イタリアより

滞在日記

パルマにて.その1

2019年05月12日 | パルマ

ジュゼッペ・ガリバルディ広場

イタリア統一の功労者ガリバルディさんの像が立っています


■2018年12月28日

前述通り、トレッキアーラ城見学の帰りには、FSの駅まで戻らずバスを途中下車してパルマの町を散策しました。降りたバス停Piazza Chiaia (キアイア広場)から先ずはガリバルディ広場を目指します(と言ってもすぐです)。


水が流れていないパルマ川


右手に干上がっているようなパルマ川を見ながら歩きましたが、この川に水がとうとうと満ちているなら、この町の景観はどんなに変わるだろう、フィレンツェのアルノ川のように、散歩をするのも、もっと豊かな気分になるだろうにと水のない川を少々残念にも思いました。もっとも、この川はポー川を源流としているはずだけれど、ここまで水がないのは、この時期だけかも知れないし、この様子が常であるならば、アルノ川のように、時として氾濫する危険もないのだろうけれど…


パルマ駅行きのバスを見つけた!

バス停の後ろにタバッキがあります

切符は買える時に買っておきましょう
気付いたらタバッキが閉まっているということも


すぐの曲がり角を左折して、ジュゼッペ・マッジーニ通りに入ります。広場に続くこの辺りは、いかにも町の中心地という雰囲気で、バスや車の往来も激しい。見れば、駅行きのバスが頻繁に走っているので、ここからバスに乗ることに決めました。パルマ市内のリサーチはほぼゼロなので、こうして帰りの駅行きのバスの目処がたったことは安心でした。やっぱり交通の便のいい都会はいいなぁ・・・これがへんぴな田舎町だと、又、迷走、爆走、混乱etcなわたしになるところでした。

パルマの町で、広場といえば、このジュゼッペ・ガリバルディ広場のことをいうのだそうです。これから向かうドォーモにも広場は勿論あるのだけれど、“Dove la Piazza?”広場はどこですか、などと聞こうものなら、例え、“Domo聖堂”と後ろに単語を付けても、パルマの人は、きっとここへ行く道を説明する、それほど、ガリバルディさんの広場は、市民に浸透しているのでしょうね。そうして、ここを拠点にして市内の見所は展開しています。


ジュゼッペ・ガリバルディさん

ガリバルディさんの生涯を辿ると彼の妻は女傑であったようで
歴史の影に女あり~追求すると、又々妄想ストーリーが展開しそう


それにしても、イタリア中、どこに行っても、ガリバルディ通りやガリバルディ広場など、ガリバルディさんの名前を冠とすることが多いことか。イタリアを統一した彼の功績を思うと無理もないのだけれど、日本では、家康通りや信長広場なんて、聞いたことないものなぁ~しょうもないことをブツブツ独りごちながら、広場からカヴ゛ール通りへ入りました。あっこのカヴールさんもそういえば、イタリア統一の立役者。

-続く-
コメント (2)
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