分かりませんが
私は、結構高度に仕上がっているエピに思えました。
こちらに、察しろ察しろ、といわれている気がしました。
スミスが派手じゃない分、それが求められているように思えました。

スミスが病気の為、人生に絶望していたことが分かります。
そして、スミスの最終弁論を読んだスティールの言葉が、
小さな優しさを残してくれます。

やっと、最後でスティールは、スミスの気持ちを察した、
というのではなく
多分、それを表(言葉)にすることができた、と思います。
と思うのは
スミスとスティールの会話で、スミスが
「私のようになるのが、怖いのかい・・・」と言っていることからの波状で。
このセリフを聞いた時
なぜ、スティールが、そう思うと?とンン?でしたが
あぁ、ラストでこう来るから・・・そうなんだぁって思いました。当然勝手に。

今回のスティールは、格好良かったよ。で、終了させていただきます(ペコリ)

UK番宣に、ビックリ!

2015-02-25 15:23:24 | ~UK S2
スイマセン・・・気儘に思ったこと、書いているわ
まぁ、ココは、その通りなんですが・・・

UK番宣、ビックリ!
いや=、こんな煽りだったんだぁ~。

「彼らの正義が、今、試されている」

でしたっけ??

ホント?ホント??ホント!!!!!!!!!

ヨカッタねェ、本家・・・そして検事長・・・

正義が試されなくて・・・・エライことになっていたネェ(シミジミ・笑)

UK S2-2「執拗な追跡」<2>

2015-02-21 23:00:27 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


正直、この猟犬スティールって、いかがなんでしょうか?
いや、スティール・ファンの方々はってことなんですがね。
スティールというキャラは、
結構個性がシッカリ出来上がっている風に思うのですが。
そういうスティールってキャラの中で
今回のスティールは、在り、なんでしょうかね?

コレって、私の中の疑問なんですがね。
スティールって、こういう風な言動をする男、なんでしょうか?

新たな魅力のスティール、でしょうかね?
今回のスティールは、私は好みなんですが(笑)
でも、今までのスティール像とはかけ離れているって気もしていますので。

検察トリオ
「刑務所庁の長官から、感謝されるな。
 刑務所制度のあり方を、公に批判したんだ」
「お蔭で、強姦殺人犯が野放しだ」
「君たちの責任だ」
「何ですって?」
「偽証を見破れず、評決に影響を及ぼしたんだ。
 法の執行者が、手段を選ばないとはなんだ。
 気持ちの焦りが出たな、ジェームズ」

「いいえ、ジョージ、証言は徹底的に調べましたよ」
「いつもなら、ウソを見抜くだろ」
「あの証言はウソではなく、誇張しただけなんです」
「注目の裁判だけに、負けた代償も大きい。さらにダーネルは、無罪となった。
 唯一の救いは、彼が記者会見で、我々のミスを糾弾しないことだ。
 もう彼は、忘れたいそうだ」
「当然ですよ」
「じゃ、君も忘れるんだ、ジェームス」


スティール&チャンドラー
・・・・・
「ダーネルは、警察に監視されず
 新しい家と生活が欲しい、と言っているわ」
「引っ越せば、次の犯行の機会を狙うぞ」
「でも引っ越さないと、ストレスが犯行に駆り立てるわ。
 ・・・もう諦めるのね」
「女性へ警告できず、守ることもできない。
 復讐心ではなく、奴の行動を抑えたいだけだ」

キャッスル&スティール
「弁護人が、正式に抗議した。
 君のマスコミへの発信は、中傷的だと。
 ダーネルの人格を非難した」
「奴は、被害者ズラか」
「弁護人が公にすれば、君の評判にも影響するぞ」
「数週間で、ダーネルは次の犯行に向けて動き出します」
「それこそ、今度こそ有罪にできる」
「被害者が増えるんですよ、ジョージ」
「いいか。我々の最大の試練は・・・
 証拠の裏付けでも、法廷でがなることでもない。
 自分の限界を、受け入れることだ」

小さなカフェ。
フードを目深に被り、人目を避けようとしているダーネルが。
顔には、殴られたような痕が。
そこへ、スティールが現れる。新聞をテーブルの上に、放り投げる。
驚いて見上げると・・・スティールの姿を確かめるダーネル。
ダーネルを睨みつけながら、席に座り対峙するスティール。
新聞の一面には、“強姦犯が無罪に”の文字が。

「・・・なぜ、ここに?」
「大変な思いをしているようだな?」
「俺は、脅迫されているんだ」
「じゃ、なぜ警察の保護を受けないんだ?」
「・・・・」
「次の犯行の邪魔になると、いうのか?」

「・・・犯人が俺なら、あんたが無罪にしたんだ。
 犯人が俺じゃないんなら、似たような奴がいるってことだ。
 あんたには、我慢がならないだろうな」
「辛いだろ。
 何年もセラピーを受けたのに、何も変わらなかったのだからな」

・・・・・・・
「ジョディは俺のすべてだ。
 俺は、やり直したいんだ。引っ越すつもりだ」
「・・・その申請は、却下されるぞ。
 保護観察官と話したんだ。それで、ここに来た」
「何て事をしてくれたんだ!・・・もうココには居られないんだ」
「法律の範囲内でも、お前を女性から遠ざけることはできる。
 希望の転居先の隣に、少女がいるな・・・」
「この、クソッたれが!」

スティールは、完全に無軌道状態、ですね(ですね?笑)
と言っても法律の範囲内で・・・・
もうダーネルとの会話は、脅しとも嫌がらせとも・・・
ダーネルは、もしかしたら、今回の事件とは無関係では?
という考えは、どうも頭ン中に無いようですね。

で、当然視聴者は、考えるのですが
このスティールの言動が、ダーネルを追いこんでいるってことで。

ダーネル自身も言っていました。
自分の犯罪の要因は、幼少期の嫌な思い出とストレス、だと。
つまりストレスが重なり、自分でも抑えられなくなると、犯行に・・・
それは、スティールが、よく知っていることでしょうに。
それでも、ダーネルにストレスを与え続けている。
もう、「早く次の犯行を」と促すかのように。

この矛盾的行為が、このエピの謎であり、理解しがたい面であり
放り投げ感多大であり、そして魅力でもある・・・
あぁ、魅力に感じる方は、とっても希少でしょうがね(一応私・笑)

そして、コレが、ラストに・・・・

隣人に放火されると脅されたダーネル。
ジョディは、しばらく自宅に来るようにと。
そしてダーネルが、ジョディ宅にいる時に
何も知らないジョディの娘ルーシーが、やって来る・・・

帰宅したジョディが見たのは、
ルーシーに襲い掛かっているダーネルの姿。
ジョディは、ダーネルを止めようと・・・・
それは、ダーネルに致命傷を与えることに・・・・

・・・・まぁ、ダーネルが婚約していて、その相手には娘がいるって
分かった時から、アァ~、ラストはコレねって、予想するよネェ。

で、ここ!
私、今回エピ、ココをもう少し!お願いします!!って思いましたね。
この顛末を知ったスティール。
現場で、悲惨な状況を見ることに・・・

この時、結構スティールの表情は、映してくれます。
それは、イイんですよ。映してくれなきゃ、困るし(ホント)

でね・・・連行されるジョディが、傍を通りますよね。
ここで、何か・・・互いに目を合わせるとか・・・何か欲しいかと。

そして、またまた!
ブルックスに帰るよう促されて、立ち去りますが・・・
何か一言を!って思いましたね。

表情を見ると、驚いているのは分かりますし
後悔というか、思いがけない顛末に、と思っているの分かる。
で、もうひとつ!欲しいナァって、思いました。
そのひと言で、スティールの感情を考える道標になるのにナァって。

ウ~ン、ここは、残念って思いました。

これじゃ、一体何が何やら?で終ってしまう気がして、残念残念。
もう一声、欲しかったですね。

あ~、なんて悲惨で遣り切れないエピなんだろってお思いの方、多数ですね。
特に本家ベースを視聴していない方は・・・
一体このドラマは、どうして、こんなに遣り切れないのか?って
思いますよネェ・・・・

でもベースに比べると、大甘なんですよ。
本家は、娘が父親をバットで投打で死亡、ですからネェ。

悲惨なエピです・・・
これのベースを最も好きなエピのひとつ、という私は・・・・(逃げっ)

UK S2-2「執拗な追跡」<1>

2015-02-21 22:56:15 | ~UK S2
原題『Hounded』=追跡する、しつこく追跡する、追いかける・・・
ネット辞書で調べますと
houndedは動詞houndの過去形、または過去分詞、ということで。
で、houndは、色んな意味の中で、名詞では猟犬、動詞では猟犬で狩る、と。

ベースは、本家S7-18「執念の追い打ち作戦」
私が最も愛する6エピのひとつ『Mad Dog』で御座います。

「カテゴリー シーズン7」の中でも書いていますが
「Best」の方が、詳細かと。

↓ こちらからどうぞ

「カテゴリーBest ~Finest 6-3」

で、原題から察すると
マッコイ=狂犬 スティール=猟犬、という解釈が成り立つと、勝手に判断。
ここ、私的にエピ理解の重要ポイントだと、思っています。

16歳の少女アシャンティの遺体が、自室のベッドで発見される。
破れた下着。死亡直前に性交渉の痕跡が。
合意の上か?それとも、強要されたのか・・・

毛髪や体液、さらに指紋もない。
侵入の形跡や、武器や死因も不明。
レイプ殺人だという物証もない。
そして、不審人物の目撃証言もない・・・

検視官の話。
洗濯物が入っていたビニール袋に、アシャンティの唾液が付着していた。
袋で、顔を覆われ窒息死させられたのか。

似た手口の性犯罪者がいる。
ポール・ダーネル。3カ月前、仮釈放された男だ。
スティールは、仮釈放に反対だったが・・・

事件当日のダーネルの足取りを捜査する、ブルックス&デブリン。
事件は白昼、そして被害者の自室・・・
ダーネルには、1時間半の空白がある。
怪しい、そう睨む刑事コンビ。
しかしスティールは、ダーネルの仕業と決めつける。

ダーネルは、否定していたが
事件時、現場近くに居たという映像がある。
また、ダーネルにつけられて、自宅に侵入されそうになったという少女が現れる。
やはりダーネルの犯行だ・・・・

・・・・・ということで、展開していきます。

私、先程も書きましたが、本家ベース、大変気に入っています。
とは言え、今回のUKエピも、面白かったと思っています。
前回も書きましたが、
同じ素材でも、調理次第で、幾らでも変化できるし
また、ちょっとした変化でも、それが後からジワジワ効いてくるし。
まぁ、演じるか方々も異なりますので・・・ネェ(笑)

証拠がないんですよ。物的証拠が。
しかし、スティールは、ダーネルの犯行だとキッパリ。
これって、何がそう断定させるのかが、今一つ不透明で。
スティール自身が言う通り、これ以上被害者を出さない為なのか?
それもあるが、何やら、それだけとは割り切れないものもある。

もう、強迫観念に取り付かれている様な気さえする。

今回、ダーネルにも、悲惨な過去があることが語られます。
叔父からの身体的虐待
そして、実母からも身体的、そして性的虐待。
それらが、自身の負荷となり、レイプ犯罪の引き金となって・・・

面白いのが、いろんな事柄が、両面から語られるっていうこと。
例えば法廷で、ダーネルの婚約者のジョディの証言。
スティールの反対尋問ですね。

ダーネルとは、セックスしていない=ジョディが、拒まないから?
コレって、抵抗する相手に興奮する=レイプを連想ってことにもなるし。

事件当夜、ダーネルが花とワインを=今までの男は、浮気した時だけ(優しかった)
コレも、ダーネルが少女を襲った引け目からってことにもなるし。

様々なことが、ダーネルとスティール、異なる視点から見ると
全く違う解釈に・・・つまり、自分に都合よくなんだがね。

だから、ダーネルは改心したが、信じてもらえない気の毒な男なのか。
それとも、ウソにウソを重ね、自分の欲望を抑えられない犯罪者なのか。

そしてスティールは、犯罪者を野放しにしない正義の役割なのか。
それとも、単に自分の中の「何か」に突き動かされている、常軌を逸した男なのか。

私には、先程書きましたが、スティールは猟犬です。
・・・・・あぁ!!S1でも愚痴りましたが、スティールって、絶対1回で打てないわ!!

ダーネルという獲物を狙い、どこまでも追い掛ける猟犬。
決して、狂犬ではないのよね~。そこが、私的に重要ポイントです(再度キッパリ)

そしてダーネルは、どんな手を使っても逃げ延びようとする獲物。
だからなのか、信じてイイのか否か、判断できないし(苦笑)
ダーネルの複雑さが、そのまま信頼性の判断に繋がるように思えました。
表情も、悲哀なのか、狡猾なのか、どちらにでも捉えられるような感じで。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

ちょいと、補足

2015-02-19 16:22:15 | ~UK S2
一応、カテゴリーは、「~UK」で(ペコリ)

UK S2-1「心の闇」ですが・・・ちょいと補足させていただきます(ペコリ)

今、TVcomさんを覗いてみましたら・・・
このエピの元ネタとして、
私が記事に書きました「マリー(メアリー)・ベル事件」
と、「ジェームズ・バルガー事件」
この2つが元ネタでは?との記述がありました。

このバルガー事件は、1993年イギリス、リヴァプールで起こった事件です。
少年2人が、ショッピングセンターから、幼い少年を連れ出し、殺害した事件。
当時、日本のマスコミでも、報じられた事件で
覚えておられる方も、いるかと。

子供が子供を殺す、という陰惨な事件ですが
バルガー事件の方は、瀕死の幼子を線路上に放置し、
それを列車が~上半身、下半身、切断状態で発見。
事故死を見せかける偽装ではないか?と言われていました。

これも、ドキュメンタリー本、あります。
『子どもを殺す子どもたち』(デービッド・ジェイムズスミス)

私は、マリー・ベル事件の本同様、こちらも読みました。
こちらも、子供達の環境、保護者達、裁判の様子等々、で読み応え十分です。

本家の方は、そう言われると、両方の事件を絡めているような気もしましたが。

ウ~ン、特にどっち?って決めつけなくても良いかと思いますが、
私は、やはり少女の事件、ということで、マリー・ベルが近いかなぁって思います。

UKでは、少女の邪悪さ&狡猾さは、あんまり見せませんでしたし
本家では、UKよりは、邪悪さを見せていました。が・・・

書籍では、怖い位、そういう部分を読ませてくれます。
それが、劣悪環境で生きるため、といえば、そうかも、でしょうが
自分が殺した子の母親の元へ行き、余計な事、言うかなぁ~って気もします。
それも、満面笑顔で・・・母親の反応が見たかったようですね。

マリー・ベル事件は、顔見知りの少年を殺害、で怖いし
バルガー事件は、全く初対面の子を連れ出し・・・で怖いし。

興味のある方は、子供達への行政の対応も、注目!です。
「その後」子供達は、どのような人生を・・・・も、ですね。

では、ちょいと補足、で御座いました。
決して!
趣味の延長では、御座いませんよ。その辺。御理解下さいませ。
私の趣味は・・・・ここじゃ、書けませんって(照れ笑い)

UK S2-1「心の闇」

2015-02-14 20:23:40 | ~UK S2
UK、S2、開幕です!

原題『Broken』、コレは日本語にすると、意味が多種多様に。
でも、何となく多くがエピ内容に当てはまるような気もしました。
ベースは、本家S10-2「無邪気な悪」
そして、事件の元ネタは、マリー(メアリー)・ベル事件。
1968年イングランド、ニューカッスルが舞台の事件です。
えっと、本もあります。
「マリー・ベル事件―11歳の殺人犯 」
「魂の叫び―11歳の殺人者、メアリー・ベルの告白」

「マリー・ベル事件~」の方は、事件の背景&裁判等のドキュメンタリー作品。
「魂の~」は、出所したその後の本、ですね。
私は「マリー・ベル事件~」の方を読んだのですが、スゴイですよ。
やはりドラマというもので描くことができないアレコレが・・・

宜しかったら、読んでください。
出所後本は・・・あんまり、気が進まないナァって感じです(ゴメン)

先日、記事にも書きましたが、
元事件がイングランドなので、UKの方々には、頑張っていただかないと!です。

さて、視聴しましたが・・・良かったと思いますよ、私は。
殺人事件が~というよりも、社会問題として提起しているように思えました。
ウ~ン、やはり自分達の事件&問題として、取り上げているようにも思えましたし。

検察&鑑識の方々が、すっごく悲痛になっているのが、痛々しい。
勿論、子供が子供を殺す、という事件性もありましょうが
笑いを挟む余地なし!って感じもしましたね。真面目に語ろうって感じで。

まぁ、ロニー&マットの、ソーセージ論争位は、仕方ないか(笑)
それと、キャッスルの十二指腸虐待(笑)話も。
その前に、スティールが、ローズの弁護士に
「胃が悪くなるわよ」風に言われていたので、余計に笑ったが。

ペイジ&ローズ・・・・
ペイジも、巧みにウソをつきますが・・・
アレ?爪を噛むって設定なんだ~と思ったら、ココかッ!(笑)
ペイジのウソをつくってことは
母親のIQのことなどを加味すると
もう、自分が自身と母親を守るという立場になっているんだぁって思いました。
だから、自分達を守るために、ウソをつく少女って感じで。

そしてローズの母親は・・・もうお約束状態で。

殺されたコナーの母親が、検察で訴えていました。
ローズも被害者だと。自分は知っている、と。
勿論、コナーにした行為を、受け止めることはできない。
だから、何故このようなことを行ったのか?
そして、本当の犯人は一体誰なのか?突き止めて欲しいと。

また、↑の方に気を取られてしまいますが
周囲=社会の反応についても述べている。
ローズを追い詰めれば良いという人々。
そして、名も知らない人達がコナーを憐れんでくれる・・・・
それは、一見正しいように思えるが
では、この事件が発生してしまった「根っこ」=理由を
分かろうとしないではないか、という痛烈なメッセージがあったように思いました。

事が起これば、認知され、アレコレ騒ぎ立てる。
では、何も起こらなかったら、誰も騒がないし、無関心だ。
でも、その中で、必死に生きている子供達がいる。
劣悪な環境、では済まない虐待の日々。
そんな境遇の子供達に、正義を突きつけるのか?

コナーの母親の嘆きを、私はそういう風に聞きました。

加えて、ローズの弁護士の・・・これまたお約束な設定が(笑)
売名って・・・だから、弁護士だ、正義だ、等々言っても
子供を利用し、自分に利益&欲望の為の存在としか認知しない人々が
まぁ、社会の至る所にいますって、ことでしょうかね?

こうやって、スティールの怒りが、法廷で爆発!
あぁ、吹き替えも視聴しましたが、日本語でも爆発していましたよ。
今回、スティールの鼻息が荒かったのが、聞こえた気がしましたが・・・
私の、気の迷い、でしょうかね?(笑)

・・・・S1でも、スティール、「最低の母親だ!」と叫んでいた記憶が(違ったっけ?)

また、法廷での、ペイジ&ローズの無邪気さを・・・
どう捉えるべきなんでしょうかね?

今回は、この事件=2人の少女を取り巻く環境、
そして、社会の混乱をメインにしていたように思う反面
2人の少女の内面や思い等が、あまり語られていなかったように思います。

なぜか?
それは、やはり・・・事件性(&残虐性)、そして配慮を感じましたが。
配慮は、加害者&被害者、どちらに対してもです。

ペイジ&ローズ
法廷では、粛々と進行していくのに
互いに笑顔で手を振ったり、髪を気にしたり・・・
ローズも、被告人席で、髪ゴムをいじったり、脚で遊んだりしてましたが。

何をしたのか、ということを、本当に自覚してないのか?
自覚していても、気にしていない、ということなのか?
この「気にしていない」は
精神的疾患が影響しているのか、それとも残虐さを持ち合わせているのか?

この辺を語らない、または、不透明にしているように思いました。

まぁ、この辺は、スッゴク描写等々も難しいと思うのですが。
ペイジが、コナーを可哀想に思い、周囲に玩具を置いたり
家に帰そうと上半身を持ち上げたり、と言っていました。
コナーの口の中には、はじけるキャンディが、あったの、覚えています?(冒頭)
これも、お菓子をたべさせようとした、との解釈もできますしね。

・・・・確か・・・ベース本家では、口の中に電池が、だった記憶が。
弁護士は「電池で生き返ると思った。自覚していない証拠だ」といい
検察は「これこそ残虐性の現れ」という方向だった記憶が・・・(うろ覚え)
さすがに、UKは、ここまでは出来なかったんだなぁ~って思いました。

ベースがあっても、異なる切り口&ラスト・・・イイですネェ。
私は、やはりUKにはこういうことを望んでいたので・・・
こういう感じが続いて欲しいナァ、と思っております。

私の予想(全く当てにならんが)では、S2は面白くなりそう!です。
まぁ、主要2人の退場もありますし・・・
このメンバーでの最後、ですしネェ。

決して!マッコイ・エピが多いから!!では、ありませんよ~(言い訳風・笑)

本末転倒

2015-02-11 18:15:24 | ~UK S2
UK視聴前に、ベースとなる本家エピを、予習として視聴する・・・

つまり~

予習=本家  メイン=UK これが、正しい視聴

しかし、なぜか~

メイン=本家  復習=UK になっていて、我ながらビックリ(笑)

おまけに、本家見ると、検事長に集中!するので
「おっと、内容が~(汗ッ)」となってしまう・・・

結論 やはり、おバカさんなんでしょうネェ。

おっと、畳みかけるような御意見は募集していませんので。

温かい肯定的御意見なら、大募集(冗談よ・笑)


UK S2、その前に

2015-01-31 14:52:41 | ~UK S2
まるで、私の予想が外れっ放しのUK!(笑)
いや、放送開始のお話で・・・予想では、TBJの後かと思っていたので・・・
いやいや、「待っていましたわッ」なファンが大勢かと。

さて・・・番宣、始まっていますね。
UK S2の楽しみと言えば・・・オープニング??(スマン・笑)
などと、御無礼をお許しを(ペコリ)

と言っても、まだスパドラTVさんHPでは
S2のエピは、全部出ている訳ではありませんが・・・

UK版シリーズ3=7エピ、シリーズ4=6エピ
で、スパドラさんS2=13エピ、になるかと。

コレは、根拠がありますので・・・
って、別に根拠なくても、S1の流れで~と言えると思いますがね。

さて、13エピのうち、
ストーン・エピ=1、マッコイ・エピ=12、ですね。
殆どって、1エピ以外は、マッコイってことに。
それと、前半=UK版シリーズ3になりますが
結構キャラクターが目立つエピが多いように思います。

ベースは、皆本家ですね。
って、UKは、全話、本家がベースなんですが、ネェ。
何故、独自路線で行かなかったんだろうネェ、と思う私。
まぁ、今さら言っても~ですので。
事件は同じでも、切り口等々を独自路線で見せて欲しいと希望。
と、これまた、もう終了しているドラマなので、今さら~ですね。

キャッスル&スティール、退場ですね。
こんな主要キャラが、同時に2人も・・・謎だわ。
本家でも、S4から、女性2人が加わりましたが・・・
正直、UKで照らし合わせると、シフ&ストーンが、同時に退場・・・
と、同じ事かと。
それって・・・ドラマ大ピンチじゃないの?、とか思うのですがネェ。

さて、話変わって・・・S2の番宣、御覧になりましたかね?
スティールが、法廷の被告人席に・・・で御座いますが。

先程書きました、シリーズとシーズンの関係での根拠は、コレです。
ネタバレ、行きます。
・・・・もうネットでは、書かれていますしね。英語では。日本語でもありますよ。

このエピは、UK版4-6です。つまりシリーズ4の最終話。
で、S2最終話、ってことに、ですね。
そして、スティール退場エピでもあります(キャッスルもね)
原題『Skeletons』 今の所、邦題は未定ですね。
これがS2の番宣で流れているってことは・・・
シリーズ4はS2に含まれる、という解釈で。

ついでにネタバレ。ベースは本家S6-12「戦利品」
マッコイが、法廷で証言するシーンはありますが。
スティールは、逮捕&起訴&そして被告人席へ~と派手に(笑)
退場エピでもありますので、ピンチの連続で、緊張を煽る策略かと。

では、本家(=正確には検事長)以外には、冷たいという御指摘を
真摯に受け止め・・・・はい、ウソつきました。ゴメンなさい(笑)

と言うことで(??)サービス!サービス!!



「お、俺を逮捕だって?」的驚き顔


犯罪者の方々には、お約束の・・・アレですよ


法廷で、ちょっと孤独


さぁ!どっちだぁぁ!!


ン?ンン?ンンン?・・・・そういう設定なんですか?????


サービスってことで(ペコリ)


途中で、検事長入れようかと企みましたが、理性総動員で制止(笑)

スティール・ファンも、拡大中かと。
多分、検事長より人気があるんだろうなぁ~と、ちょっと黄昏る私・・・

では、皆様!もう少し、待ちましょうね(ペコリ)