イタリアより

滞在日記

パレルモより帰国その4.

2020年01月19日 | パレルモ

椰子の木が生い茂るノルマン王宮前のボナンノ公園(ヴィットリア広場)
この公園を造営した当時の市長ボナンノさんの名が冠されている

幾度もこの場所を通りました



■2019年12月29日

パレルモからローマ・フィウミチーノ空港まで、アリタリア機は30分遅れで出発しました。初めて一人でイタリアに来た時は、空港の乗り継ぎが一番の不安要素でしたが、それは今も変わりません。後で考えると、大胆不敵な行動だった(でもその時は知らぬが仏)、と回想もするけれど、根は小心者のわたしです。

ローマ空港の乗り継ぎも、行くたびに経路が変わっていて、多分それは長い間の飛行場拡張工事の影響だと思いますが、出国・入国の審査も端折られて、大きな?が頭に点灯したことがありました(日本を出てイタリアに入国していない・・・イタリアから出国もしていない・・・わたしは一体何処へ~)ですね。

又、ある年は、臨時に設置された、どこなのか分からん不思議なゲートから、バスに乗って、しかも二度も乗り換えさせられて搭乗したこともありました。そろそろ落ち着いて欲しいと思うフィウミチーノ空港ですが、まだまだ新しいエリアの建設構想があるようで、またまた右往左往することになるのかと思うと、正直もう辟易だなぁ~と、ブツブツグチっていたら、ローマに到着です。


国内線エリア/ターミナル1.入り口
電光掲示板を確認する


前述もしましたが、イタリア国内の移動なので、フィウミチーノ空港では、国内線のエリアであるターミナル1にアリタリア機は到着します。今回は沖止めだったので、飛行機のタラップを降りて、このエリアまでバスが運んでくれました。皆ぞろぞろ降りてT1の建物に入ります。先ずは、ここでも電光掲示板で、次に乗るローマ~成田便の情報を見ます。結構ギリギリにならないと搭乗口は決まらないようなのだけれど、アリタリアの成田行きは、大抵Eのエリア20辺りなので、その心づもりをして歩いて行きます。


電光掲示板(左から)
14時55分発
Tokyo行き
AZ784便
搭乗エリア:E
ゲートは未発表 


いよいよ出国審査のエリアに入ります。以前初めてイタリアに行く友人から、出国審査や入国審査へはどうやってたどり着くのかという質問を受けたことがありましたが、自分が乗る飛行機の搭乗口に行く過程で、いずれも必ず通ります。実は、私も初めてのイタリア入国時に思った素朴な疑問でした。まさしく、今更聞けない・・・類いの問いなのだけれど、知らないことは知らないし、分からないことは分からない。


アリタリアの場合、大抵出発エリアはE20あたり
最終的には、この日、E19が搭乗口でした
まだまだ歩いていきます


そうそう、ここ数年で大きく変わったこともありました。パスポート審査です。これまでは、審査のブースで、ずらりと並んで、何やら恐~い雰囲気の係の人から一人一人厳しい(と感じる)チェックを受けていましたが、今は、ここでも器械で手続きをします。昨今、AIの研究が進んで、ロボットやコンピューターが人の作業を担うようになり、いずれ無くなる仕事として、その職業が順位付けまでされていますが、まさしくその一端を垣間見た思いです。さあ、これから帰国手続き~最後の関門、出国審査です。

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