トレッキアーラ城
降りたバス停からお城に行くまでに
写真スポットがあります
訪問者はきっと皆ここで撮影をするのだろうと思います
今日は私一人がお城を独り占めしました
写真スポットがあります
訪問者はきっと皆ここで撮影をするのだろうと思います
今日は私一人がお城を独り占めしました
■2018年12月28日(土)
パルマの郊外、生ハムの製造で有名なランギラーノ地区にあるトレッキアーラ城を訪ねました。ミラノから普通電車で約1時間半、パルマの駅から郊外のバス路線に乗ります。時刻表は前もってこのバス会社の公式サイトで調べてはいましたが、時刻表通りバスが出るのか、バス停はどこか、恐らく切符は近くにタバッキがあって、そこで買えるのだろうけれど、これらの詳しい情報は得られないままでした。
お城の内部
天井のフレスコ画にあんぐり口をあけています
何百年も前にしめった漆喰に描かれた絵が
こんなに色鮮やかで残っている
恐らく修復もされたのでしょうけれど
鮮やかな青は、パヴィアの修道士さんも
天国の色だと言ってたっけ
何百年も前にしめった漆喰に描かれた絵が
こんなに色鮮やかで残っている
恐らく修復もされたのでしょうけれど
鮮やかな青は、パヴィアの修道士さんも
天国の色だと言ってたっけ
案の定、FSの駅を降りた途端、右往左往することになりました。田舎町を走るイメージのトレノルド線のパルマの駅が、縦構造でこんなにおしゃれな駅舎だったなんて。まるでちょっとした地方の空港みたいでした。何しろ昨日は、出口に行くのに線路を渡ったものだから。
SALA DELLA VITTORIA
豪華で豊かな黄金の部屋
中には剥げかけた色薄いフレスコ画もありましたが
よく見ると、まるでギリシャ神話をモチーフにしたような
幻想的な描かれようでした
中には剥げかけた色薄いフレスコ画もありましたが
よく見ると、まるでギリシャ神話をモチーフにしたような
幻想的な描かれようでした
これらの部屋の対比は面白かったですが
修復部分には少々雑な部屋もあって
当時のままを再現し保存し続けるのは
ほんとに難しいのだろうと思います
修復部分には少々雑な部屋もあって
当時のままを再現し保存し続けるのは
ほんとに難しいのだろうと思います
Camera d'Oro
印象深い部屋でした
愛する者同士の紋章が彫刻されたテラコッタが
壁の下部一面に張りめぐらされていました
壁の下部一面に張りめぐらされていました
二人の愛の絆の深さを偲ばせますが
なんだか一気に気持ちが萎えました(笑)
でも・・・
ハートをあしらった紋章
領主ピエール・マリア・ロッシ-サンセコンドと
ビアンカ・ペレグリーニのこの二人
実は愛人関係のようで
ビアンカ・ペレグリーニのこの二人
実は愛人関係のようで
なんだか一気に気持ちが萎えました(笑)
ということは
このお城は二人の愛の巣ということになる
どこにもある話なんだけど
このお城は二人の愛の巣ということになる
どこにもある話なんだけど
周囲の人に尋ねながら、お城までたどり着きましたが、青空に映えるトレッキアーラ城を小高い丘の上に見た時には、一人でガッツポーズ!ついに来たと、要塞ではあるものの、どこかきりりとした、それでいて可愛い貴婦人のような佇まいに見とれていました。
朝のテレビの天気予報では、この周辺は曇り空で霧が出ると言っていたので、当たらなかった予報に嬉しい気持ちでいっぱいでした。パヴィアの僧院を訪ねた時のように、霧に包まれたままではお城の魅力も半減します。晴天でほんとに良かった。たとえ愛人同士が忍び会う為のお城であったとしても^^;
【余談】
※パルマでパンツ!
お城を見た後は、パルマの町を散策しました。小さなエリアに見所は詰まっているので歩くのも楽でした。ショッピング街をキョロキョロする私の目的は、お土産を買うこと。あったー!intimissimi uomo。イタリアに来るたびに買って帰るのですが、実は男性用の下着です。夫が言うにはとても履き心地がいいのだそうで・・・
パンツ三枚買うと一枚おまけしてくれます
昨年もそうでした(^^)
昨年もそうでした(^^)
パルマの名産、生ハムを買わずにパンツ・・・お店のお姉さんに話すと、あっらーいいじゃない、生ハムは履けないもの~。確かに。と言うわけで、パンツもカバンに詰めて、帰る支度をします。明日の朝、帰国です。中国経由・・・トラブルが起こりませんように。