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イタリアより

滞在日記

オストゥーニへの行き方と2023年トレニタリアのCHECK-IN & BARCODE4.

2023年10月10日 | オストゥーニ

青空に映えるサボテン

真冬だというのにニョキニョキと…

オストゥーニの町にて

2022年12月21日撮影

ネットで予約&購入したチケットは、PDFファィルで送られて来ますが、と同時に、受信したメール本文を確認します。チケットを有効にするには、列車の出発予定時刻 (旅行当日の午前 0 時 1 分から開始) 前にチェックインを行う必要があって、先ずはメール内の「CHECK-IN & BARCODE」をクリックしてSelf Check-inの画面を表示させます。

「CHECK-IN & BARCODE」をクリックする

QRコードと共にSelf Check-inの画面が表示されたら、赤いクリックボタン「CHECK-IN」をクリックします。これでチケットが有効になるわけですが、更に[次へ] をクリックします。 

「NEXT」(次へ)をクリック

すると…
画面のQRコードが「緑色」に変わる

上記のように画面のQRコードが緑色に変わればチェックインが完了してチケットが有効になります。このデジタルのチケットは一度有効化すると、チェックインを行った列車のみに適応され、従って、途中下車して次の列車に乗車するなどはできなくなります。そうして何よりもこのQRコードを正しく表示できるパソコンはじめ、タブレットやスマホなどのデジタルデバイスを持っていなければならず、車内の検札時には緑色に変わった画面を車掌さんにみせなければなりません。現地でチケットを買う煩わしさから解放されはしますが、ネットで「普通列車」の切符を購入する際は以上の点が要注意です。

なお、この「普通電車」のデジタルチケットの「チェックイン」は、購入したチケットの発車時刻3分前までに済ませればよく、又、メリットとして何度でも買い替えが可能です。-raileurope参考-

2024年9月21日から上記の「事前チェックイン」は廃止になりました。

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オストゥーニへの行き方と2023年トレニタリアのCHECK-IN & BARCODE3.

2023年10月08日 | オストゥーニ

オストゥーニ大聖堂

狭い場所に身をすくめるようにして建つ

2022年12月21日撮影

バーリからオストゥーニまでレッジョナーレ(Regionale/普通列車・Regionale Veloce快速列車)と呼ばれる「普通電車」で行きましたが、このレッジョナーレに関して、鉄道会社のトレニタリアでは今季(2023年8月3日)ちょっとした改定がありました。正直、えっ???と声が出ましたが、ネットで購入した切符に限ってながら、事前に「チェックイン」(Self Check-in)をしておかなければならないというのです。

日本と違って切符を持っていなくても、プラットホームに入れてしまうイタリアでは、無賃乗車があとを絶ちません。その為の苦肉の策かと思うものの、イタリア国内でも高齢者など、スマホやタブレットを持たない人もいるのに、これはさすがに悪変だなぁと思わざるを得ないのですが…。私たち海外からの旅行者にとってもネットで普通列車のチケットを取ったなら、購入後もう一つプロセスがいる…

ブチブチ文句を言っても始まらないので、どのようにすればいいか、ちょっと書き留めておこうと思います。写真はネットからお借りしたものですが、以下のような手続きになります。

1.ネットで「普通列車」を予約&購入する
2.チケットがPDFファィルで送られてくる

上記は、「ローマ・ティブルティーナ駅からバーニ・ディ・ティボリ駅」までの「普通列車」の切符をネット購入した際に送られて来たチケットです。上記青枠で囲った文字「有効ではない」という意味の表示があります。イタリア語では「NON VALIDO」。次頁のCHECK INプロセスが完了しない限り、このチケットは無効のままです。

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オストゥーニへの行き方と2023年トレニタリアのCHECK-IN & BARCODE2.

2023年10月06日 | オストゥーニ

オスツゥーニの町の中心「リベルタ広場」

この辺りにバスは止まると思っていましたが…

2022年12月21日

FSオストゥーニ駅の目の前から丘の上の町へ行くバスにすぐに乗車でき、切符も運転手さんから買えました。2022年12月21日時点で車内で購入したチケットの料金は2ユーロでした。サイトに表示されている料金は、片道1ユーロとあるので、タバッキなどで事前に買えば1ユーロなのでしょう。運転手さんから切符を購入する私の様子を見ていた町のお年寄りは、私が手にした切符を指さして「e` caro…」(高っ)とつぶやいた理由が、のちにこうして判明したわけですが、まっこのあたりは仕方ない…イタリアあるあるですね。

バスが停まるVia G.Pissanell

黄色い四角:バス停

青色の矢印:中心街へ

バス会社:Stpbrindisi

時刻表

駅から発車したバスが到着した先は、いわば町の外側に走る道路脇でした。前述もしていますが、「ピッサネッリ通り」(Via G.Pissanelli)です。帰路も同じバス停から乗車して駅へ向かいましたが、2022年12月現在では、バスは町の中には入らず、駅からピッサネッリ通りを経て循環しているのだろうと思います。インフォにも尋ねてみましたが、同じ回答でした。ちなみにこのインフォメーションはとても親切で町の地図も無料で提供してくれました。バーリの案内所では外の看板に書かれているQRコードを読めっと言われたのと大違い。個人的にはこれまでの各地の「インフォ親切度&感じの良さ&プロフェッショナル度Best1」は、オストゥーニのまさにこのインフォです。

「リベルタ広場」の前

オストゥーニの町の公式観光案内所は

左側(青い囲み)です

-INFO-POINT OSTUNI-
Corso Giuseppe Mazzini,8
+39 0831 339627
info.ostuni@viaggiareinpuglia.it

※ひそひそ話…

右側のインフォは民間の観光案内所
評判は芳しくなく
訪れるべきはオストゥーニの自治体が運営する
左側の案内所です

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オストゥーニへの行き方と2023年トレニタリアのCHECK-IN & BARCODE1.

2023年10月05日 | オストゥーニ

オストゥーニ大聖堂のプレゼピオ

12月25日になると

飼い葉おけにキリストが置かれる

2022年12月21日撮影

2022年12月、バーリからオストゥーニという町へ行きました。プーリアの町巡りをするのに真っ先に候補に挙がった行先でした。「白い迷宮都市」という何とも魅力的なフレーズに引かれたわけですが、確かに丘の上に白亜の家々が立ち並び、町の中は狭い路地が入り組んで、まさにキャッチフレーズそのものでした。青い空の下に映える街並みを軽やかに散策出来たのは、何といってもお天気が良かったから。良い旅が出来る条件は先ずは晴天に恵まれることだといつもそう思います。

FSオストゥーニ駅

2022年12月21日撮影

バーリからは比較的行きやすいオストゥーニですが、FSのオストゥーニ駅から丘の上の町へ行くバスが少々不安でした。情報がとても少なくて、バスが一体どこに停まるのか、帰りのバス停はどこなのか、全く分からないままでした。どこの町も人が住んでいれば、間違いなく地元民の足となる交通機関はあるから何とかなる!と意気込みだけは人一倍抱きつつも、かつて何ともならず立ち尽くした経験がトラウマにもなっているのでした。

バーリからオストゥーニまで往復切符を買いました

打刻を忘れないように

オストゥーニ駅にも最新の自販機があります

順を追っての行き方は、バーリ駅からFSオストゥーニ駅まで「普通電車」で向かいます。ちっとも難しいことはありません。窓口あるいは自販機で「ostuni」までチケットを買う。電車に乗れば乗り換えもなく駅に到着します。オストゥーニは丘の上に広がる要塞都市なので、駅からバスで向かうことになるのですが、バスは駅前にやって来るので乗るだけです。しかしここで一つ目の不安。バスは町のどこに停まるのか見当がつきませんでした。町の中心地である「リベルタ広場」前に停車するだろうと安易に考えていたのですが…

丘の上の町までバスに乗る

バス停は駅の真ん前です

チケットはバスの運転手さんから買いました

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白い迷宮の町/オストゥーニ

2022年12月22日 | オストゥーニ

オストゥーニにて

2022.12.21撮影

バーリから列車に乗って約一時間。「白い街」として知られるオストゥーニを訪ねました。シーズンであれば、輝く太陽に照らされて、きらきら輝く真っ白な町が山の上に現れる、きっと感動の瞬間なのだろな…けれど今は真冬だし…という心配は無用で、晴天の青空に映えるオストゥーニは期待を裏切ることはありませんでした。

リベルタ広場

この場所にバスは停車する

と思っていたのだけれど

違った…

けれど、余りにも情報が少なくて、たった一つ案じたことがあるけれど、それも無事に行って帰ってくると結果オーライということになりました。その案じたこととは、FSのオストゥーニ駅から山の上のこの町を結ぶバスのこと。駅前に確かにバスはやってきたけれど、オストゥーニの町中の、乗り降りするバス停が推測していた場所と全く違っていたことです。一人でゆくイタリアは、いつだってこんな心配が付きまとう。

それでも、晴天の青空に恵まれて、白い迷宮に足を踏み入れれば、例によって、あっちへ行ってみよう、こっちへ行ってみようと時が経つのを忘れます。そろそろ疲れも出て来ているのに…

迷路に誘われて

そういえば、スマホに「ヘルスケア」というアプリがあるのですが、そのアプリに表示される連日の歩数を見てびっくり仰天。イタリア到着後、毎日15.000歩歩いているようなのです。自宅に体重43キロのでっかいワンコがいるのですが、その子を連れて歩く散歩でも、せいぜい5000歩ほど。ホテルへ戻って来ればクタクタになっているのも納得です。

恐る恐る

細い路地を抜けると…

というわけで、調子に乗らず、少しは我が身を労わろうと、禁断の誘惑に敢えて身を投じることにしました。このお話は又後日に。ちょっと引っ張ります。旅もそろそろ後半に入ります。プーリアは明日もお天気のようで嬉しいです。

余談

「ピッサネッリ通り」(Via G.Pissanelli)のバス停にやってきたバス

料金は片道⒉ユーロ/切符は車中で買えました

前述のバス停ですが、2022年12月21日現在、駅からのバスは「リベルタ広場」には停まりませんでした。帰路、駅へ戻るバスに乗る時も同様、降りたバス停から乗車しましたが、どうもバスは、チェントロ(リベルタ広場)方面には立ち入らないのではないかと思います。そのバス停の位置は、後日詳しくお話したいと思いますが、通り名でいうと「ピサネッリ通り」。町の人に聞くと、このバス停で乗り降りをして町と駅を行き来しているようです。インフォでも同様の説明を受けました。

コメント (4)
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