A・Lohas・Ness

自然と共に楽しい知的なライフスタイルを提案します!

2022-0919 英国のエリザベス女王陛下の国葬です 【国民のために生涯を捧げた、エリザベス女王の7つの名言】

2022年09月19日 | 音楽日記
2022年9月19日(月曜日)、
本日は、英国のエリザベス女王の国葬です。

英王室は15日、8日に死去したエリザベス女王の国葬が行われる19日の主なスケジュールを発表した。
 発表によると、女王の遺体が納められたひつぎは19日午前10時44分(日本時間午後6時44分)、チャールズ国王に付き添われ、現在公開安置されているウェストミンスター宮殿を出発。国葬が行われるウェストミンスター寺院に移される。

女王陛下のご葬儀に際しての演奏について




【国民のために生涯を捧げた、エリザベス女王の7つの名言】

70年間英国君主として在位したエリザベス女王が、9月8日(現地時間)に96歳で亡くなった。14歳のときにラジオ放送で語った言葉から、即位70周年に際して発表したメッセージまでを紹介する。

1. 「明日の世界をより良く、より幸せにするのは、今の私たち」
1940年10月、エリザベス女王は妹のマーガレット王女とともに、第二次世界大戦下のラジオ放送にて国民にこうメッセージを送った。

「平和が訪れたとき、明日の世界をより良く、より幸せにするのは、今の私たちであることを忘れないでください。私の妹が今私とともにここにいますので、二人でおやすみなさいとみなさんに伝えるつもりです。さあ、マーガレット一緒に。おやすみなさい、子どもたち。おやすみなさい、そして皆さんに幸運があらんことを」


2. 女王としてできることと、できないこと。

威厳がありながら、それでいて親しみやすい開かれた王室をアピールしてきた女王。1957年のクリスマスの日、イギリスの公共放送に出演した女王はこう語った。

「私はみなさんにとって歴史上の王や女王の後継者であり、遠い存在に見えることは否めません。私は、あなた方を戦場で導くことはできません。私はあなた方に法律を与えたり、正義を執行したりすることもできません。ですが、私にできることは他にあります。それは、この古き良き国に生きるすべての人々に、私の心と献身を捧げることです」


3. 一度も後悔していない、若き日の誓い。
即位25周年記念演説にて、若き日の誓いを振り返った女王。そして、女王は最期の日まで、この誓いを全うした。

「私は21歳のとき、国民のために生涯を捧げることを誓い、その誓いを実行するために天に助けを求めました。この誓いは、私がまだ判断力が未熟で、若く経験不足の時にたてたものですが、私はその誓いを一言も後悔していませんし、撤回もしません」


4. 名家だろうと、もめる時はもめる
映画『ロイヤル・ファミリー』(1969)で、バーベキューを楽しんだり、家族でテレビを観たりするシーンが公開され、たとえ“王室”といえど、いち家族と変わりない一面を垣間見ることができることは、イギリス王室の人気を支える要因の一つだ。そんな家族について、女王は1989年に王室ヨット「ブリタニア号」にて各国首脳に向け披露したスピーチで、こう言及した。

「名門と呼ばれるあらゆる名家もそうですが、私たちの中にも、風変わりで、気まぐれで、気ままな若者がいたり、意見の相違があるものです」


5. ダイアナ元妃の人生を胸に。
1997年9月、パリでのダイアナ元妃の事故死を受け、テレビ放送を通して女王は哀悼の意を示した。

「女王として、そして祖母として、今私が心から申し上げるのは、ダイアナと親しくしていた人たちは、何人たりとも彼女を忘れることはないでしょう。そして、彼女と面識はなく、ただ知っていると感じている何百万人もの人々も、彼女を忘れないでしょう。

私は、彼女の人生と、彼女の死によって生まれた感情から、学ぶべきものがあると信じています。そして私は、皆さんとともに彼女の思い出に寄り添い続けます」


6. 「成功は、私たち一人ひとりのもの」
「私たちはこれまでも数々の困難に直面してきましたが、今回はこれまでとは違います。今回は、世界中のすべての国々と協力し、偉大なる先進科学と私たち人間の持てる本能的な思いやりの心を持って、治癒に向けてともに取り組みます。そして、私たちは必ず成功します。その成功は、私たち一人ひとりのものなのです」


7. 即位70周年「これからも心を込めて皆様のお役に立ちたい」
生涯現役を貫き、2022年2月6日に英国君主として史上初となる即位70周年「プラチナジュビリー」を迎えた女王。式典では国民へ手を振り、こうメッセージを発表した。

「この記念すべき年を迎えるにあたり、1947年に行った誓いを胸に、私の人生を常に皆様のために捧げることができることを嬉しく思います。

そして、これからも心を込めて皆様のお役に立ちたいと思います。このジュビリーが、困難な時期を経た多くの人にとって、家族や友人、隣人や地域社会を結びつけ、お祝いを楽しみ、私の在位期間中に幸運にも迎えられたこの日が、人々の日常生活における前向きな発展の機会となることを願っています」


Editors: Masami Yokoyama, Mina Oba

この記事についてブログを書く
« 2022-0919 指揮者のクルト・... | トップ | 2022-0920 ピアノ奏者のウィ... »

音楽日記」カテゴリの最新記事