墓参り

2015-08-16 | 日記

       

昨日の夕方、帰省した妹家族とお墓参りに行った。墓は森の奥にあって、神道で言うところの正に 「 奥津城 」 である。僕もいつかここに入るのだろうが、こんなところは墓掃除も何もしなくて自然の儘にして、雑木や草や野生の動物たちのあるがままに、その中にお墓が埋もれて行くのがいい。そうして、訪れる後世もなくいつか忘れられて、森の中に苔の中に埋もれればいい。毎年、夏になったら鬱蒼とした藪のあちこちにヤマユリが数本咲いていればいい。

           奥津城の石の角にはアマガエル両眼は呆然として動かず