10月のカレンダー

2014-10-09 | 日記

  

昨年の暮れに友人からもらった北海道立三岸好太郎美術館発行のカレンダー。もう今年も十月になってしまっているから、考えれば驚きである。驚きとは、日進のスピード感!スポーツカーに同乗してるようだ ( もっとも乗ったことはないけど ) 。振り返ってみれば、と言った方がいいのかも知れないが、いずれにしても驚きである。今年、ここまで僕は一体何をしてきたのか。そう考えるだけでも、余りにも日々の夕陽は儚くモーレツに早く落ちて行く。今夜も山間は月夜であるが、外に出てみると外気の空気はここでは古典文学の世界である。日進月歩の月歩とは、やはり、速いという意味なんだろうか。それとも遅いということなんだろうか … 。月の歩みは速いのかそうでないのか。しかしいずれにしろ、光陰如流水、である。

掲載写真の絵は三岸好太郎 ( 1903-1934 ) のペン・デッサン 「 パレットのある静物 」 。