再び、Charlotte Perriand

2011-12-02 | 日記

                       展覧会カタログ表紙

今、神奈川県立近代美術館の鎌倉で 『 シャルロット・ペリアンと日本 』 展が来年1月9日まで開催中である。ペリアン ( 1903-1999 ) は、日本と関わりがとても深い建築家にしてインテリアデザイナーである。以前このブログで紹介したことがある。その時は彼女の 『 自伝 』 の紹介であったが、その紹介写真は彼女の上半身裸の後ろ向きのものであった。山に向かって背伸びする若いペリアンの後ろ姿は爽やかであった。山とスキーをこよなく愛したペリアンでもあった。

日本への初来日は1940年、以後機会あるごとに訪れ、特に柳宗理 ( 1915生 ) や坂倉準三 ( 1901-1969 ) など先進的な才能に、ル・コルビュジエのエスプリ・ヌーボーと共にヨーロッパモダンデザインの深い影響を与えたのだった。

展覧会々場の鎌倉館はやはり坂倉準三の設計になるもので、ペリアンも時を経て再会できたことは何よりであっただろう。芸術は長く、そして人生は短い、という。