すっぴんハート

心の声、つぶやきを思うまま綴ります

ふいに触られる

2017年06月03日 | 思うこと
稲光が光り、雨が激しく降った夜、愛犬はあまりの怖さに奇妙な行動をします。
誰もいないトイレの戸をカリカリとひっかきます。
「誰もいないよ。」と、抱き上げ、お布団に連れ戻します。
そんなことを何回かしている間に、2時間が経過し、寝そびれました。
しかし、自分でも気づかないうちに、夢の中にいたんですが、その夢が本当に気味悪くて、後味の悪い夢だったのを思い出したのが、目をさましてからです。
その目をさます出来事がありました。
それは、誰かに両腕をわしづかみにされたような感覚になって、飛び起きました。

目をさましても、誰も私に触ることが出来ないのです。
そこには、誰もいないから。
横で寝ている母は、寝息を立て夢の中をさまよっているよう。
急に起きた私も、何が何だかわからない状態で、時計を見れば2時過ぎ。
すぐに寝ようと思ったんですが、「一回、トイレに行ってから、水を飲もう。」と、考えるのですが、恐怖が頭をよぎり、立ち上がれないのです。
しかし、横では愛犬が、もうすっかり寝息を立てています。
意を決して、トイレに向かいました。
別段、何もないのは普通で、水を飲んでお布団に入ります。
しかし、眠気が来ないんです。

3時間、暗闇を見ながら眠気が来るのを待ちました。
暗闇の中、「朝が来たのかなぁ。」と、思うのは、4時半ごろ、カラスの鳴き声が聞こえてきたことでした。
ふいに、強烈な眠気がきて、一気に眠りについたのが5時ごろ。

あの腕をわしづかみされたのは、夢の一部だったんだなぁ。と、朝起きて、思い出しました。
夜中に飛び起きるのは、初めてのことで、「ドラマの一部みたい。」と、思い、笑ってしまいました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする