Mrs.Bさんからリクエストのあった「角麩」の料理です。
角麩って、実は東海地方限定で、他の地方には売っていないのよね。
だからイギリスの日本食材店にも置いてないってことらしいです。
この地方にお住まいの方にはお馴染みでしょうが、
その角麩がこちら↓
ビニールに入った状態で売っています。
主原材料はグルテンと小麦粉。
シンプルでしょ。
↑画像のは「もち米入り」としてあるから、ちょっとモチモチした食感です。
これを取り出し、
縦半分に切ってから、2cmぐらいの短冊状に切ります。
我が家では切り口が斜めになるようそぎ切りみたいにしています。
なぜそうするかっていうとね、
真っ直ぐ切ると、縦に入っている筋のせいで、
ムカデみたいに見えちゃうんだもん。(笑)
切った角麩は、水を入れた鍋に入れ、
一度茹でこぼします。
それから好きな味に煮付けていくのですが、
我が家では、鰹だしベースに、しょうゆ、酒、砂糖、みりんなどで
あっさりと煮ることがおおいかな。
すき焼きに入れると、量がふえるので経済的。
翌日になると、角麩のなかに味がしみ込んで、尚一層おいしいのです。
先日は、飛騨牛もも肉スライスが半額になっていたので、
こっくりと甘辛く煮付けてみました。
出来上がりはこんな感じ。
お弁当のおかずにぴったりですよ。
斜めに切るとこういう風になるのよね。
直角に細かく切ると、
ムカデがうじゃうじゃいるみたいになっちゃうのよ!
最近、お肉よりもこの麩のほうがあっさりして好きなの。
味がしみ込んでおいしいよね。
もっと庶民的な安い食材です。
一袋130円前後で買えますからね。
経済的でしょ。
すき焼きに入れると量も増えるし、
味がしみ込んで、とてもおいしいのです。
イギリスで売ってる調味料で日本の調味料擬き、って
私も随分「研究」して(笑)、
お友達と情報交換しました。
あの頃試したのは、
中華のHoisinソースにしょうゆを入れて
焼きそばソースみたいに使うっていうの。
学校のフェスティバルで焼きそば作ったときに使いました。
イケメン若手料理研究家、増えましたね。
一昔前は、男の料理人っていうと、
「故・土井勝さん」「故・金子信雄さん」「料理の鉄人」という方々がメインでしたが、
今はね~格好いいお兄さんがいっぱいですよね。
東海地方といっても、色々定義があって、
東海三県というと、愛知、岐阜、三重、
ですしね。
もしかすると静岡には角麩、売っていないのでしょうか?
現在どちらに住んでいらっしゃるのかしら?
角麩を目にしたら、是非試してみて下さい。
そうそう、母の手伝いをしていて「じゃ、カクフ切って」といわれたことがあります。
どうやったら、いつも母が切った形になるのか考えちゃいましたよ。
うちも、この切り方です。
金沢の郷土料理の治部煮には、すだれ麩という、すだれで挟んだうすい生麩をいれます。薄めの角麩って感じです。
私は生麩をフライパンで焼いて、くるみ味噌やごま味噌をつけて食べるのが好きです。
そういえば、私、大発見したんですよ(大げさ)。
普通のみそにモラセスとみりんを混ぜると、八丁味噌を使った味噌だれみたいになるのー!
早速、味噌カツしました(笑)
↓
レシピを検索してたら、若い男性の料理研究家が増えたなと思ってました。
最近、ケンテツさんの焼き肉のたれをよく作ります。
私は東海地方の静岡出身なんですが、
「角麩」はじめて知りました。
すご~くおいしそぉ~
どんな食感じなんだろぉ~
さっそく、食材探して試してみます