浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

「信長 ─SAMURAI─」ルジマトフ&藤間蘭黄&岩田守弘

2019-11-28 21:49:18 | 舞台・イベント
浅草公会堂へ。
「信長 ─SAMURAI─」を鑑賞しまっす。



最寄り駅は、東京メトロ銀座線浅草駅。
徒歩約5分(ミツコ調べ)。



今回は、
「日本舞踊の可能性」というシリーズものの一環で、
「vol.2」のナンバーが、ふられていました。

タイトルも、初演、再演時の
「信長 ─NOBUNAGA─」から、
「信長 ─SAMURAI─」にリニューアル。

サンクトペテルブルグ、ウランウデ、モスクワを回り、
満を持しての日本公演。

ワクワク。





齋藤道三、明智光秀を藤間蘭黄(二役)、
織田信長を、ルジマトフ、
藤吉郎から秀吉を、岩田守弘が演じます(敬称略)。



ミツコが、この作品を見るのは、3回目でっす。
ホリゾントに映し出される写真が、
抽象的なデザインに変わっていました。
構成や振りは、概ね、初演時と同じ。

御三方が舞台に立っているだけで、
世界観が完成されます。
異文化がぶつかり合っているはずなのに、
調和が生まれる不思議。

上演回数を重ねるって、
こういうことなんだなあ。

花道も、たいへん効果的で、
客席を、大いに盛り上げました。



特筆すべきは、
第一部「遊山」(振付、出演:岩田守弘)。

川口幾太郎率いる和太鼓の、力強い生演奏を、
岩田守弘が、ダイナミックに可視化します。

もはや、
どちらが和太鼓で、どちらが舞踊なのか、
分からぬ。

見事な融合でした。

飛んだら降りてこないジャンプ、
永遠を感じさせる空中姿勢、
軸のぶれない回転など、
卓越したテクニックも健在。

ううう、うれしい。

ラストが、また、ドラマティックでした。

ワ~ワ~、モ~モ~。
拍手のあと、ポーズを解く、その一瞬の動きにも、
しびれました。

いやあ、すばらしかった~~~。



現在は、
ニジニノブゴロド国立歌劇場副総裁、
フーフー(息継ぎ)、
兼、バレエ団芸術監督を務める岩田さん。

日本での出演、ありがとうございました~。



「信長 ―SAMURAI―」

 2019年11月27日(水)開演19:00
     11月28日(木)開演15:00
 
 浅草公会堂

「出会い」ファルフ・ルジマトフ&藤間蘭黄&岩田守弘(2015年10月11日の記事)
「信長 ─NOBUNAGA─」ルジマトフ&藤間蘭黄&岩田守弘(2017年8月5日の記事)

明日もがんばるぞ!
コメント
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