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2019-0421 アメリカのバリトン歌手のレナード・ウォーレンの誕生日です 【中今(なかいま)】

2019年04月21日 | 音楽日記
おはようございます。
2019年4月21日(日曜日)、13℃の朝陽が差し込む朝です。

本日は、アメリカのバリトン歌手のレナード・ウォーレン(Leonard Warren)の誕生日です(1911年4月21日 - 1960年3月4日)。彼は、ヴェルディ作曲のオペラでの傑出した歌唱で名高く、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で活躍しておりました。残念なことに、そのヴェルディ作曲「運命の力」のドン・カルロ役を演じていたウォーレンは、第3幕のアリアに続くカバレッタ"Egli è salvo!"をまさに歌おうとする直前、舞台上で倒れ、召されました。

「私は町の何でも屋 フィガロのアリア」です。
レオナルドウォーレンラルゴal factotum


本日の言葉は、【中今(なかいま)】です。

「中今」とは、過去と未来の中間にある「今」。今の世。すぐれた世として、当世を賛美していう語。といわれております。精選版 日本国語大辞典の解説

「中今(なかいま)」を貫けば、ひとりの時間もキラキラ輝くそうです。

東京大学附属病院で救急医療と集中治療、ふたつの部署の部長を務めるなど医療の現場で命と向き合ってきた矢作直樹さん。とりわけ矢作さんが大事にしているのが「中今(なかいま)」という生き方だ。 

「『中今』とは、神道から継承されている考え方です。意識を過去や未来に合わせるのではなく、今という時間を大切にして、今この瞬間を無心に生きる、楽しむ、という感覚。私も親からよく言われて育ちました。例えば、ひとりでいる状態を“寂しい”という心のあり方ではなく、“とても自由な状態で、ありがたいもの”と受け止めて、あるがままに、ありのままに今を楽しむことが『中今』につながるのです」
どうすれば、「中今」の状態になれるのか。


「単純に童心、無心(夢中)になればいいのです。今の自分に集中するのです。寝付きの悪い小さな子がお母さんに添い寝をしてもらって、『羊が1匹、羊が2匹……』と言われているうちに次第にウトウトすることがあります。それまでは感情が波立っていたけれど、ほかのことを忘れて羊の世界に意識を合わせると、すーっと楽に眠りにつける。例えていえば、そんな感覚です。

「今日も私は息をして、生きている。生かされている。心と体に『ありがとうございます』という感謝の気持ちが自然と湧き上がってきます」

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