聖堂前から
トリノの町とポー河を望む
2023.12.23撮影
列車の遅れもなく、無事にトリノに着きました。トリノの鉄道駅の正式名称は、「Stazione di Torino Porta Nuova」(トリノ・ポルタ・ヌォーヴァ駅)/略称:「Toirno.P.N」といいます。以前この駅に降り立った時には工事中だった構内は、随分と拡張され、駅舎もすっかり綺麗になって年月の流れを感じます。そういえば、あれから8年も経っているものね…と少々感傷的な気分にも浸りながら、先ずはバス停の確認です。
2023.12.23撮影
すっかり綺麗になった
「トリノ・ポルタ・ヌォーヴァ駅」
目の前の通りは
「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通り」
駅前はヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りといいますが、聖堂に行くためのバス乗り場は目の前にあって安心しました。「68番」のバスの行程も確認したし、これで間違いなく、聖堂へ行ける!あとは、当のバスに乗るだけで、半ば目的は達成か…と顔がほころんだのも束の間のことで、えっ?そういえば、バスのチケットはどこで買う?どこに売っている?
トリノの鉄道駅を出てすぐ前がバス停
駅前から乗った
「68番バス」では
22番目のバス停
「SASSI-SUPERGA」で下車
大抵、バス停近くにエディーコラ(新聞スタンド)があって、あるいは自販機で切符は買えると軽く考えていましたが、ない…切符売り場がない…券売機もないしエディーコラも立っていない。駅周辺をウロウロとしながら、道行く人にも聞いてみましたが、皆、一様に知らないというではありませんか。こんなに沢山の人がバスを待ち、乗車しているのに、切符売り場を知らない?
そっか…わが田舎町でも、今時バスに乗るのに紙の切符なんて使わないよねぇ…スマホのアプリか、イコカやスイカのicカード…。事前にリサーチしていなかったことを悔やみながら、「バスの切符売り場」を探し回る羽目になりました…