イタリアより

滞在日記

ベネチアへ

2012年12月28日 | チンクエテッレ

朝食を待っています(*^_^*)

矢印はニコレッタが一昨日くれた白ワイン、でも、あのぉ、栓がコルクなんですけど…
ハハハっ^^;

今、28日の朝7時です。今朝はこのホテルの朝食開始時間の8時にホテルを出るので、ニコレッタに朝食は断りました。すると、カプチーノとコルネット、果物を用意するから部屋で食べていけと言います。なので、今ナフキンを首からぶら下げて、ニコレッタが来るのを待っています(笑い)。

いつも朝寝坊する私が、旅行中は早く目が覚める、今朝も5時半起床。部屋を整えて、ティッシュで簡単に掃除をして準備万端。イリア語では、このようなとき、「ペルフェット!(完璧)」と言います。はい、私も良く出来ました、ペルフェット!!


ベネチアまでの切符は昨夜買っておきました


ピサ経由です。そう、あの斜めに立っている塔で有名な…あっ衝動的に途中下車は避けたいと思います。


ホテルの入り口の階段


朝食が終わったら、カバンを引いて、抱えて、この階段を下りて、そして駅でも、カバンを小脇に抱えて乗り換え~、またまた体力勝負です。今日も一日頑張れ、私!!
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モンテロッソの情報

2012年12月27日 | チンクエテッレ

部屋のWiFiスポットを見つけました(^^)


先にご紹介したように部屋のWiFiが効かないからニコレッタのデスクを使わせて貰っていましたが、お仕事の邪魔になってもいけないと思い、もしかしたら、部屋のどこかでWiFiが使える場所があるかも知れないと、パソコンを頭にのっけてみたり、肩にかついでみたりしながらスポットを探してみました。すると、ビンゴ!窓のそばでWiFiのランプが付きました。但し、ここから少しでも動かすと通信が切れてしまう…でも取りあえず部屋でゆっくり通信が出来るのは嬉しいです。特に鉄道の時刻表を確認するのと、主人に生きている確認メールをするのに役立つので助かります。いつ切れるかとヒヤヒヤもしますが、そのときはその時のことで。



イカスミのタリアテッレ


そうそう、モンテロッソのレストラン情報です。ニコレッタから美味しい店だと教えてもらったリストランテに昨晩行ってみました。ホテルからすぐのところにあるので、夜でも行きやすいです。そして、このパスタにはうなりました。こしがありながらスルスルと口にはいっていく、海の香りもほんのりして、それでいてしつこさがありません。日本のイカスミパスタのようにお歯黒にもならない。メニューには、イカスミは自家製とあります。



乾杯~一日よく歩きました、お疲れ様でした私!(*^_^*)


昨日のお昼は、トイレ利用のバールでチョコシューとカプチーノを飲んだだけだったので余計に美味しく思ったのかも知れませんが、地元の人が次々やってくるのとニコレッタのお勧めなので間違いのないお店だと思います。



エビのグリル


レモンをかけると風味が増してシンプルな味なのに絶品でした。このお店のスタッフのお勧めの一品です。食後のデザートに私の好きな「アッフォガード・カッフェ」(コーヒーの中にバニラアイスがおぼれている意)も頼みましたが、お腹がいっぱいなのにすんなり胃に収まりました。いやぁ食べ過ぎ!でもきっと今夜もこのお店に行くと思います(*^_^*)


お店の名前は「AL POZZO」(アル・ポッツォ)多分、洞窟という意味かな。それっぽい店内でした。行き方は、モンテロッソ駅を出たら海を正面に左の道路を行きます。トンネルがありますので、そこをくぐります。すると広場に出ますが、その広場を右に見て次にある広場ガリバルディ広場へ。そこで地元の人に聞くと教えてくれます。私がややこしい説明をするより、その方が正確にたどりつけます。なお住所は、Via Roma24 TEL+39 0187 817575です。モンテロッソにこられたら、町の中心なので是非訪ねてみられて下さい。


ガリバルディ広場


昨日の朝は雨模様でしたが、夜は綺麗なまんまるいお月様が出ていました。そして今日はなんとか晴れそうな気配。今27日の朝、午前9時を過ぎました。上の写真の黄色い点は、昨夜駅から私が歩いてホテルまで帰った足跡です。今日も今から少し遠出をするので、帰りはこのようにポツポツと…(^^)

又お月様が出ていたらいいなぁと思います。
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5テッレ巡り/マナローラのプレゼピオ

2012年12月26日 | チンクエテッレ

マナローラのプレゼピオ

私のぼろいコンデジでは、これが限界でした


今日一日掛けて、チンクエテッレの5つの町を全て回って来ました。チンクエというのは、イタリア語で数字の「5」の意味。ジェノヴァからだと、モンテロッソ、ベルナッツァ、コルニッリョ、マナローラ、リオマッジョーレと海岸沿いに村が並んでいます。この5つの村がその景観の素晴らしさから世界遺産に登録されていて、中でも、今回私が一番訪ねたかったのは、マナローラという村、その村の山の頂上に飾られているプレゼピオをこの目で見たかったのです。


横の建物の壁がちょっとばっちいけれど…


ネットのわずかな情報を頼りにマナローラ駅に着きましたが、近年、このプレゼピオが少しづつ知られて来ているようで、沢山の人が山の方へ歩いて行きます。念の為、この村に住んでいると思われる人に道を尋ねると、やはり皆さんが行く方向で間違いのないようでした。

マナローラに住むお年寄りが、暗い村にまるで灯びを点けるように、たった一人で始めたクリスマスの飾り付けが、今やこんなに増えて世界中の人が訪れるようになっている…もしかすると最初は村の人たちから白い目でみられたかもしれない、それでも村を少しでも明るくしようと続けていた…勿論私の推測でしかありませんが、山の頂上にキラキラと輝く可愛いプレゼピオは、このお年寄りの気持ちを思うと感動でした。クリスマスのこの時期だけの風景だけに私には良い機会でした。

マナローラ駅からの行き方は、駅を降りて、ひたすら山の上にある教会を目指します。結構きつい坂道ですが、教会の真ん前まで頑張って歩いて下さい。写真にありますが、教会前のわずかな空間からだけ、全てのプレゼピオが望めます。

その他の町も、さすが世界遺産、こんなにお天気が悪くてもそれぞれに息を飲む景観でした。楽しい出会いもあって、又追々に記して行きたいと思います。そうそう私が滞在しているモンテロッソの村に、昨年訪ねたアッシジのフランチェスコが居ました。これも坂道を上がった小高い山の上にある像ですが、やさしいお顔で犬に何かを諭しています。動物も愛したフランチェスコ、何を言っているのでしょうね。私はこの場所からなかなか離れられずいました。



小高い丘のてっぺんにフランチェスコを見つけました




「下界に帰りなさい」と言ってくれていたらいいなぁ…


■お詫びとお願い
スマホのSPモードにどなたからか、いくつかのメールを頂いているようです。すいません、データ通信料がばからしくてメールを受信しないように設定しています。もし宜しければ、alalalpha525@yahoo.co.jpに再送していただけないでしょうか。フリーアドレスなのでパソコンで受信できると思いますm(_ _)m
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モンテロッソ・アル・マーレにて

2012年12月26日 | チンクエテッレ

ホテルの私の部屋


昨日はホテルに来たばかりで、チェックインもなしに、たった一人、放っておかれた状態でしたが、一夜明けて、このホテルの形態が少し分かってきました。多分、レジデンスというのでしょうか、上の写真の矢印が私の部屋で、その向かい側の部屋がフロントと食堂、そしてあと3部屋ある部屋になっています。私にはこの二つの部屋の鍵を渡して自由に入っていいということでした。


食堂でオーナーさんが朝食を作ってくれています(^^)

朝は、8時から食事です。10時までOKということでしたが、早く済ませてあげないと片付かないと思うから、時間通りにテーブルに座りました。ここが主婦の顔をのぞかせる私です(笑)。


今朝のお食事


楽しそうに鼻歌を歌いながらオーナーさんは支度をしてくれています。話し好きで陽気なマンマという感じ。できあがったオムレツは少し焦げてはいるけれど、中にチーズがとろりととけて美味しかったです。キウイは家の庭で採れたのだとか。甘くて良いお味でした。今、私は、昨夜の衝撃からすっかり立ち直り、今まで経験したことのないホテルライフを楽しめそうで嬉しくなっています。



彼女がオーナーさんのニコレッタ。私を自転車で迎えに来た人、そして私を残してさっさと帰って閉まった人(笑)でも話をしてみると明るくて気の良い女性です。私に分かりやすい言葉でゆっくり話しかけてくれるので意思疎通がちゃんと出来る、こんなところがこのホテルの評価につながっているのかもしれません。

私が食事するときに、手を合わせていただきますと言ったので、それは何か、紙に書いてくれと言いました。そして、教えてあげたのが…
 
・Prima mangiare → itadachimasu
・Doppo mangiare → gocisousamadesita

でした。ニコレッタは一生懸命口に出して練習していました。日本語は難しいといいながら。いやいやイタリア語の方がもっと難しいです、と勿論私は答えました。ニコレッタにブログに乗せてもいいかと聞くと、快く了承してくれましたので写真をご紹介します。


受付カウンターなんだけど…^^;


そして、私の部屋にはwifiが入らないからと、このカウンターでパソコンをするように提供してくれました。全館wifi無料とネットでは謳っていたけれど、これも仕方ないですね。少し小さくなってパソコンしています。そうそう、今夜日本人がこのホテルに来るのだそうです。どんな出会いになるか、楽しみです。

今、こちらは26日の朝、9時になりました。これからチンクエテッレを回ってきたいと思います。残念ながら外は雨が少し降り始めています。やっと百均のビニール傘の出番です(*^_^*)。
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モンテロッソへ

2012年12月25日 | チンクエテッレ

サンタ・マルゲリータ・リグレ駅前より


今回の旅行の一番の目的は、世界遺産にも登録されている「チンクエテッレ」を訪ねることでした。ジェノヴァから鉄道の移動で、同じ路線上にあるカモッリに行き、そしてその隣駅にある、サンタ・マルゲリータ・リグレにも途中下車しました。切符は6時間有効で、その時間内であれば途中下車が出来るのです。



S・マルゲリータ・リグレの海岸


相変わらずの曇り空。お天気ならなぁ~



ポツンと一人で居ます、私とカバン…


実は、この駅に着いたとき、衝動的に飛び降りたのですが、迷っていた訳は、町を散策しようにも、荷物を預ける場所がないのです。この町は、ポルトフィーノという世界中のセレブがバカンスを楽しむエリアへアクセスできるのですが、荷物を持ったままだと躊躇してしまうのも事実で、私もその例外ではありませんでした。でも、もう二度と来ることはないかもしれない、本当はそのポルトフィーノまで足を伸ばしたかったのですが、せめてこの町だけは見ておきたいと思ったのでした。


レストラン「パルマ」

矢印のテーブルに座りました(*^_^*)

もしかしたら何とかなるかもしれない、レストランで食事をして、荷物を預かって貰おう、私の小さな脳みそはフル回転、開いているレストランを探し始めました。しかし、25日のクリスマス、イタリアではほとんどのお店が閉まってしまいます。やっと開いているレストランを一軒見つけて入りました。中は予約のお客さんでいっぱいでしたが、一人が幸いして、入店できました。



意外に美味しかったエビとズッキーニのリゾット


お水とサラダとリゾットで27ユーロでしたが、30ユーロ支払って「お釣りは取っておいて下さい」と定番の挨拶をしながらその代わりに、荷物を預かってくれるようお願いしてみました。すると、午後3時で店を閉めるから、それまでに取りにくるならという条件付きで了承してくれたのでした。


カバンを預かってもらいました


私はもうご機嫌になって散策を楽しみました。わずか1時間半ほどの間でしたが、同じリグーリアでもカモッリと違う雰囲気を感じながら足取り軽く…



S・マルゲリータ・リグレにもあったコロンブスの像


これから起きることをまだ知らずにいた私です




モンテロッソのホテルの部屋

立ち尽くしています

S・マルゲリータ・リグレ駅から、再び列車に乗って一時間、ジェノヴァから行けばチンクエテッレの最初の町、モンテロッソに到着しました(プチトラブルは又ご報告ししたいと思います^^;)。ホテルの場所を町の人たちに聞きながら歩いていたら、後ろから自転車に乗った女性が、私の名前を呼ぶのです。びっくりして立ち止まると、なんと私が宿泊するホテルの、多分経営者…ガラガラ石畳を大きなカバンを転がしながら歩いていたから分かったのでしょう、私の到着が遅いからといって、駅まで迎えに行ったというのです。

でも、まだ午後の4時なのに…

聞けば、今日はクリスマスで家に帰らないといけない、だから私の来るのを待ちかねていたとか。ホテルは、マンションのような階層のワンフロアで、5部屋ほどあるらしいのですが、私は、ネットで一番評価の高かったこのホテルを選んだだけで、ごく普通のホテルだと思い込んでいたのです。

この女性は、とても急いでいて、私を部屋に案内すると、明日の朝はここに戻ってくる、食事もちゃんと作るし、心配いらないと、そう言い残して出て行ってしまいました。私はもうあっけに取られたというか…自転車で迎えに来て、鍵を渡して出て行ってしまった…今、ちょっとめまいが…
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