アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

重連亡き後もひっそりと・・・EF58短絡荷物列車

2021-06-18 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

東海道線を走る荷物列車で有名だった荷35列車。1975年春のダイヤ改正から約3年の間、EF58の重連運転で東海道を下る、今思い出しても豪華な荷物列車だった。そしてこれに付随する形で、やはりファンの間では有名だったEF15による荷物列車、荷2935。隅田川から上野、東京経由で品川まで走っていた定期の荷物列車。この列車を品川から荷35ㇾとして増結の上、西へと下っていた訳だ。重連で荷物列車をひくゴハチもさることながら、普段貨物に従事しているEF15が、荷物列車を定期で引く列車も、当時は貴重に思えて、アントンKも何度か撮影に出向いた記憶がある。ただ、走行区間が都心部となって、駅ホームからの撮影が主体となり、変化に乏しく苦慮した思い出が残っているのだ。

そんなEF15の牽く荷物列車も、そしてEF58重連の35列車も、1978年秋の改正で消滅してしまったのだが、画像を見返していく中で、改正後の荷物列車の画像が出てきたので掲載してみたい。当時のメモには、列車番号も同じ荷2935ㇾとあったが、機関車はEF58に代わり、編成も3両と極少になってしまっていた。もう忘れてしまった思い出の発掘作業は、ゆっくりと進行中である。

1978-10-15    荷2935ㇾ   EF58151    東海道本線:新橋-品川