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1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

イベント生感想「驚異の大恐竜博 起源と進化~恐竜を科学する」

2004年07月26日 00時40分45秒 | 雑談
7月24日、幕張メッセさんで3つのイベントが行われてました。

1つ目は、参加してるみなさん幸せそうでしたので、
私はノーコメントにしておきます。

2つ目は、東京キャラクターショー2004というもの。
こちらにはいい大人を含めて、たくさんの来場者がいました。

しかし、おい待てよ、と。

そこ行く男子の諸君、そのキャラ自身に文句を言うつもりはないが、
目がデカく等身の低い少女絵を見て心から楽しめるのか、と。
その絵でその動画で心は熱くなるのか、と。

果て無きロマンはそこにあるのか、と。

子供の頃の自分を思い出せ、
男子なら、恐竜だろ、と私は言いたい。

ということで、3つ目のイベントである、
驚異の大恐竜博 起源と進化~恐竜を科学する」を観てきました。

25歳独身男性横浜在住会社員が、ひとりで。。。

恐竜大好きで常連なんですよ、
って感じで行くべくして行ったわけではなく、
ふとした思いつきで行ってみただけなんですけどね。

幼い頃の私は、車、恐竜、宇宙、ロボットなんていう、
子供の喜びそうなものが大好きな、実直なお子様でした。

恐竜に関しては、特に好きで、
小学校の夏休みの自由研究で2度取り上げたり、
中学校の読書感想文は中1と中3に
映画で観てもいない『ジュラシックパーク』を取り上げて、
あらすじと自分の恐竜知識だけで、テキトーに書いたりもしました。

昔から早わかりみたいなことをするのが好きな人です。

実際のところ、恐竜好きで色々調べたのは、
小学校低学年段階で終わっている気がします。

というか私は思い出を振り返ると、
幼ければ幼い頃ほど勉強好きだった気がします。

そもそも幼少期、英才教育を受けていた、と言っても、
全く過言ではないくらい、
叔父さんを教師に、ちゃんとお勉強してましたからね。

ウソでなくホントに。

今は全く読めない本も、
幼い頃は大喜びで読んでましたし。

そんななんで成長するにつれ、
読書は子供のもの、勉強は子供のもの、
みたいな変なひねくれが出来てきて、
みんな辞めてった気がします。

幼児期の英才教育も良し悪しです。

お子様をお持ちの方、
ひねくれ子供なら、英才教育を辞めておきましょう。

そしたら、あとで伸びます。

ともかく、そんな小学校頃の自分を思い出したくて、
今回、この恐竜博を観に行ってみたわけです。

昔行った恐竜博には、その会場で買った小さな化石セットを、
就職でひとり暮らしになるとき、わざわざ持ってきたくらい、
いい思い出がありましたからね。

感想としては、観に行って良かったです。

性格的に展示品をじっくり観ることなく、ほぼ素通りでしたけど、
会場の雰囲気と化石が観れただけで、
懐かしい、当時のままの気持ちでドキドキすることが出来ました。

ティラノや、トリケラみたいな有名な恐竜の化石や、
すっごいでっかい化石とかもありましたし、
どう持ってきたか、大人の頭でもわからない、
土に埋まったままのどデカイ化石もありました。

土ごと掘り返せる大きさじゃないので、
すごく謎です。ふむ。。。

私が好きだった頃は仮説だった、恐竜の進化系は鳥類だ、っていう説が、
すっかり主流になってたりして、その証拠に羽毛が生える恐竜がいたこととか、
そういう新しい知識も得られて、なんとも面白かったです。

それ以上に、私が子供の頃見た恐竜博と、
ノリが変わらなかったの良かったです。

お子様向けな博覧会の、
こういうノリはいつまでもあり続けてほしいです。

しかし、博覧会や展覧会の会場にあるテレビ解説を、
大人になった今も、立ち止まって観ていられないのは、
飽きっぽい私だけなのでしょうか。。。

あの解説は生っぽくなくて、どうもノリが。。。

…と、まぁ、気持ちが子供な私は楽しめたわけですけど、
大人なみなさんの視点になると、どうなんでしょうか。

幕張メッセ、2スペース分なので、
東京モーターショーのようにバカ広いわけでもないです。

子供にせがまれて、せがまれなくても子供を楽しませようと、
恐竜に明るくないご両親が無理矢理に観に行ったら、
一家族分ですからね、1万円近い出費になって、
その入場料を高いと感じることでしょう。

それどころか、バカ広くもなく明確な刺激もないので、
入場料の割に楽しめなかったなぁ、
とまで思ってしまうかもしれません。

でも違うんですよ、恐竜好きの子供にとっては、
一生の思い出に成り得るんです。

どんなに子供の目線に立ってる気分になったところで、
やっぱり大人と子供では感覚が違ってきます。

それと当たり前の話ですが、
恐竜に興味があるかないかで感覚は大きく変わります。

あんな、どデカイものがいたという証拠たる化石が、
目の前にあるんですからね、子供が興奮しないわけないです。

大人は、すぐに理由だとか理屈とかで物事を判断したがりますけど、
子供は、デカイとか、変なカタチとか、
そういう理屈じゃないものを観て、そこから考えて得るものって、
とっても多いと思うんです。

私が空想好きなお子様だっただけなので、
それを子供全体のお話にするな、ってとこかもしれませんけど、
子供は、なんとも説明できない変なものが好きだと思うんです。

そこにロマンを感じ、夢の世界を心に描くのです。

なので、恐竜にちょっとでも興味がある、
お子様がいるご家庭ならば、その時は損したように思えても、
たとえお子様自身がその展覧会を真剣に観てないように思えても、
その経験は、お子様にはいつまでも大事な思い出として残り続け、
両親への感謝の気持ちをいつか持つ日が来るでしょう。

大袈裟ですけど、少なくとも私はそうです。

家族連れでない方も、恐竜博を過去に観たことある方なら、
きっと、その当時の子供の自分に戻って、
なんとも言えない気持ちになれると思うので、
どうぞ、お試しください。

カップルでデートとして行けるかは謎ですが、
私はこの辺まで許容してくれる、
いい意味で子供の心を持った女子が好きな気がします。

そんな女子いるのかな。。。

ちなみにこの博覧会、9月12日まで開催ということなので、
T-REX好きなロックキッズのみなさんは、
ぜひサマソニついでに、ご観覧を。

いや冗談ですよ、
マーク・ボランの化石とかないですし。

って、こんなこと書くとリアルに怒られそうだ。。。

この不用意な発言のせいで、
長くない人生になったかもしれませんが、
私も将来、化石になりたいと思いました。

燃やすな、危険。

というシールを体に貼ろう。

土葬でお願いします。
発掘はハケでやさしくお願いします。

未来の少年少女達さん。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すまん。 (kazu)
2004-07-26 02:54:43
おいらは高校のときにデートで

恐竜展(たぶん今回alizさんが行ったやつと同じ)に行きましたぜ。

これってダメだったのかなぁ。やっぱり。



そんなおいらは今でも彼女さんを連れて水族館やらプラネタリウムやら博物館やらに出かける子供です。。。
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ダメなのは… (aliz)
2004-07-26 07:37:27
モテkazuさんが正しくて、

ダメなのは私の方だと思いました。



私はなんだかんだ言って、

型にハマりたがりますからね。。。



モアキッズな私は、隣にいる女子よりも、

恐竜に夢中になってしまいそうですし。



水族館やプラネタリウムや博物館は、

わりと定番で素敵だと思いました。
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