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問題解決ガイドのひとりごと。



本屋さんでこの本を見たときは、経済に関する本だろうと思って手にしたのですが、読み終わってみると人間の行動について書かれた人間学の本と言ったほうが良いようです。
ほとんどの人間の判断や選択が、錯覚や思い込みによって左右されているということを、事例をあげて解説しています。
つまり人間は合理的な判断や選択をしているわけではないことを前提に経済が動いているという。
面白い切り口の本だと思います。

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「波のうえの魔術師」は、あるセミナーに出席した際に資料と一緒に入っていた本でした。
ほとんど読む気もなかったのですが、読まずに捨てるということに抵抗がありましたので、しばらく机の中に放置していました。
先週金曜日に大阪出張しましたので、何となく車中で読んでみようとカバンの中に入れ車中で読み始めました。
読みだして興味深く思ったのは面白いこともあったのですが、テーマがバブル時代前後に銀行で扱っていた変額保険だったことです。
私はその時代にはすでに銀行を卒業していましたので、取引先役員の立場で銀行から節税になると変額保険を勧誘され、「そんな脱税を奨励するような商品には入る気もない!」と断った経験があったからです。
銀行が勧めていた変額保険という商品によって、まさか資産を食いつぶされた人達が存在するとは思ってもいませんでしたが、今更さらながらゾッとします。
当時の異様な社会を思い出します。

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