Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

五月蝿いことは何にも勝る

2004年07月23日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、五月蝿いことは何にも勝るでした。

イカンヌ映画祭による予想外の疲労と、
iPod用の素敵なケースが横浜駅近辺で見つかったということで、
バイクでお買い物の予定は消え、
午前中、部屋でゴロゴロ過ごしたわけですが、
部屋が、あまりに五月蝿かったんです。

今、私はマンションの2Fに住んでいるのですけど、
現在1Fの私の直下に当たる部分を、
事務所っぽい間取りから店舗っぽい間取りにする、
改装工事をしているわけです。

普段の平日は、会社でいないわけで、
その工事がどんなものかはわからないわけです。

で、今日体験したら、
延々壁を削岩してるわけです。

ずーっと、ガーーーーーッて酷い音を立てて。

何キロデシベルあるかわからないですけど、
正直、耳元で削岩されてるくらい五月蝿いです。

あまりに五月蝿くて五月蝿くて、
なにをかけてもヘッドホンでも聞こえないので、
CD聴く気にも、DVD観る気にも、
それどころかblogを更新する気にもなりませんでした。

騒音への唯一の対抗策として、
私は寝る時間短い割に、どこでも寝られるので、
コロッと寝てしまう作戦を考えたのですが、
夕方つじあやのさんのライブがあるので、
その頃には、確実に起きなければいけません。

あからさまに目覚ましの音も聞こえない、
この恐ろしい騒音空間で寝てしまっては、
決まった時間に起きるのは至難の技なので、
コロッと寝ることも出来ません。

なので悶々と、脳内妄想を続けざるを得ませんでした。
なんにもあとに残らない、空しい遊びです。

もし風邪引いたとか体調悪くて部屋にいて、
この騒音やられたら、たまったものじゃないです。

こんな工事してて許されるのでしょうかね、
よくわからないですけど。。。

なんにしても五月蝿いというひとつの感覚が、
こんなにも全ての感性を奪うのかと、
驚きに近いものがありました。

ある意味、いい経験です。

イライラも、つじあやのさんのライブに行ったことで、
とても心和んで、笑顔で帰宅となりましたしね。

別れてもぉ~好きなひとぉ~♪

日々つじあやのさんの声で五月蝿いならいいのになぁ。

映画生感想『永遠のモータウン』

2004年07月23日 23時41分11秒 | 映画
第1回イカンヌ映画祭のクロージング作品です。

60年代から70年代前半までのモータウンサウンドを一手に支え、
全米No.1ヒットを最も多く持つ、偉大なるバックバンド、
でありながらも、レコードにクレジットされることなく、
これまで多くの人に知られることのなかった、
ザ・ファンク・ブラザーズ、というバンドの実態に迫りつつ、
合間合間に結成ライブの模様を見せる、
という、音楽ドキュメンタリー作品です。

そもそも上半期から気になってた作品なので、
締めにふさわしく、この作品への期待が一番大きかったです。

結果としては、その期待を遥かに凌駕しました。

感想を一言で言うなら、
バンドメンバーひとりひとりのファンキーさがとても笑えて、
それでいてそんなバンドが演奏する、本物の音楽、に感動できる、
いわゆるドキュメンタリーの枠を超えた、大いに楽しめる娯楽音楽作品でした。

音楽を聴くのが少しでも好きな方に、
ぜひ観て聴いていただきたい作品です。

本物の音楽を知ることが出来ると思います。

そしてきっと、観終えたその瞬間に、
モータウン好きになってしまうことでしょう。

実際に今回の鑑賞後、観たほとんどの人が並んで、
行列をつくりサントラを購入してましたからね。

生演奏を聴かせるライブではない、単なる映画ではありますが、
映画の中の演奏が、とても生き生きとしていて、心動かされます。

何度も言いますが、本物の音楽、に出会えます。

私も帰り道は、延々と初期のスティービー・ワンダー聴きましたしね、
サントラも、後程ポイントつくお店で買ってしまうことでしょう。

そんな、本物の音楽、に出会えるだけでなく、
バンドメンバー自身も面白いので、
ドキュメンタリー映画として成立しているわけです。

60年代から70年代前半までの陽気なモータウンサウンドと、
同じくらいかそれ以上に、メンバー誰もがファンキーで陽気で、
ひとつひとつのエピソードが笑えるものばかりなのです。

こういう人達だからこそ、
こんな陽気な音楽がつくれるんだな、
と、ある種納得でした。

それでいて、こと音楽になると、その腕は、
世界最高を自負しても誰も異議を唱えないくらい素晴らしく、
技巧的で、それ以上に独創的で、
誰にも真似出来ないサウンドを紡ぎ出します。

そんなひとりひとり世界最高のサウンド者同士が、
バンドとして絡み合い、新たな独創性が生まれ、
ホンのセッション程度の音合わせ曲でも、
心躍る楽曲になります、魔法がかかります。

メンバー誰もが音楽が心底好きだからこそ、
楽しんで、素晴らしい音楽が紡げるのです。

その様子もまた、観ていて楽しいです。
悪ガキ達の悪巧みみたいなノリで一緒に楽しくなっちゃいます。

この作品を通して、本物の音楽、というのを、
十二分に堪能出来た気がします。

これからもうちょっと深く、
モータウンサウンドを聴いてみましょうかね。

マイガー♪

映画生感想『子猫をお願い』

2004年07月23日 23時15分22秒 | 映画
第1回イカンヌ映画祭の3作品目です。

この作品、韓国女性に流行を生み出した『猟奇的な彼女』を押さえて、
韓国女性が選ぶ好きな映画第1位になったそうです。

その評判と題名に、てっきりコメディかと思いましたが、
そんなことはない、社会人女性向けの青春映画でした。

『猟奇的な彼女』で描かれているのは、
韓国女性の誰もが憧れる、なりたい女性の象徴であり、
今作で描かれてるのは、
韓国女性の誰もが投影できる、等身大の女性達でした。

感想を一言で言うと、
高校の仲良し5人組が、それぞれ社会人になった1年後、
高校当時とは違う、それぞれの環境の変化に、
永遠だと思った友情関係も、そして自分自身も変わってしまう、
でも心の奥底には変わらないものもある、という微妙な心境を、
言葉にすることなく、映像と端々から伝わる雰囲気とで伝えてくれます。

本当は辛くて誰かに頼りたいのに、
友達のまででは強がりをして、
成功してる自分を見せてしまう女性。

やることなすこと上手くいかず、
辛いことが雪ダルマ式に起き、
自暴自棄になる女性。

そして、常に誰にも優しく接し、
社会に縛られることを嫌がり、
永遠の青春を送ろうとする女性。

5人とは言いつつも、残りの2人は双子のムードメーカーなので、
この3人がそれぞれ離れ合ったり、近付き合ったりして、
自分の大切なものを見つけます。

例えば、強がりの女性は、自分は辛いと言えないのに、
自暴自棄の女性は辛さを顔に出してしまうので、
親友だったはずが、いつしか執拗に嫌ってしまったり。。。

作品の中で、表面的な美しい韓国社会だけでなく、
美しさのすぐ隣にある貧しい社会も臆することなく描いています。

そして主人公たちを無視して、
街の人々が生きている演出を目立つくらいにしていたりもします。

まるで主人公たちも単なる社会の一部かのように。

そうした描写によって、
作品全体の説得力が増しています。

こういった青春映画が邦画にあるかは、
邦画に明るくないのでわかりませんが、
これも韓国の真面目さからくる、
実直な社会人女性向けの青春映画の描き方なのかな、
と思いました。

こうしてたくさんの映画の内のひとつとして紛れ込ますのでなく、
単体でじっくり観て、ひとつひとつのシーンの意味を、
色々と考えながら観てみたいです。

考えれば考えるほど引き込まれる作品です。

ただしこの作品、男である私が100%理解できるかといえば、
それは嘘になってしまいます。

男同士の友情はどこか割り切りがあります。

友達より彼女の方が大切だってことを理解し合ってますし、
特に仲が良くなければ、たとえ良かったとしても、
言葉や行動で、あえて仲良しを強調しません。

けれど女子同士は、あくまで憶測ですけど、
男が一番大事な人って、陰口言われてそうな気がしますし、
「私達仲良しだよね」って特に必要もなく、
言葉や態度でその友情を強調したがるような気がします。
実情は知りませんけど、そんな気がします。

それとこの作品、友情だけが描かれているわけではなく、
会社という文化における、女性という立場、というのも描かれてるんですけど、
これもやっぱり、男である私には理解できません。

社会人女性が、昔からの友達と一緒に観て、
色々と考えるといい作品だと思います。

というより、私自身もぜひ女性と一緒に観て、
その意見を聞きたい作品です。

誰か今度、私とこの一緒に映画を観てください。

いや、あの、いやらしい意味でなく、真面目にですね。。。

映画生感想『永遠の片想い』

2004年07月23日 16時09分30秒 | 映画
第1回イカンヌ映画祭の2作品目です。

かの『猟奇的な彼女』の主演男優、
チャ・テヒョンの最新作です。

今作でも男にも女子にもウケそうな、
いわゆる、いい人、を演じています。

感想を一言で言うなら、
まさしく少女マンガな物語を、
とても丁寧に描いた、優しい純愛作品です。

男ひとりと、親友の少女ふたり組の三角関係。
一方は病弱な少女、一方は男勝りな少女。

男が病弱な少女に一目惚れし、
告白して断られるものの、ふたりの友達となり、
その後、いつも3人一緒で遊ぶこととなり。。。

そんな設定かつ展開なお話で、読んでお気付きの通り、
王道少女マンガの要素を全て兼ね揃えています。

エロスやロマンスが絡まない、
中学生程度の軽いラブコメなところが、
観ていて微笑ましいです。

女子はその恋のもどかしさに心をくすぐられ、
男もふたりのカワイイ女子にモテたりしてみたいけど、
でも実際にモテたら、、、ってな想いに心くすぐられます。

それだけでなくこの作品、
普通の映画ならば、登場人物の言葉だけで終わらせていい展開も、
ひとつひとつ映像で起こして、ごく丁寧に描いてくれます。

それでいて、その描写は決して冗長ではなく、
贈り物を大切に大切に包み込んだ綺麗な包装紙のように、
その中にある気持ちをより盛り上げてくれます。

中身だけでなく包装までも美しい作品なので、
作り手の想いが伝わってきて、
とてもとても優しい気持ちになれます。

老若男女問わず楽しめる、
素敵な恋愛作品です。

私は泣きませんでしたけど、
泣いてしまう女性は多いのかも?

どうなんでしょう。

なんにしても今の日本では赤面して誰も出来そうな、
むず痒い恋愛表現ばかりの純愛話を、こうして真面目に出来るのが、
韓国映画の強みな気がします。

ちなみに、映画とは関係ありませんが、
少し気になったことがありました。

斜め前に座っていた長身でとても美しい女性が、
帰りがけ、妙に私の顔を見てきたのです。

単に私が見惚れているところを見返してきた、
が正しいのかもしれませんけど。。。

そんなわけないと思いますが、
このblogを観ている方なのでしょうか。

一応、当日の予定を発表しましたしねぇ。。。

しかしそうでないとすると、その女性に私も、
永遠の片想いをしてしまいそうです。。。

君に胸キュン、キュン♪

映画生感想『リヴ・フォーエバー』

2004年07月23日 14時39分33秒 | 映画
第1回イカンヌ映画祭オープニング作品です。

いわゆる青春時代を90年代に過ごした私なんてのは、
UKロック、この作品でいうブリットポップの恩恵を、
思いっきり受けまくりな世代なので、
この作品を観ないわけにはいきませんでした。

感想を一言で言うなら、
聴いていた当時は音楽でしか追ってなかったんですけど、
この作品を通して、その楽曲の生まれた時代背景、
英国自身の流れを知ることができたことで、
当時流行っていた楽曲に対して、新しい発見があり、
また違った聴き方が出来そうな気がするしました。

オアシスVSブラーの真相を本人が語ったりもしてますし、
当時UKロックに聴き惚れた方は必見の作品かもしれません。

相変わらずなギャラガー兄弟も観られますし、
すっかり丸くなったデーモンも観られますしね。

しかしこの作品、観る前は音楽一辺倒の作品かと思ってたんですけど、
実際は、いい意味で音楽的な要素がそんなに高くはないです。

いや、音楽的な要素は高いんですけど、
その主題としているところが、
TVの音楽ドキュメンタリー番組にありがちな、
なぜこの楽曲が生まれたのか、的なものではないです。

90年代ブリットポップの繁栄と、
英国という国自身の政治や社会情勢の変革を、
高尚なことが苦手そうなロック好きが観ても飽きないよう、
わかりやすく、かつ面白く音楽と関係付けて語り進める、
ブリットポップが生まれた時代背景そのものを追った、
音楽が生まれた当時の時代背景ドキュメンタリーです。

そのわかりやすい切り口に加えて、
全編、当時の流行曲が流れるのでニコニコですけどね。

それにしても、常に最近のものと感じていたUKロックも、
こうして歴史上のモノというか過去の出来事になったのか、
と感慨深いものがあります。

出会った時期が時期だけに、オアシスやブラーが、
中堅やらベテランやら言われる年代になっても、
いや、もう、すでになってるんですけど、
いまだに彼等と出会ったときと同じ気持ちで彼らを見つめ、
自分自身も、出会ったときの若い自分に戻って、
延々、若者の楽曲として聴いている気がします。

この若い気分が、きっとずっとこれからも持続して、
いつか成長の止まったロックオヤヂになっていくんでしょうね。。。

ちなみに私は、たとえウゥフーだとしても、
この作品でブラーさん再評価が起きました。

パークライフ♪

冷やし中華ロール

2004年07月23日 12時54分46秒 | 家事
やきそばパン、ナポリタンパンは有名ですし、
私自身も、自分の好物だけを集めた、
イヤ満干全席にも名を連ねるくらい両麺パンは大好きです。

そんな麺パン好きな私をもっていても、
この冷やし中華ロールは。。。

こんなの給食の時間に真似したら、
先生に、料理で遊ぶな、って怒られますよ。

いや、ホントに悪い夢であってほしいです。。。