以前勤めていた会社の取引先に「九州松下電器産業」があり、2か月に一度というペースで福岡市に出張していた時期があります。
大分前にパナソニックグループが整理統合する中で、パナソニックの一部門に併合されましたので単体の会社としては現在は存在しません。
福岡市内にあったご本社は、門を入ると全面芝生の広場が広がっており、左手奥の一角に神社が祭ってありました。神社敷地内には松下幸之助さんの銅像が立っているのですが、聞くところによるとパナソニックの事業所には同じような神社があるところが多いそうです。
福岡への出張は当然ですが飛行機を利用していたのですが、福岡空港でインドのガルーダ航空が事故を起こしたことがあり、飛行機の残骸を見たときには少し飛行機を怖く感じた事を覚えています。
福岡市内にあった本社の各部署を訪問した後、博多駅から電車で鳥栖に移動し、鳥栖の工場でも営業活動をした後、タクシーで10分程度先にあるFA事業所まで移動し、各部署の方々と打ち合わせをさせてもらいました。
この間に鳥栖では駅弁を買って昼食にしていたのが懐かしい思い出です。鳥栖の駅弁はとても美味しかったのです。
鳥栖では駅の近隣にサッカースタジアムの建築が始まった頃を知っていますので、時々テレビで鳥栖のチームの動向を知ると、あのスタジアムでやっているのかという親しみを感じる事もあります。
数年間、福岡に出張することを続けていましたので福岡に対する愛着があり、アラヤ設立後に福岡支社を立ち上げたこともあったのですが、短期間で撤退という苦い経験になりました。
たぶん、九州との縁はこれからも復活する事はないでしょうから訪れる機会は限りなくゼロに近いと思っています。
むしろ反対側にある札幌を含む北海道全域がこれからの舞台になると感じています。