城山三郎さんの「落日燃ゆ」を読み終えて、何か重い感じが残っています。 終戦後の東京裁判で死刑判決を受けた7人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった広田弘毅元首相のご遺族だけが靖国神社合祀に異論をとなえていた理由も分かったような気がします。 またほかの6人すべてが陸軍将官であったということも知り、靖国神社合祀の複雑な事情とあわせて認識をあらたにしました。 日本の歴史を変えることは出来ませんが、多くの人が歴史を知ることは大切なことだと思います。 その意味でもこの小説の持つ意味は大きいのではないでしょうか。
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