多言語コーディネーションが業務の中心です。
問題解決ガイドのひとりごと。



私が社会人になった頃の話ですが、研修の中でお客様と面談するときには相手のネクタイの結び目を見るように指導されました。

相手の目をのぞくような視線が失礼だと言うのです。

それまでは相手の目を見ながら話すのが普通だと思っていましたので、そのように習慣づけるのに苦労した覚えがあります。

しかし確かに目をほんの少しずらすだけで、何となく穏やかな雰囲気になることも覚えましたので、相当な年月をそのような態度で過ごしてきました。

ところが、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどの人々と話をする機会が増えるにつけて、彼らは私の目を直視してきますので、自然と私も相手の目を見るようになっています。

日本人と話すときには目を少しずらし、外国人と話すときには目を直視するのです。

外国人から聞いたのですが、ほとんどの日本人は話すときに目を見ないので、何だか隠し事をしているのか? 自分が嫌いだからなのか? と悩むそうです。

日本文化の奥ゆかしさに由来しているのかも知れませんが、日本の常識は世界の非常識のひとつだと思います。

外国人と話すときは視線を相手の目に置きましょう。



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