ライトアップされたサンマルコ広場の鐘楼
昨日は、町の中を精力的に(笑)歩き回りました。去年どうしても分からなかった場所もやっと見つけ、もうご機嫌です(^^)。そうそう、夜にはサンマルコ広場の鐘楼に雪が降っているような動きのあるライトアップがされていて、クリマスの雰囲気を盛り上げていました。観光客もいっぱい。
本島対岸にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
訪ねた場所は数多いのですが、その中でも圧巻はサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼からの眺めでした。この教会は、「
見てくれー」とばかりの姿で、サンマルコ広場の対岸に立っています。昨年、ここにも訪れていなかったのです。
教会の鐘楼は75メートルもあるらしく、勿論エレベーターで上がります。料金は5ユーロでした。お天気がいいから、それはもう最高の眺めを目にすることができました。少しづつ日が暮れていくベネチアの町。いくらカメラのシャッターを押しても撮りきれません。ベネチアに行かれる方は、この鐘楼には是非上って下さい。ヴァポレットは「ザッテレ」まで行って乗り換えます。
鐘楼てっぺんから見えるサンマルコ広場
町を散策しているときに、沢山のわんこたちに会いました。地元の方や旅行者が連れるわんこたち、やっぱり頭のどこかにアルファがいるので思わず立ち止まってしまいます。
明らかに旅行者が連れるわんこ
「マルゲリータ、来いっ」「イヤです。もう帰りたいっ」
飼い主さんが叫んでいるこのわんこの名前は、近くにサンタ・マルゲリータ広場があるので、その広場の名前から付けたのかな。それならきっとご近所さんですね。飼い主さんとわんこのやりとりが聞こえてきそうで面白かったですが、この後、根負けして飼い主さんは来た方向へ戻って行きました。わんこの勝ち!!(^o^)
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ教会前で会ったゴールデン。
わんこの名前をお聞きすると、「セバスチャーノ」なのだとか。見るからに男の子。写真を撮らせて頂いていいですか、とお聞きすると、飼い主さんは、気の毒なくらいセバスチャーノに一生懸命にポーズを取らせようとしてくれました。写真を撮ったあと、「セバスチャーノ、チャオ~アリベデルチ(又会おうね)」と、私は挨拶したのに彼はぷいっと横向いて行ってしまいました^^;飼い主さんは、苦笑い~。そっか、さすがのイタリアでも無愛想なわんこがいるんだ(笑)。
やはり、サンポーロ地区で会ったわんこ。飼い主さんにお断りすると、見事なポーズを撮ってくれました。きっと何でも出来るわんこなのね。
話は変わって、クリスマスの私の食事ですが、昨年は日本からレストランに予約を入れていたので良かったのですが、今年は何も考えていませんでした。どうせならと、あの映画「ツーリスト」の舞台になった名門ホテル、ダニエリの中のレストランに、フロントから予約をお願いしました。ところが、やはりクリスマス、昼も夜も満席、取れませんでした。当たり前ですよね…^^;。
そこで、ホテルの近くに開いていたレストランがあったので、そのレスランの名前を余り期待もせずネットで検索してみました。すると一件だけでしたが、なんとこれがヒット。何でも海の幸のリゾットが美味しいのだそうです。行きました、行きました。お昼過ぎに直接レストランまで出向いて、夜の予約をお願いしてみました。お店の人は、しばらく考えていましたが、一人なら何とかなると、受けてくれたのでした。
くもがにのサラダ
海の幸のリゾット
やっぱり満席になったレストラン店内
「来るな~来るな~来んでもいいよー」と内心思っていたアコーデオン引き(笑)
このあと、しっかりお金を取られました(^o^)
でも、地元の人も沢山居て、又、オーナーさんが愉快な人だったので店内とても和気あいあい、みんなで手拍子したり歌ったり、とても楽しいひとときでした。こうした旅先ではやはり自ら「動く」ことが大切ですね。ホテルでじっとしていては思い出は生まれない、例えそれが失敗だったとしてもそれはそれで後から懐かしい出来事に姿を変える。
という訳で、これから、ガラスの島、ムラーノ島まで出かけます(^^)。今、ベネチアは、朝の九時。今日も晴天です。
あっ件(くだん)のレストランの名前は「ダ・ブルーノ」
お勧めできます。
くもがにサラダ 18ユーロ リゾット 19ユーロでした。