
素晴らしかったラグーザ・イブラの町の景観
■2019年12月29日
パレルモからローマへ、そしてローマから乗り継いで日本の成田へ帰国(アリタリア利用)しますが、パスポート審査は、昨年(2018年)から電子システムになっています。以下はローマ空港のパスポート審査のエリアにある看板表示ですが、パスポートを専用機の画面に置いて、自分の情報を認知させるよう説明がなされています。これは勿論、ローマ空港到着時の入国審査でも同様です。

パスポートを専用機にかざす
写真は黒いパスポートなので分かりづらく、手のひら認証かと見まがうようですが、こんな風にパスポート番号が記載されているページを開いて、パスポートの情報を読み取らせます。認証が完了するとゲートが開き、次のブースに入りますが、そのブースの少し右上に顔認証を受けるカメラが設置されているので、顔を向けてそのまま数秒保持します。マスクをしていれば勿論外し、帽子も取って顔認証を受けます。無事に完了すると扉が開くので進みます。目の前には、有人審査のカウンターがあって、この審査官からスタンプを貰います。これで出国審査終了です。
これまで、この空港でのわたしたち日本人の出入国審査は、非EU国のレーンの長蛇の列に並んでいましたが、この電子システムの導入により、審査は短時間で済むことになり、日本人もその恩恵を受けることになりました。
上記の看板によると、このシステムが適用されるのは、日本を初め、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イスラエル、シンガポール、カナダ、韓国、ニュージーランド、台湾のパスポート保持者。なお、14歳未満の子供は、これまで通り、非EU国のレーンに並ぶことになります。(この場合14歳以上の親族やその他同伴者も一緒に審査が受けられます)。ただし、ローマでのこの電子パスポート審査は、設置されている場所や規模から考えると、どうも試験的要素があるように思います。いつ又変更になるか、これはあくまで2019年12月29日現在のシステムです。

「All passaports」(非EU圏)ではなく
左側、黄色の矢印 “日本” 表示レーンへ進む
左側、黄色の矢印 “日本” 表示レーンへ進む
以上、出国審査を通り抜けたら、あとは搭乗口E19へ向かうだけです。ここまで来たら、さすがに帰国後に待つ主婦ならではの日常の煩雑さが思い浮かんで、少々憂鬱な気分にもなるのですが、それはまあ仕方ない。現実があってこそ、帰る場所があってこその旅ですもんね。

とうとうDuty-Freeのエリアに来た
ここに来ればもう“イタリア”じゃない・・・
ちょっと寂しくもなる瞬間
ここに来ればもう“イタリア”じゃない・・・
ちょっと寂しくもなる瞬間
そうそう、これも、昨年(2018年)のこと。アリタリアのラウンジが、新しく搭乗口までのEのエリアに出来ました。ゆっくり過ごす時間はなかったけれど、パスポート審査が思いがけず早く終わったので立ち寄ってみました。ガラス張りの、明るく広いフロアで、中央には、結構充実した料理の品数が並んでいます。機内では搭乗後すぐに食事が提供されるのだけれど、パレルモのホテルの朝食が、7時半開始だったため間に合わず、お腹はぺこぺこです。少しだけ頂きましたが、味もまずまずでした。イタリアはいろんなことが変わるけれど、顧客を見据えての変化は嬉しいですよね。

昨年(2018年)新しく出来たラウンジ「CASA ALITALIA PIAZZA DI SPAGNA」
余談
もう一つ朗報。2020年3月から、全日空との共同運行で、アリタリア機は羽田-ローマ間を就航します。私のような地方在住者には、願ってもないことで、イタリアが近くなりました。といっても、ほんのほんの少~し・・・だけだけれど。
もぅ〜早いなぁ。 こちらにもご無沙汰していましたm(__)m
コッツゥオルズの蜂蜜色の街を思わせるような建物が並び、聖堂しょうか? ブルーのニット帽の様な屋根が可愛らしいです^ - ^
免税エリアに移動した時の気持ち、分かります! 外を見れば未だ景色はヨーロッパなのに、外国なんですよね。そして旅が終わりなんですよね。
今年は羽田発着になるとは嬉しいですねぇ〜おめでとうございます!
お見送りに行っちゃおうかな(^^)
私は、さーどうしようかな。 ヘンリー王子とメーガンがいなくなったし、EUから離脱したし、どうしましょう?どちらも、何も私には影響ない事ですね(笑)
そしてシチリア、折りしも"旅するイタリア語"がシチリア編をやっていて、イタリア語よりも街の様子を食い入るように見ているんですよ(笑)。私の予定だと5,6年後になるので、その時はまたブログを見直しますね!
私は今年はヴェローナとヴェネチアへ行ってきます。その中でもヴェローナから日帰りでガルダ湖周遊のバス旅をすることにしました。3月末の道路が混んでなければ、4つの街に行けるはずです(笑)
ヴェネチアも昨年行って好きになった教会やレストラン、バール巡りに加え、パドヴァへも半日行きます。アクアアルタで被害を受けた街へすこしでも恩返しができればと思います。
免税店のエリアのお話も分かって下さって嬉しいです。あっ羽田まで来て下さる?わーお言葉だけでも感激です。sachiさんとお話していたら、きっと飛行機に乗り遅れるわ(笑)
それにしてもイギリスは、随分と変化がありましたね。けれど、英国は英国!変わらずsachiさんを待ってますよ。どんなに変わろうともやっぱり品格のある国、sachiさんにはよく似合います。
来月の出発、いいですね。ヴェローナもほんとに綺麗な町で見所も沢山あるので、楽しんで来て下さいね。ガルダ湖は一昨年クリスマスの時期にシルミオーネに行きましたが、三月なら季節が良くて湖畔巡りも素敵。羨ましいです。又、パドヴァはきっとスクロベーニ礼拝堂をご覧になるのだと思いますが、いいなぁ。私もあの礼拝堂は再訪したい場所の一つです。ヴェネチアのアックアアルタには何度も遭っていますが、ここまでになるとそれがヴェネチアの冬の風物詩だとはもう言えないですよね。広島れもんさんの優しいお気持ち、心打たれます。
私もあのNHKの伊講座は録画して見ていますが、今回訪ねた町が沢山入っていてほんとに興味深く、わたしも身を乗り出してみています。映像では、あっという間に次の町に行くけれど、現実一人で旅すると、その移動はどんなに大変か(笑)画面にいつもつっこみ入れてます。
旅行用のノートを作るという単純な作業に退屈して、カターニャ空港着、カターニャ泊、ラグーサ2泊(モディナへ日帰り)、パレルモ3泊(1日はサントステファノ・カマストラとチェファルへ)、またカターニャへ戻ってタオルミーナ泊で、ホテルも候補を決めてしまいました。来年は4月4日がイースターなのでそれが過ぎてから出発、4月からは週4便あるようでそれも日数調整が助かります。
モンテアーレのバール、確かにモンテアーレのがいちばんって言ってましたよね!そしてもうひとつジュゼッペさんのトラットリアCavvallo di Franco
も見つけました。番組とKAZUさんに感謝です。
でもあと1ヶ月…、まったく小関くんと違ってまったく進歩しないイタリア語の復習もしなければ😢
旅行は計画を立て始めた時から旅が始まるといいますが、けれどやっばり現地で行動する、机上で立てたスケジュールにはない楽しさが満載ですもんね。広島れもんさんの行動力は素晴らしいです。来月に迫ったご旅行もわくわくされているのだろな~あー羨ましいです。
卒業旅行を予定されている学生さんも、つつがなく旅が終えられるよう、お祈りしています。
おっ軍の皆さん、確かに頼りがいがありそうですもんね。神様よりも助けてくれる確率は高いかも知れません。しかしよりによってこの時期に、ウィルス君たち出て来なくていのにね。卒業旅行やら結婚式をイタリアで挙げようと心待ちにしている人たちが沢山おられるだろうに。優しい広島もんさんにもどうかご加護がありますように。こうなったら楽しいことだけ考えて行ってらして下さいね。
ホテルを返金不可のいちばん安い料金のものにしていたので、メールで宿泊日を変更できないか問い合わせていますが、ダメだったらいっそシチリアへ行こうかと(笑)
今回のような渡航規制が解除されると、またヴェネチアにたくさんの中国の方が来られて、次の感染が始まらないとはかぎらないし、ほんとに難しいです。
以上悲しみと脱力でいっぱいですが、明日からは予約した美術館のキャンセルができるかトライせねば・・・。英語表記はハードルが高い(笑)