イタリアより

滞在日記

中国国際航空・エアチャイナに乗る!その7.-ラウンジにて-

2019年10月24日 | 中国国際航空

北京国際空港/ラウンジ入り口


■2018年12月21日

こうして、出発前は少々不安だった大連や北京の乗り継ぎも無事に突破して、やっとラウンジにたどり着きました。各地の空港のラウンジを利用しようとしても、時間に余裕がなかったり、ラウンジの場所が搭乗口から遠く離れていたりしては、利用するのは断念ということになりますが、なにせ7時間もの待機時間、ゆっくりと・・・というか、ここまで順調に来たら、時間あり過ぎかとこれまた身勝手で贅沢な言い分も口を突いて出てくるのでした。



取り敢えず、エスカレーターに乗ってラウンジの入り口へ。受付で航空券を見せて中へ入りました。オフシーズンでもある為、閑散とした雰囲気でしたが、それでも、そこかしこに旅行者は居て、思い思いのスタイルでくつろいでいます。その中の誰一人としてこの場所に新たに侵入した私に一瞥もくれないのがとても心地よかったです。



さてどこに座ってどう時を過ごそうか、一種異質な旅先でのこの空間は、実は貴重にも思えて来て、長い待ち時間もそう苦にはならないことにも気付きます。あ~一人旅ってやっぱりいいよねぇと独りごちながら、先ずは隅っこのテーブルに座りました。お腹も空いてきたので軽食を頂こうと思います。



フロアをぐるりと回ってみると、雑誌や新聞の置かれているコーナーには、ゆっくりと中国茶を頂く場所もあって、その他コーヒーや紅茶やケーキ&クッキー類のカウンター、各種の飲み物やおつまみはじめ、軽食コーナーや食事を提供しているエリアもつらなっています。これらの様子はなかなか充実していて、旅行前に知ったこのラウンジの評判が意外に良かったことにも合点がいきました。



ラウンジ内の端にセッティングされた屋台に、三人ほど人が待っていて、何かとみれば、麺をその場でゆがいて野菜や肉をトッピングしてくれるコーナーがありました。人が並んでいる店は絶対に美味しい、とここでも旅の鉄則に従って、わたしも注文することにしました。



その他、小籠包やお粥、ゆで野菜もお皿に盛って、いただきまーす!特段変わった味ではないし、ほっぺが落ちるほど美味、というものではなかったですが、ラウンジで提供される無料の食事としては上出来、うん美味しい!。向こうのテーブルに座っている二人組の男性は、トレーいっぱいにお皿を並べて、どれも大盛りです。件の麺もお代わりに立っているのには驚きました。そうそうこのフードのエリアは、見ていると、夜9時を過ぎた頃から閉じ始めます。そりゃそうよね、調理人さんはじめ、働いている人のことを思えば、当然です。但し、ラウンジ自体は、24時過ぎまで開いていました。



さて、食事の後は、持って来た本を読もうと思います。随分前に一度読んだサスペンス、書棚から引っ張り出して持参しました。誉田哲也さんの「ジウ」三巻。このシリーズに連なる新作が来年刊行されるので、原点となるこの作品をもう一度読んでおこうと算段したのでした。いいよねぇ~。時々コーヒーや紅茶を頂きながら読書が出来る・・・眠くなれば仮眠もして・・・とはいうものの、午前1時に出発するミラノ行きの飛行機に搭乗するまでの7時間は、さすがに長かったです^^;
コメント (2)
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