アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

目が離せなかった米原区のEF58

2020-05-29 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

モノクロ写真をデジタル化するにあたり、どのくらいの大きさで取り込めばいいのか、画像をネットに流して確認しながら決めている。仮に印刷した場合の大きさは、昔聞いたことがあったが、dpiという単位もよく解らないまま作業を続けている。

東海道線のEF58と言えば、まず荷物列車が上げられるのだが、関東在住のアントンKにとっては、午後に上ってくる荷36列車というスジがいつも気になっていた。いつのダイヤ改正からか忘れているが、関東で唯一定期で見られた米原機関区のEF58の仕業だったのだ。ここのゴハチは、どのカマも綺麗に整備され、かつ個性派揃いだった記憶が残っている。特に掲載写真のようなワイパーカバーを付けた機体が数両配置されていて、偶然の遭遇に一喜一憂したもの。現在のように、事前に機体番号が解れば、実に効率よく動けたわけだが、当時は自分の目だけが頼り。とにかく行動し、線路端に立ち、ひたすら待つしかなかった。この荷36ㇾというスジは、西へ向かわないと、機関車に光が入らないため、遠征時には必ずといってよいほど狙っていた思い出の列車だった。掲載写真は、そんな目的のためよく訪れた三島-函南間。ここはご存知竹倉の富士山バックが有名だが、午後の上り列車に対してもすこぶる光線が美しい。編成写真に捕らわれず、低い位置から特徴的なお顔のアップを狙い、運よく好みのカバー付きが飛び込んできた。

1983-11-12    荷36ㇾ  EF58113        東海道本線:三島-函南



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