どんな企業でも評価される人と評価されない人がいるが、その企業を離れて別な仕事についた時に評価されるだけの実力があるかないかが問題です。
ある企業内にいた時には優秀な人物と評価されていても、転職した場合にまったく評価されなくなってしまうのであれば、その評価はそれまでのことと言わざるを得ません。
本当に優秀な人物はどんな環境になっても実力を発揮することは間違いありません。もちろん環境が変わったことに順応する時間は必要でしょうが、慣れればすぐに実力を示すはずです。
現在の企業を取り巻く状況を見てみれば、大きな企業でも存続することが永遠とは言えない時代になっています。会社の寿命は30年と言われていましたが、今では17年という説もあるそうです。
若い人達には「どんなに環境が変わろうとも、評価されるだけの実力を日頃の仕事を通じて身につける努力をしておきなさい」と言いたい。
ほんの少しの気づきの違いが将来を左右するのですから。