オルタ湖湖畔のアッシエッタ教会
こうして、降車駅の一つ手前の駅名が分かれば、ほんとに安心です。これも前述していますが、イタリア人に尋ねても、その返答が正しいとは限らない。決して騙してやろうとか悪意とかがあるのではないですが、時折間違った情報を自信たっぷりに教えてくれることがあります。勿論地元の人しか分からない情報は聞くしかないですが、事前に調べて分かることは何でもリサーチしておくのが一番です。
オルタ・ミアジーノ駅を降りたら、左へ
さて、ミアジーノ駅に降りたら、駅を背にして左へ。というか、左にしか道は続いていないのですぐに分かります。突き当たり右手にこの駅周辺唯一のバールがありますので、そこから下へ下る坂道を降りて行きます。あとは、だらだらと道なりに坂道を歩いて行くだけです。
トンネルをくぐって、更に坂を下っていく
両サイドに時々民家のある、こんな道が続く
この日はお天気が良かったので救われましたが、もしも大雪にでもなっていたら、この辺りは結構な積雪になっていたことだろうと思います。ミアジーノ駅は無人駅なので、いざと言うときは上記にあるバールで、タクシーでも呼んで貰おう、事前にストリートビューでこのバールの存在が分かっていたので、そう算段していましたが、ちょっと甘い考えだったかも知れません。何しろクリスマス直前です。案の定24日はこの店は閉まっていました。
坂道を降りきったところにあるロータリー
駅から続く通りは、グリェル・マルコーニ通りといいますが、降りきった場所がロータリーになっていて、国道229線が交差しています。左側に上の写真のホテル、ヴィッラ・クレスピがあって、このホテルを左手にしてまっすぐ伸びている道路が、パノラーミカ通りといいます。この道をひたすら歩いて行く・・・
下方には、通りに付けられた名前のような絶景が広がる
シーズンであれば、あのロータリーのそばのインフォで、地図や湖畔に関する案内も様々に乞うことが出来るのでしょうけれど、いかんせん、オフシーズン、それもクリスマス直前で、インフォは開いてはいたものの中には誰も居ず、仕方ないので歩き始めました。事前に調べたことですが、町の中心まで徒歩で20~30分ほどらしいし、お天気もいい、そして荷物も一泊分の小さなバッグのみだったので、歩くことにも躊躇はしませんでした。春先からは、この場所から観光トレインが町の中まで走るのだそうで、タクシーも恐らくこの付近に止まっていることだろうと思います。
観光トレイン
冬場は休業中~
私が宿泊したホテル/道沿いにあって分かりやすいので選択しました
こうして、30分ほどでホテルに着きましたが(話が前後しますが、オルタには一泊しました)、行きも帰りも歩けたのはそれは晴天に恵まれたのと荷物がなかったからです。もし大きなスーツケースがあるなら、ホテルに車の手配を依頼することをお勧めします。
余談
フォクシーと
宿泊したホテルにワンコが飼われていました。名前はフォクシー。ダルメシアン5歳です。イタリアではこうして大きな犬にあうことが多くて嬉しくてたまりません。フォクシーは郵便屋さんが来ると吠えていましたが、私にはすぐになついてくれて、部屋から出ると尻尾をビュンビュン振りながら一目散にそばに寄ってきます。犬好きにはたまらない瞬間です。
ちなみに・・・
生後6ヶ月の我が家のワンコ~