Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

唐突な4連休の結果と発展願望

2004年07月25日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、唐突な4連休の結果と発展願望でした。

唐突な4連休ということで過ごしてきた、
22日からの4日間だったわけですが、
どんな4日間だったか、改めて振り返ってみましょう。

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7月22日(木):予定通り
第1回イカンヌ映画祭
(横浜~渋谷~池袋~渋谷~横浜、私的には電車移動はアカン!)
リヴ・フォーエバー
永遠の片想い
子猫をお願い
永遠のモータウン

7月23日(金):予定変更(予定では日中:バイクでお買い物。)
・日中:五月蝿い部屋で悶々モン
・夕方:「つじあやの LIVE GIRL~車移動はアカン!~」鑑賞

7月24日(土):予定通り
・友達と液晶モニター購入
(他人のお買い物ほど楽しめるものはないと思う。)
・『マッハ!』鑑賞

7月25日(日):予定変更(予定ではレンタカー借りてひとり車遊び。)
バイクで幕張往復
(贅沢に高速利用、低速ギアで高回転する楽しさを知る。)
・カルフールで番組収録中の西村知美夫妻を見かける
(ああ見えて芸能人は言動いちいち頑張ってるんだなとか思う。)
・「驚異の大恐竜博 起源と進化~恐竜を科学する」鑑賞
・ジャッキーDVD鑑賞
(心躍るカンフー映画はいいものだ。)

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はい、読み辛いのはわざとです。

いかがでしょうか、他の方から見ると、
充実した4連休のように映るのでしょうか。

確かに唐突な4連休にしては、いい予定が組めたとは思います。
特につじあやのさんライブを観ることの出来た偶然が良かったですね。

しかしですね、自分自身で振り返ると、
なんにも考える余裕がないくらい、
ひたすらに遊びに終始させられていたわけです。

イヤマさんは他人には甘いですが、自分には厳し過ぎです。
遊びの最中、休むことを許しません。

大事なのは、体よりも遊びな人ですからね。

しかもその遊びも、恐竜だ、カンフーだ、と過去に愛した、
後ろ向きなモノをよしとしちゃってますからね、
大っぴらに喜べるほどいいものではありません。

このまま行くと、自分が楽しい方にしか目をやらず、
ひとり、ひたすらに、そこに入り込んでしまいます。

ひとりで遊べてしまうということは、
あぁ、なんと悲しいことなのでしょうか。

こういうイヤマさんを不憫に思った女友達の方は、
ぜひにお友達を紹介してあげてください、とか思うわけです。

大した自分勝手です。

目を他に向けさせないと、
イヤマさんは縮小再生産をとんでもない速度で行って、
早々に自滅していきますからね、救助しないと。

けど、ホントにそういう、
友達の紹介とかで付き合いだすってあるんでしょうか。

TV等や物語なんかのモノの話では聞きますけど、
少なくとも私の周りでは、そういう事例はないです。

でも、実際そういう場が設けられたら、
どうなんでしょう、コワくはないんでしょうか。

私なんてのは基本的に人の想いを汲みたがるので、
友達に紹介された手前、ってのが絡みつくと、
微妙だと思うんです、すごく。

私が断るではなく、
私を断るのが大変なんじゃないかなって。

つまり逆自信過剰です。
悪い言葉にすれば被害妄想です。

女子は外見をそんなに気にしないと言っても、
きっと気にしないにも限度があるじゃないですか。

元々カッコ良くない、オモシロフェイスですし、
さらに薬によるハゲが年齢とは合わないくらい進行してますからね、
少しくらいキレイに、趣味良く着飾ったところで、
きっと、その気にしない限度を超えてると思うんです。

で、外見に対してフォローすべき内面も、
他人には甘いものの、それが優しさかと言えば胡散臭く、
こんな子供みたいな独り善がり全般な趣味をしてるようじゃね。。。

どんな素敵な紹介のされ方をしても、
私なんてのは気に入られるわけないと思うわけです。

それでも相手が気弱な人だとしたら、
どんなに嫌でも、友達の紹介だし、みたいなキモチだけで断れずにいて、
相手を知らぬ間に困らせてしまっていることになってしまい。。。

あぁ、妄想が全て悪い方向に。。。

なので、この友達の紹介なんて出会い方は、
望んではみたものの、かなり危険度が高いモノな気がします。

コワイぜ。。。

…なんてことを五月蝿い中、
悶々モンと考えていたわけですね。

五月蝿いんですもん、
良い方向に心が倒れませんよ。

と、他人のせい。

なんにしても、
井山さん自身ではイヤマさんを制止できませんからね、
やはり誰かの存在が必要です。

…以上、ふたりの自分とかのお話が大好きな、
そんな藤子世代な文章でした。

あぁ、これも後ろ向きじゃないか。

映画生感想『マッハ!』

2004年07月25日 08時58分06秒 | 映画
7月24日、妙に外資の匂いする、
携帯切ってやお喋り禁止メッセージ映像の流れる、
全館THXな海老名のTOHOシネマズさんで友達と観てきました。

感想を一言で言えば、
大興奮、大熱狂、大爆笑、大満足です!
理想とするカンフー映画の要素が全て入っています。
スタイリッシュなアクション映画もいいですけど、
やはり、汗の匂いする本物のアクション映画はいいです。

手に汗握るアクションと、
純粋に笑えるコメディだけで構成されてます。

あとは余計なもの一切なしです。

冒頭部を観た時点でもう、
この映画を観にきてよかった、
と心から思いました。

とにかく生の、本物のアクションが素晴らしいです。

ひとつひとつのアクションに思わず声が出てしまうどころか、
あまりのスゴさに笑いさえも出てしまいます。

実直で寡黙で田舎者な、腕の立つ主人公。
言動全てが冗談で狂言回しな、すぐ裏切る相棒。
主人公と接点薄いものの、とりあえずさらわれる美少女ヒロイン。
女をコマすことだけが得意な、小悪党。
機械を通さないと話せない、黒幕。

その他にも中ボス的な役割をする人達がゴロゴロ出るのですが、
アクション映画を構成する全ての設定付け、配役に無駄がなく、
アジア映画特有の、なにかを暗喩させる正義と悪の割り振りも正しく、
これだけで、もう監督の勝利です。

スタッフロール中もNGシーンで、
ひとつも飽きさせるシーンがないのもまた、嬉しいです。

集団戦やカーチェイスでは、
主人公が真面目に驚く技を繰り返し見せる、
その合間に相棒がいかにもコメディ的な面白い動きをする、
という構成で、映像に緩急あって、
映画としての面白さを高めるだけでなく、
主人公が行うアクションのスゴさをより高めています。

さらに1対1の強敵と戦うときは、敵も防戦一方でなく、
主人公の一度出した技を避けたりもするんですけど、
たとえば回転蹴りなら、主人公は避けられた瞬間、
もう1回転加えて、2回転肘打ち、に変更して不意打ちしたりとか、
そういうことをしてきて、全く予想だにしない技の数々を見せつけてくれるので、
観客までもが、その動きに驚かされてしまいます。

そんな驚きを見せてくれる、
主人公のトニー・ジャーはいいです。

まさにアジアらしい、アクションスターです。

その卓越した体の動きはもちろんですが、
全てのアクションが演技でなく、真剣なのがいいです。

そしてパンフレットを読む限り、
人柄や生まれ育ちの逸話なんかも押さえるところは押さえていて、
人としてもファンになってしまいそうです。

純粋にアクション、
そしてカンフー映画が好きでやってます。

やはり役者が真剣であればあるほど、
作品の説得力、面白味が増します。

歴代のカンフー映画の良いところをギュッと凝縮させて、
ムエタイという映画としては新しい要素を取り入れた、
見たいものを全て見せてくれる、熱い作品です。

感想を書く口調も、
いつになく熱くなっているほど、熱いです。

90年代にはなくなってしまっていたジャンルな気がしますが、
やはり男の子には、こういう映画が必要です。

本当に観てよかったです。
何度でも観たいくらいです。

子供の頃、テレビの洋画劇場で、
ジャッキーのカンフー映画を観て育った、
私達世代の男の子には、この熱さがたまらなく魅力的に映り、
当時の子供の気持ちでトニー・ジャーごっこを、
帰り道、不意にしてしまうことでしょう。

何事にも熱く、それが良しとされた時代を知っている、
男の子必見の映画です。

もし私に息子がいたら、
ハリポタでもポキモンでもスパイディでもなく、
このマッハ!を観に行きます。

すると、私みたいな大人になります。

仏像をお大事に。

ライブ生感想「つじあやの LIVE GIRL~車移動はアカン!~」

2004年07月25日 03時03分03秒 | 音楽
7月23日、LIQUID ROOM恵比寿にて、
うららかさんことつじあやのさんライブを観てきました。

とっても、うららかさんらしい、心和む、
とっても、素晴らしいライブでした。

そんな素晴らしいライブの感想に入る前に、
ちょっと2、3無駄話。

無駄話、1。

今回の会場はLIQUID ROOMだったのですが、
いつの間にやら、その場所が、
新宿から恵比寿に移転していてビックリ。

新宿時代のLIQUID ROOMには
DovesさんやSFAさんを観に行った気がします。

懐かしいなぁ。
でもどちらもひとりだったなぁ。。。はぁ。。。

無駄話、2。

こちらの方がいち早くお伝えしたかったのですが、
写真は、なんとなんとつじあやのさんの直筆サインです。

ホンモノです、ホンモノ。

CD買ったらくれるシステムだったんですけどね、
もう、なによりも嬉しいです。家宝級です。

そんな、つじあやのさん直筆サインを眺めつつ、
私も今後はいやまの「や」を「か」みたいに書こう、
と心に思う、いかまなのでした。

ちなみにサインステッカーの下は、
箱の中に、きっと捨ててあった、
もしくは、きっと取ってくださいと置いてあった、
なぜか折り跡付の使用済セットリスト。

このセットリストを参考に、
後程、曲順紹介します。お待ちください。

無駄話、3。

少し前にもお話したように、
私がうららかさんことつじあやのさんと出会ったのは、
デビューアルバム当時、三つ編みメガネ当時だったりします。

ライブに参加したのは2回目で、
以前はBALANCOというアルバムを引っ提げ、
東京グローブ座で行われたものでした。

当時、公開前だったものの、
ジブリ映画『猫の恩返し』の主題歌話も決まり、
つじあやのさんに、くる、気配がある頃でした。

その後、予想通り『猫の恩返し』で知名度も上がった後の今回、
『猫の恩返し』の主題歌『風になる』で異様に盛り上がったのを見ると、
予想通り、この曲を境に色々なファン層が生まれたっぽいです。

お子様っぽい人も多く、25歳の私が年代的に少し浮く感じになってましたし、
なにより会場の男比率が目に見えて上がっていました。

以前は女子比率が高く、少し肩身狭かった気もしますが、
どうなんでしょう、思い出を美化し過ぎでしょうか。

さて、そんな無駄話3を踏まえつつ、
ようやく本題の感想に入ります。

前回参加したときは、会場も演劇場で、
全編座って鑑賞し、ほのぼの安らぎ楽しむことのできる、
うららかさんらしいな、と思えるライブでした。

今回はライブハウス、さらにスタンディング形式で、
一体、どうなるのかな、とか思っていました。

すると、打楽器、弦楽器、管楽器を従えたビッグバンド形式で、
ほのぼの安らぎに加えて、心躍る要素が加わり、
楽しさの面が、より一層強くなったライブになっていました。

言葉にすると、大昔にあっただろう、
レビューやカンカンショーと呼ばれるような種類の楽しさで、
私が体験したことのないはずの、
昭和の懐かしい雰囲気を感じさせてくれました。

座って安らぐのもいいですけど、
こうして心躍らせるのも、またいいです。

それでいて途中、弾き語りコーナーや、
雰囲気そのままのMCで和みつつ。。。

本当に全編、
純粋な笑顔で楽しむことが出来ました。

ちなみに、偶然拾えたセットリストによると、
演奏された楽曲は以下の通り。

---
ぎゅっと抱きしめて
ありきたりなロマンス
年下の男の子
Never Can Say Goodbye
心は君のもとへ
別れても好きな人
愛のかけら☆恋のかけら
あの人は丘の上
風になる
クローバー
パレード
恋人どうし
桜の木の下で
さよならを教えて
~En1~
黄金の月
君の花が咲いていた
~En2~
いつまでも二人で
~追加~
悲しみの風
---

鑑賞した方は知っているかと思いますけど、
今回ツアー最終日ということで、
アンコールが二度あっただけでなく、
特別に、即興で『悲しみの風』が増えたのです。

セットリストにも『悲しみの風』は載っていなかったので、
本当に楽しくて歌いたくなっちゃったんでしょうね。

いやはや嬉しい限りです。

アップテンポの曲に合わせて大騒ぎするライブや、
ショーのような演出で感動するライブもいいですけど、
演奏者も観客も一緒に気持ちよく、肩の力を抜いて、
純粋な笑顔になれる、心和むライブもまたいいものです。

それにしても、生で聴くと実感しますけど、
うららかさんの歌声には、本当に不思議な魅力があります。

体や心の悪い部分を全て吸い取って、
体や心の純粋で綺麗な部分だけが残って軽くなるような、
そんな安らぎの歌声です。

曲だけでなく本人自身もMCとかを聴く限り、
いや聴かなくても、その立ち振る舞いから、
やっぱり独特な空気を持っている人な気がして、
面白く、そしてとても和むんですけどね。

この歌声、そして綺麗なメロディラインと心に染み入る歌詞、
つじあやのさんの音楽的感性は、素晴らしいと思います。

その才能に、心から惚れています。

こういう美しいメロディを奏でられる安らぎの音こそが、
邦楽の良さだと思うんですよね。

つじあやのさんの曲とオムライスさえあれば、
あとはなにも要りません。

…なぜ、急にオムライス。

とにかく、このところ生き急いでいた感のある私でしたが、
今回こうして心が和むライブに出会えたことで、
生きることを焦らず、肩の力を抜いて、
もうちょっとゆっくり、一歩一歩かみ締めて歩くことの大切さを、
思い出せた気がします。

というか、つじあやのさんの安らぎの歌声に、
生き急ぐことを諭された気分です。

なので、大袈裟かもしれませんけど、
いつか自分の一生を振り返ったときに、
わりと重要な意味を持ったライブになったとも言えます。

観ることが出来て、本当に良かったです。

うららかさんに、君にありがとう

いや、さよなら、はしませんけどね、
またぜひ参加したいな、と心から思ったのでした。