朝日

2012-04-16 | 日記

         

今朝は関東に向かうため、AM5:20に自宅を出発。その朝の山間風景。まだグレーに泥む守門岳は、古代からの不変のシルエットなのだろう。いつかその姿が激変することがあるのだろうか。

車中、バックミラーが朝日を捉えて、眩しい。 山に隠れ、森に隠れ、河川に沿って人は密かに暮していた時代があった。これは一つのユートピアであった。しかし新たに出現したリアリストたちは、自身の幸福を追求するために 「 経済政策 」 を導入したから、風景はまた新しい意味を付与されなければならなかった。僕らはそのリアリストたちの子孫に他ならない。未来、ユートピアニストは再び生れて来るだろうか。

地球は、人間の思惑に拘らず、まわり続ける。だから、朝には太陽は昇り、夕べには陽が沈むのである。