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イタリアより

滞在日記

イタロの車窓から

2013年12月24日 | ナポリ

ナポリ駅のイタロのオフィス/カーサ・イタロ


2013年12月24日、ナポリからイタロに乗りました。今、イタロの車内からブログを綴っています。旅の日記は、短くてもその都度毎に書いていかないと後からはなかなか書けなくて。どうかすると一年かかってしまう^^;


イタロの車内、大きな荷物でも棚に…

そっか~みんな、背が高いもんなぁ


乗車すると皆さん、大きな手荷物をいとも簡単に棚に上げています。確かに棚の幅は十分にあってスーツケースでも置けそうです。私の荷物もきっと周辺の男性が手伝って上げてくれるのだろうと思うものの…



ここに落ち着きました(*^_^*)

こんな時の為にワイヤーロックを持参しています

カバンに向かって、ここに居てね、と声まで掛ける(笑)


今回の旅行の小さな目的のひとつ~イタロの車内でWIFIをつかってみる

一人の座席でよかった!(^^)!

次回乗車の折もこの席を指定しよ

早速PCをセッティングしました


二等車だけど、ナポリからベネチアまで半額以下の55ユーロ。円安の中随分お得感があって早割の恩恵を受けました。



昨年調べたときは、車内でwifiを利用するには、イタリアにキャリア(通信)のある携帯電話でイタロからSMSでログインコードを受信するとありました。なのでノキアのSIMフリーのガラケーを買ったのに…今はその必要がなくなって切符の予約番号を入れさえすれば接続できることになっています。

画面の指示通り、CODICE BIGLIETTO を挿入し、受信できるメールアドレスを入れて承諾項目にチゥックを付けると…ハイっ簡単につながりました。ベネチアまでの約5時間は退屈することなく過ぎそうです。

車内にある自販機でコーヒーを買い、今朝ホテルの朝食時に頂いてきたクッキーをつまんでいます。列車は北上、水の都を目指しています。

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ベネチアに向けて

2013年12月24日 | ナポリ

ホテルのテラスから見えるナポリ駅前の混雑

矢印が交通警官

ナポリは今日も晴天

もうすぐベネチアに向かいます

乗るぞ~イタロ‐☆


2013年12月24日の朝を迎えています。昨日は、ナポリ郊外にあるカゼルタ宮殿を訪ねましたが(又、後ほど綴りたいと思います)、ホテルに帰ったあと、再びナポリの町を散策しました。下町の風情といえば聞こえはいいけれど、この町の人たちはゴミが落ちていてもちっとも気にしないし、ぽいっと捨てるのもいとわない。

以前、シチリアから日本に来たという若者に出会ったことがありますが、彼は日本はとても綺麗だ、美しい、と何度も何度も興奮気味に語っていました。私はかつて世界からうさぎ小屋だと揶揄された日本の家屋のどこがそんなに綺麗に思うのか不思議でしたが、ナポリに来てやっと分かった気がします。

町の中を歩いていてストレスに感じるのは、男女を問わず、大勢の人がタバコを吸いながら歩いていること、煙が云々よりも、手にしたタバコの火を無造作に持っていて危険極まりないことです。皆、背が高いから、タバコを挟んだ指先が中途半端に下げられると、火は私の目の前や顔の横に来るし、下方に下ろせば、小さい子供やベビーカーに乗っている赤ちゃんに触れそうになります。皆、温かく親切な人たちばかりなのに、この無頓着さはどうしたものかと他国のことながら思案してしまいます。そういえば、ナポり出身のイタリア語の先生は、ヘビースモーカーで、日本ではタバコを吸うのに肩身が狭いとよく嘆いていますが、さもありなんですね。

テラスから眺めた車の渋滞も、日本のそれとは違って、ドライバーたちは人のことを考えない、我先へと割り込もうとする様子が上から見ているとよく分かります。信号はあってもないのと同じだし、バイクは交通警察のお巡りさんが制止するのも聞かずつっこんてくる、そして歩道を渡る人たちも、信号は無視して車の間をぬって渡る、よくこれで事故が起こらないものだと、私は感心しながら見ていました。周辺からは、クラクションの音が鳴り響き、渋滞がピークに達した時はお巡りさんもお手上げの状態でした。原因は駅前の地下鉄工事のせいなのでしょうが、こればかりでもない気がします。


突然ナポリ駅前の上空に黒い塊が現れて…

何だか地上の喧噪と呼応するかのように、いや、こちらの方が秩序があった


下にばかり目を向けていましたが、ふと気がつけば上空に黒い塊が突然現れて、私はもうびっくり。これはすずめ?でもすずめがこんなに乱舞する?、もしやコウモリか?とカメラを向けましたが、何だかこちらに向かってきそうで、慌てて窓の戸をしめました。なんか映画ヒチコックの「鳥」を思い出して…あっ目があった気が…怖わっ~

上空も大地も混雑して、まさしくカオスという言葉がぴったりの町ナポリ~、都会の喧噪はそれほど嫌いではないし、それどころか、どこか私の故郷神戸の震災前の三宮界隈を思い出し、ちょっと懐かしい気さえする…観光本にある通り、ナポリの下町は活気にあふれ、楽しみ方によっては愉快な町なのだろうけど、町の秩序だけは何とかしないとな…

さていよいよそのナポリに別れを告げて、これからチェックアウト。ベネチアに向かいます。

朝が早いので、駅前はまだ昨日のような混雑はありませんが、スーツケースをひ引きずって駅まで約5分、頑張って歩きます。そしていよいよ高速鉄道、あのフェッラーリの赤い車体を持つイタロに乗ります。行き先はベネチア。晴天なので嬉しいです。
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スパッカナポリを行く

2013年12月23日 | ナポリ

人がいっぱいたかっている…さて何のお店でしょう?


アマルフィからサレルノを経由してナポリに戻って来ました。アマルフィからサレルノまではSITA社のバス移動でしたが、思いの外時間がかかりました。車内は満員。12月でさえこうなのだから観光シーズンになればどれ程混雑するか想像に難くありません。

サレルノの駅では、ジプシーらしい親子が切符を買うのに両手いっぱいの小銭を出した為、窓口ではそのお金を数えるのに時間がかかり、急ぐ人たちは気の毒でした。私はあと10分で発車するICの切符を自販機で買いましたが、列車は時間通りに来て時間通り発車したのでほっと一息付くことが出来ました。


ピッツェリーア「チーロ」


さて、ナポリで楽しみにしていたのはピザを食べること。ホテルに荷物を投げ入れ20ユーロだけをコートのポケットに入れて早速出かけました。ついでに世界遺産になっているスパッカナポリも散策してこようと算段をしています。事前のリサーチでは、ホテルを出て、コルソウンベルトを進み、ニコーラアモーレ広場の4筋手前を右に曲がったところに目指すピッツェリーア「ダ・ミケーレ」があります。ところが店の前には山のような人だかりがしていて、とてもとても入店できる雰囲気ではありませんでした。

そこでその近くにある、これも有名店「チーロ」に行きました。どうもミケーレで待てない人たちが行くのが「チーロ」ということらしいのですが、味はミケーレにも負けず劣らず美味しいとか。


はい、モチモチとして、これぞナポリピザー☆

いやいや美味でした

でも、直径20センチはある大きさ

私は三分の二を食べたところでギブアップでした^^;
この大きさでマルゲリータが4.5ユーロ
日本ではきっと2000円近くする



黄色の矢印を進み、黄色いの丸が「ダ・ミケーレ」
赤い矢印の、二股に分かれた道の先に「トリアノン・チーロ」


さて、腹ごしらえも出来たし、いよいよスパッカ・ナポリの散策です。ナポリの古い町並みが世界遺産になったお陰で、各地から観光客が押し寄せています。一昔前までは、地元の人でさえこの通りを歩けば持っているものが無くなると言われた治安の悪い地域、危機感のない日本人は特に注意が必要ですが、かといって過剰な心配をしていては楽しみは半減してしまいます。私は、ポケットに小銭だけを入れて他には何も持たず、とにかく人が居る方向だけを選んで歩きました。


ビア・ドォーモ通り

ビア・ビッカリア・ベッキア通りと交差するところが、スパッカナポリの入り口


観光本などには、スパッカ・ナポリの拠点をジェス広場にしていますが、駅方面から歩いて行くと、コルソ・ウンベルト通り→ニコーラ・アモーレ広場を右折→ビア・ドォーモと進む方が断然分かりやすい。前述した「via vicaria vecchia」と交差する場所から左手が、スパッカナポリのエリアになります。私は何度もグーグルマップで確かめたので、その通りが目の前に広がるのは楽しかったです。


ニコーラ・アモーレ広場を右折して、ビア・ドォーモ通りに入る


夕刻5時を過ぎると、いきなり人が増えて、スパッカナポリの狭い道は、身動きができなくなりました。特にプレゼーピオが並ぶ有名な通りは、ラッシュアワーの車内のよう。


人が一気に増えたスパッカナポリ

考えると、今日は日曜日ですよね



黄色い服を着たおまわりさんも要所要所に待機していて安心感がありました。



サン・グレゴリオアルメ教会へ向かう通りにずらりと並ぶプレゼーピオは圧巻でした



どうも法王がこのお店を訪ねたらしい

その時の写真が飾られていました



手の込んだ見事なプレゼーピオがいっぱい

買えば幾らするのか、見当もつかない


人混みに押されるように流されていくと、どうもスパッカナポリの二筋をぐるりと回ったようで、ビア・トリブナーリから再びドォーモ通りへ出ていました。大体が方向音痴で地図の読めない女にはなかなかハードルの高い場所ですが、実はストリートビューを利用して何度も下調べをしていたお陰で迷子にならずに済みました。


小学生のようで恥ずかしいけれど、簡単にでも地図を描けば随分と分かりやすくなる
それでも主人からは地図は現地ではないよと釘を刺されたのでした^^;


知らない土地を、それも外国を旅するときは下調べを幾らしてもし過ぎることはないといつも思います。今日もアマルフィからサレルノへ着くバスが、駅前には到着せず、大通りを二つも離れた場所に着きました。事前に承知していたから慌てなくて済みましたが、知らなければパニクっていたかも知れません。あー一人旅は奥が深いし、現地の情報の有無が物を言いますね(^^)。





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アマルフィ~Tanti Auguri!!

2013年12月22日 | ナポリ

アマルフィ大聖堂


2013年12月22日の朝を迎えています。今日も晴天!!テラスの窓から見える海がキラキラしています。朝食を済ませたら、昨日は時間切れで見られなかったドォーモ天国の回廊を見てサレルノまで向かい、そこから鉄道でナポリに戻ります。こんなにいいお天気に恵まれたなら、もっともっとアマルフィに居たいと名残が尽きません。


ドォーモ前の陶器の専門店


昨日は、すんたもんだの末、無事にラヴェッロから戻ったあと、そのままアマルフィの町を歩きました。それこそ小さな町だから散策も楽でした。陶器の専門店を見たり、ドォーモの教会に入ったりして楽しみましたが、オフシーズンなのに観光客が沢山います。


陶器のお店には見事な絵柄や楽しいデザインがいっぱい



迫力あるニャンコ

結構好きかも



デザイン的にはニャンコが勝る


などと陶器が名産のアマルフィ海岸、そういえばマヨルカ焼きもこの周辺の焼き物だったとお店も冷やかしていました。そんな時、後方で、「Tanti Auguri!!」(おめでとー)と人々の声が次々と聞こえてきました。振り返ると、なんと結婚式を挙げたらしい新郎新婦が記念の写真撮影をしているではありませんか。花嫁さんの笑顔は輝いています。カメラマンがあれやこれやポーズを指示していましたが、どんなポーズを取ってどれもよく似合う。町の人たちや観光客がみんなでお祝いをいい、なごやかでとてもいい雰囲気です。新郎新婦が私の目の前を通ったので、私も「Tanti Auguri!!」と声を掛けました。すると…

「あらっ日本人?」と思いも掛けない言葉が花嫁さんの口から出たのです。なんと彼女は日本の方でした。私もびっくり。顔つきからイタリアの女性ではないと思いはしましたが、まさか日本の花嫁さんだったとは。遠慮がちに写真を撮らせて頂いていいですか、とお願いすると、旦那さん共々こぼれるような笑顔で一緒に~ということになり、件のプロの写真家が私のカメラで撮ってくれたのでした。


Eさんご夫妻と一緒に
ほんとにおめでとうございます
いつまでもお元気で、そしてお幸せに!


Eさんにお断りして写真を載せさせて頂きました。


旅先で出会う人たちとのふれあいは、いつまでも心に残って町の印象まで変えてしまう、いつも思うことですが、有名処の観光より世界遺産より、つかの間ながらでもこうした出会いこそが旅の醍醐味です。特に一人旅であればなおのこと。昨年はリグーリアの海で親切なご夫妻に会ったし、今年は幸せな新婚さんに出会えた、さっと見て回るだけのはずだったアマルフィが大好きになり、きっと生涯にわたって懐かしく思い出す場所になるのは間違いないでしょう。

今、ドォーモから時を告げる鐘が鳴っています。そろそろ私も支度をしなければ。
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ラヴェッロでの出来事

2013年12月22日 | ナポリ

ラヴェッロ・ドォーモ広場


2013年12月21日、今日はアマルフィからバスで30分ほど、標高350メートルの切り立った断崖の上にある町、ラヴェッロへ出かけました。昨日と同様、怖いくらいの晴天です。

ホテル前にあるバスターミナルからバスに乗りましたが車内は満員。アマルフィはもう季節に関係なく観光客がやってくるのですね。


ヴィッラ・ルーフォロ入り口

矢印が切符売り場・2013年12月現在入場料は5ユーロ


ラヴェッロは、アマルフィ海岸を望む景観の美しさと町の静寂さから、かつて芸術家たちが好んで創作活動や保養のために訪れていたそうですが、こうして実際に現地に立てばその理由も成る程と頷けます。


ワーグナーが滞在したというルーフォラ荘の建物内


ラヴェッロのバス停で降りたあと、帰りのバスの時刻を確かめると1時間半後に便があることが分かったので、小さな場所だしそのくらいの時間があれば町の散策には十分だと思いました。同じバスに乗って来た他の乗客も見知らぬ同士ながら互いに時刻を確かめ合ってそれぞれ町の中に消えていきました。


ルーフォロの展望庭園からアマルフィ海岸を望む


私はまずドォーモにと思いましたが、残念ながら閉まっていて、その横にあるルーフォロ荘に入りました。高台から見下ろす海岸はもう絶景。季節になればこの庭園に様々な花が咲き乱れて見応えがあるのだそうですが、春が来れば今植えられているパンジーもさぞかしと見とれていました。


チンブローネ荘の展望台


昔の貴族が残した館と繁栄していた時代を偲びながら、次の見どころ、チンブローネ荘に行こうと、持参した観光案内を読むと、どきっ。なんとその道のりは遠いと書いてあるではありませんか。ラヴェッロは小さい町で短時間に簡単に見て回れるものだと思っていたので少々焦りました。

実はバスの時刻表はよく分からない表記があってちょっと心配だったのです。こんな片田舎に取り残されると交通の便はバスしかないので身動きが取れません。どうしようかと思案しましたが、ここまで来て諦めるなんてなぁ…もう二度と来ることはないだろうに…通りがかった住民らしき人に聞くと、チンブローネ荘まで歩いて15分だといいます。それも坂道や階段を上ったり下ったりするそうで…


こんな石畳の道を走り、駆け上がり~ハアハアゼーセー


それでも15分ならと即刻決断してチンブローネ荘に向かいました。お天気もいいし、ほんとならゆっくり散策すべき場所なのでしょうが、いかんせん、動くのが遅すぎた。もっと早起きをして午前中に訪ねないと…と懲りぬ反省もしながら^^;。


確かに来たぞーチンブローネ~☆


ここから見る景観も絶景です。空と海がつながっているみたいと独りごちながら眺めていましたが、気がつけばバスの発車時刻までもう20分を切っています。たった一枚の記念写真を撮って来た道を猛ダッシュ。7ユーロも払った入場券売り場のお姉さんが、滞在時間の短さにあきれ顔で見送っていましたが、こうまでしたのだから何としてもバスの時刻に間に合わせないとと私はもう必死でした。ところが…



皆で頭をつきあわせ…ない知恵を絞る


バスの発車時刻、5分前にバス停に着いたのに、バスは待っているどころか人影もなかったのです。まさか、時間を間違った?まだバスは来ていない?イタリアだもんなぁと自問自答していると、二組のカップルがやってきて、私にバスの時刻を聞いてきました。私は時刻表を指さしながら「14時発だと思いますが…」と答えると、それぞれそうだよね、と頷いています。でもね…バスがいないのよ…とこれまた皆で同調する…^^;


タクシーの運転手だという男性がやって来て…

「バスはもう行っちまったぜ」

「タクシーに乗らんかね~」


う~ん…見ればタクシーとはいえ、ワゴンタイプの車で、どうも私たちみたいにバスに乗り遅れた観光客を相手にしている風。しきりに乗ることを勧めて来ます。

実はこのバスの時刻表のややこしさは、アルファベットで表記されたバス運行の印にあります。Fは仕事のある日。Hは祭りの日、Gは毎日運行、Sは学校のある日、Nは学校のない日、唯一数字6は土曜日だという意味のようなのですが、今日は土曜日なのにその印の付いた時間がないのでした。

私を含めた5人があーでもない、こうでもないと、片言の英語とイタリア語で話しあいましたが、確たる答えは出ません。そのうち、件の男性が再びやってきて、一人5ユーロにするからと料金を提示してきました。私はもう面倒になってきて、「PrendIamo」(乗りましょう)と言ったのですが、女性たちは賛成したものの、男性は承伏出来ない様子でまだ時刻表を眺めています。

そうこうしていると、地元の人が通りがかり、私たちに次のバスは15時半だよと教えてくれたのです。時刻表にはない時刻…にわかには信じがたくて私たちはほんとかしらんと一様に同じ顔をしていたと思います。

やがて、一台のバスがやって来たので乗れると意気込みましたが、そのバスはアマルフィに行くバスではありませんでした。それでも男性陣がバスの運転手に正しい時間を聞き、やっと地元の人が言った時間で間違いないと胸をなで下ろしたのでした。


親切にあれこれ教えてくれた地元のアンドレアさんと


このあと、私も誘ってもらって近くのバールで時間をつぶしましたが、あとでよく考えてみると、このバスは、バス停に居る人を乗せるとすぐに出てしまうのではないか、発車時間まで待つことなく…と言う気がしてきました。だって私は5分前にバス停に着いたのは間違いないのだから。15時半前にやっと来たバスも、私たち5人を乗せたら何の躊躇もなくいきなり発車してしまいました。もしかしたら、又取り残された人が居たかもな。


アマルフィ海岸を回るSITA社のバス

わたしたちを無事にアマルフィへ戻してくれました

あたり前っか^^;


バスを待っている間に、私たちにいろいろと教えてくれたアンドレアさん、私は、半分くらいしか分からなかったけれど、ラヴェッロをどんなに愛しておられるかはよく分かりました。どうぞいつまでもお元気で。

同じ“境遇”でひとときをご一緒した皆さん、私一人ではどんなに不安だったことか。きっと2~3ユーロの道のり(皆バスの一日乗り放題券をもっています)を25ユーロ払ってタクシーに乗ったに違いありせん。お世話になりました。

アマルフィ海岸を走るバスの時刻に不安を覚えたら、バスの係の人に必ず聞いて下さい。詳しいバス会社の人がアマルフィのバスターミナルに居ます。広場の真ん中あたりに黒い斜めがけのカバンを下げた人です。あるいは、バスターミナルの真ん前のカフエがバスの切符を売っていますが、その売り場の人も聞けば発車時刻を教えてくれます。ちなみに明日日曜日は「H」(アッカ)の時間で間違いないと答えてくれました。これだけで安心できるのですよね。
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