イタリアより

滞在日記

イタリア鉄道のネット予約 4.

2014年12月19日 | イタリア鉄道のネット予約


上記が、メールの添付ファイル(PDFファイル)で送られて来た“切符”です。これを印刷して、検札の時、車掌さんに見せます。この文書の中で一番大切なのが「PNR」ですので、念には念を入れて手帳にでもこの番号を書き留めておくのもいいかと思います。印刷した文書を見せなくても、このPNR番号さえ車掌さんに告げればいいので、くれぐれも無くさないように。旅行先では、思いがけないトラブルがあって、バッグに入れたはずの切符がないとか、ホテルにうっかりと置いてきたなど、普段は起こらないようなことが起こります。あっこれ、私のことです^^;バーコードの付いたこの“切符の詳細”が実質切符になりますので大切にして下さい。

ちなみに・・・



上記がメールの本文ですが、これはチケットにはなりません。表記にある通りあくまで「注文の確認証」ですので、この本文を打ち出して持参しても切符として認められないので要注意です。なお、メールは、決済が完了すると同時に送られてきますのですぐに受信して下さい。メールの件名は「Il Tuo Biglietto Trenitalia」、差出人は「Trenitalia」となっています。

さて、支払いが完了したのにもかかわらず、メールが来なければどうするか。決済が終わったにもかかわらず切符を受け取ることが出来なかったら、「トレーニタリア」が海外のサイトだけに、少々パニックにもなりかねません。こんな時、前項でお話しした「Codice di recupero」の出番です。

■メール(切符)を再送してもらう


1.先ずは、トップページの黄色で囲った部分「Modifica il biglietto」をクリックする



2.次に開いたページの「Recupera il viaggio」をクリックする

※ちなみに日時の変更やキャンセルなどはこのページからアドレスとPNRを入力して変更する

(但し変更可能なチケットのみ可)



3.上から、購入した時の「名前」「名字」「Codice di recupero」を入力して「cerca」を押す


すると、しばらくして、ページが切り替わり・・・


4.上記のように予約の際入力したメールアドレスが表示されているので、確かめて右端の「Invia」を押す。

これで、予約した切符が再送される。

他のアドレスで受信したいときは、そのアドレスを直接入力して「Invia」をクリック


このサイトで切符を購入する(予約)メリットは、なんと言っても「エコノミー」や「スーパーエコノミー」の安い切符が手に入ることですが、考えることは誰もが同じで、このような切符は売り出されると同時にあっという間に売り切れてしまいます。現に、今回シミュレーションしたフィレンツェからボローニャの切符も二等車のエコノミーやスーパーエコノミーは、すでにありませんでした。半額近く安くなる切符は、例え一人分でも魅力たっぷりで、旅程が確定したなら是非ネット予約でリーズナブルに切符を手に入れて下さい。今回、一等車の席が二等車のエコノミー料金で購入できたのはラッキーでした。ちょっと心が弾みます♪。

シミュレーションしたこの切符の予約は、2014年冬の一人旅、私の旅の切符です。今年も又イタリアへ行ってこようと思います(*^_^*)
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イタリア鉄道のネット予約 3.

2014年12月18日 | イタリア鉄道のネット予約

「注文の概要」(上部)と決済の画面


いよいよ決済になります。この画面の上部は、「注文の概要」となっていて、今購入している“店名(トレーニタリア)”や購入した“商品番号”、そしてその商品の“料金”が明記されています。それらを確認して支払いになりますが、ここでも、ゆっくりとでも、出来るだけスムースに入力していきます。

1.カードの所有者の名前
2.名字
3.カード番号
4.カードの期限
5.カードのセキュリティコード

以上を入れて次に進みます。


確認画面


入力したカード情報の確認画面が出てきますので、間違いがなければ、右側の「Conferma」(確定)を、変更があれば左側の「Modifica」を押して入力し直します。



ここでは、三井住友ビザカードを利用しましたので、前頁でも触れた「Vパソ」のパスワードをいれます。入力をして次へ。



決済画面が消えて、しばらくすると、承認された証しに上記のような画面に切り替わります。これをOKしますが、ここからが大切です。この画面には「Codice di requpero」という直訳すれば、「取り戻し番号」が表示されているのですが、万が一、決済されたのに切符が送られて来ないなどのトラブル対処のために、この番号を控えておく必要があります。下方に赤色で囲まれた「Stampa」(印刷)がありますので、これをクリックして印刷しておきます。



イタリア鉄道のネット予約では、予約が無事に完了すると、メールの添付ファイルで切符の代わりとなる予約表が送られて来るのですが、たまに、決済が済んでいるのにメールが来ない、受信しても添付ファイルが付いていない、というトラブルがあります。そんなときの対処に、「Codice di requpero」というこの番号が必要になります。ユーザー登録をしていれば、ログインして自分の予約した切符が即座に画面で確認できるのですが、ユーザー登録をしていない(出来ない)私たちが、購入した切符を“取り戻す”ためには、この番号が唯一の手かがりになりますので、必ず番号は控えておいて下さい。



上記が印刷した文書になります。上の赤い囲みが「Codice di requpero」、右下がCP(Codice Cambio Prenotazione 予約変更コード)です。前述したトラブルが起こった時、このコードがいかに大切か、又その利用方法を次頁で説明したいと思います。
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イタリア鉄道のネット予約 2.

2014年12月17日 | イタリア鉄道のネット予約


さて、本来なら二等車の「エコノミー」が安く、更に最安値で売り出されるのが「スーパーエコノミー」という切符なのですが、残念なことに今回は両方とも売り切れ(Esaurita)でした。この列車では、エコノミー料金が15ユーロ、スーパーエコノミーが13ユーロなのですが、幸いなことに、一等車のスーパーエコノミーがありましたので、この席を選ぶことにしました。二等車のエコノミー料金と同じなら良し!ですね(^^)

このあと、下方に座席を選ぶ箇所があるのですが、デフォルテは「ASSEGNAZIONE AUTOMATICA POSSTO」(機械で自動的に割り当てられる)になっています。今回は、一人分の席だし、この自動で割り当てられる、で予約をとりますが、この選択欄に気付かず飛ばしてしまうと、デフォルテのまま、機械が自動で席を割り当ててしまいます。ご夫婦やお友達やご家族など、並んで、あるいはごく近くに席を取りたい時は、以下のように、「席を選ぶ」にポチを入れて下さい。自動で割り当てられた席は、今回のような変更のできないスーパーエコノミーの切符では、後から変えることは出来ません。結構見落とすことが多いので注意が必要です。


席を選びたいときは、上記のように「席を選ぶ」にポチを-☆

何もしなくて飛ばしてしまうと、デフォルテのまま、自動で席が割り当てられてしまう


「席を選ぶ」にすると、以下の画面が出て来ますので、空いている席を選択します。イタリアの車内では、自分の指定席に他人が座っていることがよくあります。指定席はあってないようなもので、皆さん、余り気にされません。もし席が離れてしまっても、変わって欲しいと頼めば結構気軽に変わってくれますので、思い煩わず、臨機応変に対処されたらいいと思います。これが、イタリアの“良い加減”でしょうか(^^)



席をポチッ


さて、画面、右端の赤い囲みのある、「CONTIUA」(続ける)を押して次へ進みます。


次の画面


次は上記のような「購入者情報」を入力する画面になりますので、以下のように入れます。(上方にある同じような欄「Passeggeri」には何も入れません。ここはユーザー登録している人の欄になります)
※トレーニタリアのユーザー登録は、基本的にはイタリアに住所がある人が対象ですので、以下ユーザー登録なしでの購入になります。

1.「Non Sono registrato 」(ユーザー登録をしないで購入する)に、ポチを入れる
2.名前を入れる(HANAKO)
3.名字をいれる(YAMADA)
4.受診できるメールアドレスを入れる(絶対に間違わないこと。間違えると切符を受け取れません)
5.クレジット支払いにポチを入れる

更に、下方にある以下、承諾事項に、承認のポチを入れる



Accetto le Condizioni Generali di Trasporto dei Passeggeri di Trenitalia

「私は、トレーニタリアの運送約款を承諾します」


以上、スムースに入力の上、右横の「CONTIUA」を押して次へ進みます。いよいよ決済です。

-次へ-
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イタリア鉄道のネット予約 1.

2014年12月15日 | イタリア鉄道のネット予約

イタリア鉄道「TRENITALIA」(トレーニタリア)のホームページ



■イタリア鉄道の切符の購入(予約)の仕方-2014年12月現在-

イタリア鉄道のネット予約・最新版(2015年度からサイトの仕様が変わりました)はこちらから

イタリアは、北から南まで縦横無尽に列車が走っています。発着時刻が遅れたりショーペロ(スト)があったりして、利用者は時に迷惑を被ることも多いのですが、それでも日本に比べると料金は安いし、乗りこなせれば本当に便利です。特にネットから予約すると基本料金の半額以下の切符もあって随分とお得感があります。以下は、2014年12月現在の最新のトレーニタリアの予約の手順です。

先ず、上記リンク先をクリックして、トレーニタリアのホームページを開けます。このサイトのデフォルト(初期設定)は、「LE FRECCE」(特急列車)、「Andata」(片道)になっていますので、その他の列車や往復の切符が購入したいときは、グレーの色で区分けされている「TUTTI TRENI」(全ての列車)あるいは、「Andata e ritorno」にポチを入れます。ここでは「フィレンツェ」から「ボローニャ」の切符をデフォルテで予約したいと思います。


乗車したい列車を検索する


1.出発駅「Firenze S.M.Novella」を入れる(アルファベットを入れ始めると候補が出て来ます。)
2.到着駅「Blogna Centrale」を入れる(同上記)
3.出発する日にちを選ぶ。
4.出発したい大体の時間を入れる。
5.「Adulti」(大人)に人数を入れる(隣のRagazziは、4歳~14歳対象の若者)
6.「CERCA」(捜す)をクリックする


列車の候補が出てくる


ページが切り替わり、希望する時間以降の列車が出て来ますので、乗りたい列車を選びますが、この一覧の右端には、今現在乗車できる最安値の料金が表示されています。


料金15ユーロの一等・「スーパーエコノミー」を選択


上記では、13ユーロの料金が最安ですが、Seleziona「▼」(列車の種類を選ぶページ)をクリックしてみてみると、この13ユーロのチケットは、「カルタフレッチャ」という会員専用のサービス価格で、会員でない一般の私たちは残念ながら購入出来ないのです。なので、15ユーロの列車を選ぶことにします。


最安値の料金13ユーロの切符は、会員価格・・・

残念だ(-_-;)


話は、前後しますが、列車を選んだあとは、上記に記したSelezionaのプルダウンメニュー「▼」をクリックして、車両を選択します。この列車では一等車と二等車があり、そそれぞれに切符の種類があります。「BASE」は、現地で当日販売されている基本料金。ネットで買っても現地で購入しても金額は同じです。「ECONOMY」と「SUPER ECONOMI」がそれぞれの条件下で安く購入出来るのですが、いずれも払い戻しやキャンセルが出来ません。詳細は、各チケット右横の(i)をクリックして確認頂けたらと思いますが、概要は以下の通りです。

1.「Base」切符の変更は出発時間まで無料で可。払い戻しも手数料のみで可>
2.「ECONOMY」同じ種類の切符及び同じ区間の列車で、日時の変更が出発の時間まで1回のみ可(有料)
3.「SUPER ECONOMI」変更、キャンセル、全て不可


「エコノミー」、「スーパーエコノミー」ともに売り切れです


以上のことを踏まえて、切符の予約をしますが、このサイトは、10分~15分、迷ったり考えたりして何もしないでいると、画面が固まったり、消えたり、あるいはトップページに戻ったり顧客サービスのページに飛んだりしますので、慣れないうちは、予めシミュレーションしてみるのもいいかも知れません。以前、「イタロのネット予約」で、前もって準備しておくこと、をお話しましたが、今回も同じ。トラブルを出来るだけ防ぐ為に、以下の準備をしておくと慌てなくて済みます。

1.乗車する日時、駅名、区間など間違わないよう、メモしておく。
2.列車の種類(一等車か二等車か、あるいは切符の種類を考えておく)
3.決済時のカード(JCBは不可)番号や期限、セキュリティー番号などを確認しておく。
  ※三井住友ビザカードはネットサービス利用時のVpass(ブイパス)の暗証番号の入力を求められる



決済時、三井住友ビザカードは、上記のようにVpass(ブイパス)のパスワードを入力する画面が出て来ます。


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コメント (6)
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